おしんあらすじ115話116話大震災後に竜三は佐賀に帰ると言い出すがおしん拒否!

おしん

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2019年8月12日、13日の再放送115話116話の内容です。

 

<おしん115話116話の簡単あらすじ>

地震で新しい工場も崩れてしまったことを自分の目でみた竜三は放心状態です。

 

そんな状況でも的屋の健さんが生活に必要なものを揃えてやって来てくれるのでした。

 

そしてふじも加賀屋の若い衆を連れてやってきてくれます。

 

おしんが食事の準備をしているところに竜三がやってきて佐賀に帰るしかないと言い出したのでした。

 

<おしん115話116話のあらすじ>

 

大正12年9月1日の正午2分前、関東地方南部はマグネチュード7.9の大地震に襲われたのであった。

 

「そうか、、、やっぱり遭っちゃったのか関東大震災に、、、」

 

おしんと圭は公園に坐って話しています。

 

おしんは関東大震災にあっていたことを初めて聞いたと言う圭です。

 

思い出したくもないし話してもあの辛さは誰にも分かってもらえないからと言うおしん。

 

今までは生きるので精いっぱいで昔話しやこんな旅なんかする暇もなかったのだと、、、

 

そして、あの時はこの上野公園に逃げてきて3日ほど野宿したと圭に話すのでした。

 

「地獄だったねあの時は。色んな噂が流されて、、、富士山が大爆発したとか大津波が来るとか、今にも暴動が起きそうだなんて言いふらされて、その方が怖かった。後になって根も葉もない流言飛語だと分かったんだけど、、、」

 

火事もおさまった頃におしんと雄は竜三について田倉家があった場所を目指して歩き始めます。

 

黒焦げになってまだところどころ煙が立っている変わり果てた街並みの中で田倉商会もすっかり焼けていました。

 

 

竜三が工場の様子を見に行こうとしたとき、おしんを呼ぶ声が聞こえます。

 

たかとりつがおしんたちを心配して何度かここに来ていたのでした。

 

たかの店も壊れてしまったと言いますが先ずは無事を喜び合います。

 

そして工場を見に行くという竜三にたかは全て焼けてしまった事を伝えたのでした。

 

「そんな、、、あの工場が焼けてしまったって、そんなバカな、、、。あの工場はオイの命たい。そんなこと信じられん!」

 

竜三は引き留めるおしんの手を振り払って走っていってたのでした。

 

自分たちと一緒に行こうと誘うたかに源右衛門の骨を拾うまではここに居たいと家のあった方に手をあわせるおしんでした。

 

「あっ、いたいた!」

 

声が聞こえた方を振り向くとそこには的屋の健さんがいました。

 

「ここら辺はひどいって聞いてたんでよ、気が気じゃなくって。もしや火に巻かれたんじゃねえかって、、、誰が亡くなったんですかい?」

 

源右衛門が死んだことを知ると気の毒にと残念がる健さん。

 

でも竜三も雄も大丈夫だったことが分かって健さんは言います。

 

「そりゃいがった。もし無事だったら困っていなさるんじゃねえかと思って、色々持ってきたから、、、」

 

源右衛門の遺体には汚れたシートが掛けられています。

 

その前でしゃがんで手を合わせるおしん、たか、りつ、健さん。

 

そこに竜三がふらふらしながら戻ってきて雄をおしんに渡すなり源右衛門の遺体の前に座り込んでしまいました。

 

何を言っても無反応の放心した竜三。

 

その時、自分たちがどんな状態に置かれているのかが次第に分かってきたおしんでした。

 

その後も竜三の放心状態はなかなか癒えません。

 

おしんが鍋を掛けている傍らで健さんが雄をあやしてくれています。

 

「雄坊。雄坊は肝っ玉の太え子になるぞ。こだなとこでも平気な顔して寝てるんだから。なっ!」

 

それを聞いて雄の為にもここから立ち上がらなきゃと思うおしんです。

 

「佐賀へ帰ろう。それより他なか」

 

外から竜三の声がします。

 

おしんと自分だけならどんな苦労もできるが雄には可哀そう過ぎるから佐賀の実家に戻ろうと竜三が言い出したのでした。

 

何とかこの土地に工場を立て直そうと言うおしんにこれ以上は借金を増やしてまで頑張れないと言う竜三でした。

 

「私は嫌です!佐賀のお母様に、私は嫁と認めてもらっていない女なんでっす!」

 

大五郎が認めてくれているし雄が可愛いから時間がたてば清も認めてくれると言う竜三は佐賀に帰る方法を調べてくると言い残して出かけてしまいました。

 

呆然とするおしんに誰かが声をかけます。

 

振り返るとそこにふじが立っていました。

 

「『東京は地獄みだいだ』って聞いてたから、上野からここさ来るまでもう駄目かと諦めてたんだ。いがったぁ、、、夢みてえだ」

 

健が見知らぬ男に声を出します。

 

「何だお前は!」

 

男は加代がおしんを心配してよこした加賀屋の若い衆でした。

 

ふじは加代とくにから汽車賃までだしてもらったと言うのです。

 

それから若い衆は大きな風呂敷包みを差し出したのでした。

 

「消息が分がるか分がらねえか、、、んでもな、当座の物だけ持たしてくれたんだ。もし無事に会えたら、これがら要る物は何でも送るって。それがら、もし会えたらこれも渡してけろって、、、」

 

そう言ってふじは封筒を取り出したのでした。

 

加代は自分が行くつもりであったが周りから止められてしまったのだとふじが話します。

 

「おかみさん、お客人もあることだ。せめて足を伸ばしてゆっくりできるところへ。俺に心当たりあるから、、、」

 

健さんはおしんたちの住まいを捜してくれたのでした。

 

いろいろと世話をしてくれる健さんに感謝するおしん。

 

「もう諦めました。さっきもお話ししたように、佐賀へ帰ります。皆さんには本当にご迷惑をかけまして、、、」

 

佐賀に戻ろうとする竜三におしんは自分は絶対に行かないと言い続けます。

 

おしんは自分ひとりになっても雄を東京で育てる覚悟です。

 

「オレの始末はオレがする。母ちゃんにも、兄ちゃんにも面倒かけるようなことはしねえ。ほっといてけろ!」

 

しかしふじはおしんに雄のために佐賀で我慢しろと諭すのでした。

 

<おしん115話116話の感想>

 

おしんと竜三と雄は何と不運にも関東大震災に見舞われてしまいました。

 

地震とその後の火事ですべてを失ってしまったおしんたちですが、関わってきた人たちが何かと助けてくれましたね。

 

でも、被害が大きすぎて先の事を考えることもできません。

 

そんな状況でどうすべきかをずっと考え続けた竜三が出した結論は実家のある佐賀に戻る事でした。

 

おしんは佐賀では自分にとって地獄の様な日々が待ち受けている事が分かっています。

 

どんなことでも前向きに乗り切ってきたおしんが唯一拒絶しつづける佐賀。

 

でもふじは雄の為に我慢しろとおしんに言います。

 

おしんはどうするのでしょうか。

 


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