おしんあらすじ289話290-291-292-293-294【店危機から仁と道子が離婚危機へ

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2020年 3月2日から3月7日の再放送289話290話291話292話93話294話の内容です。

<289話から294話の簡単あらすじ>

 

おしんがひとつきの旅から帰ってきても大手スーパーの問題は解決していませんでした。

 

浩太は自分名義の土地を譲渡を再度確認しますがおしんは良いと言います。

 

スーパーたのくら17号店は大手スーパーの影響を受け危機的な状況になります。

 

そんな時に仁と道子が離婚すると言い出しおしんは反対します。

初子も希望も何とか田倉家を支えようと申し出ます。

 

おしんの仲介で話し合うことになった仁と道子。

 

ふたりは離婚せずに一緒にこの危機を乗り切ることにしたのでした。

 

<おしん289話から294話のあらすじ>

 

スーパーたのくら17号店のオープンの当日、おしんはひとりで家を出ていきます。

 

おしんは圭に自分の生きざまを語りながら山形、東京、佐賀、伊勢を周りひと月の旅をします。

 

そして、おしんは仁が田倉家をどのようにしたのかを確認するために家に戻ってきたのでした。

 

門の前で未だ『田倉』の表札がかかっているのを見ておしんは呟きます。

 

「おやおや、まだ頑張っていたんだね⁉やれやれ帰ってきた‼」

 

仁は元気なおしんをみて随分待っていたと言いますが、道子やあかねは不貞腐れた顔をしていました。

 

何もかもすべての問題が片付けられているだろうと想定して帰宅したおしんですが並木家は未だ大手スーパーへの売却はしていませんでした。

 

それが何故なのかおしんには浩太の真意がわかりません。

 

スーパーたのくら17号店の売り上げは順調に伸びていましたが巷では危機の噂が流れ始めていて、あかねの縁談が破談になったり銀行も見切りはじめたりしていたのです。

 

仁や辰則はおしんが並木家とうまく話をつけて大手スーパーへの土地売却を止めさせてくれる事を期待しています。

 

しかし道子はおしんには期待しておらず、うまくいったら街中を逆立ちして歩くとまで言うのでした。

 

時を同じくして浩太からも呼び出しを受けるおしん。

 

おしんが並木家を訪ねると浩太はおしんが戻るまで自分名義の土地の移譲を保留にしていたことを伝えられます。

 

仁から泣きつかれていたあおしんですが、浩太にはあらためて前言通りにして欲しいと言うおしんでした。

 

おしんは仁達のどん底を味わってからのやり直しに期待したのです。

 

「今ならばどんな境遇、どん底からでもやり直しができる、、、」

 

その頃、おしんとの旅を終えて圭はあらためて希望に加賀屋の再興を誓っていたのでした。

 

圭はおしんとの旅でおしんの生きざまと自分の中に流れる加賀屋の血筋に気が付いたのです。

 

おしんが仁たちの意向に逆らった事は明日になればすべてが明らかになるのをおしんは覚悟しています。

 

翌日、浩太は土地を大手スーパーに移譲しました。

 

道子はおしんに腹をたて、仁は大手スーパーと競い合う前に気持ち的に負けてしまっていました。

 

おしんに一縷の望みを期待していた仁は商売も上手く行かなくなって、おしんの世話もできなくなると言います。

 

それを聞いたおしんは誰にも世話にならないと宣言したのです。

 

その年の暮れ、大手スーパーが駅前にオープンします。

 

するとスーパーたのくらは予想通り閑古鳥が鳴く状態に追いやられてしまいます。

 

そんな状況で仁はおしんにスーパーたのくらをつぶしてしまったことを詫びるのでした。

 

スーパーたのくら1号店を開いてから30年が経過し、おしんの反対を押し切って全財産を投入して作った17号店は昭和58年の年末から極度の不振に陥っていまいました。

 

17号店の不調は続き銀行への返済や仕入れ先への支払いが苦しくなり不渡りを出すのは時間の問題になっています。

 

おしんはいよいよ来る所まできてしまったと、、、

 

他人からの信用を得られなくなってしまったからには、何も無い状態から出なおすしかないと思うおしんでした。

 

おしんは仁と辰則のお陰でスーパーたのくらの全盛期を見させてもらった事に感謝すると同時に今まで一緒に頑張ってくれた従業員に誠意を尽くして欲しいと頼みます。

 

17号店の不振は田倉家の歯車も狂わせ始めていました。

 

仁と道子が離婚することを決めていたのです。

 

それを聞いたおしんは家族全員が協力してスーパーたのくらの苦境を乗り切らなければならない時に離婚してはいけないと、道子に頭を下げてでも引き留めよと反対します。

 

しかし、仁は甲斐性なしの男に愛想尽かれたのだと自分を責めます。

 

初子も希望も道子に離婚せずに留まって欲しいと借金の返済にと自分たちの住居の権利書を差し出したのでした。

 

離婚後はあかねもみどりも仁につくとまで話が進んでいました。

 

切羽詰まった状態でしたがおしんの後押しでふたりだけで話し合いをすることになった仁と道子。

 

仁は道子に自分の本音を伝えます。

 

商売がうまくいかない状況なのに離婚にも応じない卑怯な男だと思われたくなかったので離婚話に応じたが、必ず再建するから一緒に居てほしいと。

 

その意気込みが聞きたかったと離婚したくないことを仁に伝える道子。

 

翌日、道子はおしんの部屋を訪れて夫婦の危機を救ってくれたことに感謝の気持ちをあらわしたのでした。

 

そんな道子に店舗のひとつやふたつは残るからそこからやり直せばいいと諭すおしんなのでした。

 

<おしん289話から294話感想>

 

獅子が自分の子供を千尋の谷に落とすように敢えて仁たちにどん底を味わえと鬼になったおしん。

 

全てを失ってもおしんが教えたかったものに気付いてくれた仁と道子ですね。

 

道を誤らなければ這い上がれると云う想い通りになって欲しいですね。

 

やっと田倉家がひとつになれたのかも知れません。


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