おしんあらすじ67話68話作造と庄司からふじを連れ出せず…浩太は刑事に

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

2019年6月16日、17日の再放送67話68話の内容です。

67話68話の簡単あらすじ:ふじの元に帰って東京につれていこうとするが足手まといになるから行かないと言い出します。作造と庄司に苦労させられてるにも関わらず… おしんは仕送りはするからせめてもふじにやさしくしてくれというしかないのでした…

<おしん67話68話のあらすじ>

 

祝言の日の朝、おしんは加代の文金高島田を気持ちを込めて結いました。

 

髪も結いあがり衣装も化粧も済んだ加代がいる部屋に加賀屋の家族が集まっています。

 

くにはおしんに起こしてもらい加代の花嫁衣裳を感慨気に眺めます。

 

「これで加賀屋も安泰だ。今まで苦労してきた甲斐があった‼」

 

加代はこの先は加賀屋の人間としてくにの恩に報いられるように頑張りたいと挨拶をします。

 

そして、恩返しできるまで長生きしてくれと続けたのでした。

 

でも、加代がすべてを投げうって恋焦がれた浩太が東京の部屋に戻ってきたことを伝えなかったおしんの心は重苦しいものでした。

 

加代は廊下へ出るときにおしんは裾をもちます。

 

東京にあるものはすべて捨ててくれと加代から言われたおしん。

 

自分の分まで幸せになってくれと言われておしんは作り笑いしか出来ませんでした。

 

祝言の準備が進められています。

 

おしんはくにの枕もとに膳を運びます。

 

加代には申し訳ないことをしてしまった。

 

くにはせめて婿になる人が優しい人であって欲しいと言います。

 

加賀屋に生まれていなければ店の身代よりも加代のことを心から思ってくれる相手と結ばれただろうにと、、、

 

祝言では加代と婿が並んで高台に坐っています。

 

心なしか加代がそっぽを向いているように見えたおしんでした。

 

膳の片づけをしているときに後ろから声を掛けられたおしん。

 

振り向くとおしんの加賀屋への奉公の話をもってい来たりきでした。

 

勝手口から外にでて話をするふたり。

 

りきはおしんの手紙をふじに読んで聞かせたと言います。

 

でもふじが郵便局で20円の金を引き出したことが作造に知られ取り上げられてしまったと言うのでした。

 

ふじはおしんへの手紙の代筆を頼まれていたが忙しくて出来ないでいたと詫びます。

 

また、ふじからは心配かけるから余分なことは知らせないで欲しいと頼まれていたけれど、作造と庄司には相変わらず苦労させれていると言うりきでした。

 

りきと一緒に村に戻ると言うおしんですが、りきがやめろと言います。

 

おしんはふじを東京に連れて帰るつもりだと言い出すのでした。

 

外で野菜を洗っているふじに声をかけるおしん。

 

しかし、ふじは作造と庄司に見つかるから逃げろとおしんを押し返すのでした。

 

そこに作造と庄司が帰ってきてしまいます。

 

囲炉裏端で話をする4人。

 

金が稼げるようになったなら仕送りをしろと作造は言います。

 

家の借金を返さないと庄司に嫁もこないと言う作造。

 

酒ばかり飲んでいるから返せるものも返せないと庄司をなじるふじ。

 

働いても働いても何も残らいと言う庄司。

 

いっそのこと家を出て工場で働きたいとまで言い出します。

 

出て行きたいなら出て行けと言うふじを作造は押し倒します。

 

「お前こそ出て行け!ろくすっぽ役にも立たねえのに、無駄飯ばっかり食らいやがって!」

 

ふたりとも出て行った後。おしんはふじを東京に連れて行くことを固く心に決めたのでした。

 

その夜、おしんはふじを東京に誘います。

 

でも、ふじはこの村に骨を埋めるつもりで、おしんの足手まといにはなりたくないと言うのでした。

 

さらに、おしんが独り身のときは未だ良いが、おしんの亭主に気をつかって暮らすのは嫌だと言うふじ。

 

おしんは作造のところに行って出来るだけ仕送りすると言います。

 

その代わり、ふじを大切にすることを頼んだのでした。

 

おしんがアテネの控室に姿をあらわすと女給たちが嬉しそうにします。

 

おしんは上野から土産物をもって挨拶に寄ったのです。

 

他の髪結いじゃ高いし駄目だと口々に言う女給たち。

 

「お金じゃないよ。見とくれよこの頭、今流行りか何か知らないけどさ、全然似合っちゃいないだろ?10も老けて見えちゃうんだから‼」

 

それを聞いて誰かが”どうせみんなサバを読んでいる”と言うと笑いがおこります。

 

「これからもよろしくお願いいたします。私ちょっとお金の要ることあって、これから精出してがんばらなきゃいけないんで、お客様あったらお世話下さいまし‼」

 

その後、加代の部屋に向かったおしん。

 

おしんが部屋の中を見回していると突然電気が消え誰かの手で口をふさがれます。

 

「おしんさん……。まさかおしんさんがいると思わなかった。いつ帰った?」

 

今日の夕方にとおしんが言うと浩太は窓際に近寄り隙間から外の様子をうかがいます。

 

大丈夫だとは思うがしばらく電気をつけないでと浩太がいいます。

 

おしんが何か作ろうかと聞くとすぐに出て行くから気をつかうなと浩太。

 

おしんは加代が無事に祝言をあげたこと。

 

浩太のことは加代には言っていないことを浩太に話します。

 

この部屋でゆっくりしてと言うおしんに間もなく東京を離れると言う浩太。

 

「もう会えないかも知れない。おしんさんを傷つけた償いもできなかった。許してくれ‼」

 

おしんは明日の朝に食事を持ってくると告げて部屋をでたのでした。

 

翌朝、部屋にくると既にもぬけの殻になっていて、ペンと置手紙が置いてありました。

 

「僕が愛用していた万年筆です。使って下さい‼」

 

それをしまおうとしたときに2人の男が入ってきました。

 

「高倉はどこへ逃げた? どこへ逃がした!」

 

おしんは彼らが浩太を追っている刑事だとすぐにわかった。

 

同時に自分が大変なことに巻き込まれた事を悟ったのでした。

<おしん67話68話感想>

加代は無事に祝言をあげましたが、浩太のことを伝えなかったおしんは重いものを背負ってしまいましたね。二度と足を踏み入れることはないと思っていた実家に戻ってふじを連れ出そうとしたおしんですが断られます。母親であるふじのおしんに対する気遣いですね。

浩太は常に追われる身になっていて加代の部屋は隠れ家だったんですね。加代はそのことを知っていたのでしょうか。そして、刑事が入ってきた時に加代の部屋にいたおしんは浩太の仲間と思われてしまうのでした。

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