ゲゲゲの女房 あらすじ 95話96話/貧乏神(キャスト片桐仁)いなくなる

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NHK連続テレビ小説の82作目”ゲゲゲの女房”は、漫画家の水木しげるさんの妻の武良布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案にドラマ化されたものです。

 

今回は、2010年7月16日と17日に放送された95話96話について紹介します。

 

<前回のあらすじ>

 

深沢は茂がメジャー誌での漫画連載が決まったことを聞いて喜びます。

 

「本格的に新しい風が吹き始めた!漫画は子供だけじゃなくなる!素晴らしい事だ!」

 

しかし、秘書の郁子は自分たちが折角そだて上げた漫画化を、大手に持ち逃げされたとしか思えなかったのです。

 

一方、布美枝は茂が貰ってきた雄玄社からの多額の原稿料に、ただただ驚くばかりでした。

 

そして、村井家もやっと電話を引き事ができるようになったのです。

 

そして、さっそく電話がなります。

 

それは、豊川が茂に『墓場鬼太郎』の執筆を正式に依頼してきてきたものでした。

 

しかし、『週刊少年ランド』に掲載がはじまった茂が描く『墓場の鬼太郎』は、読者からの指示が得られず、人気投票で最下位となってしまいます。

 

そのせいで編集部内でははやくも打ち切りの議論さえでてしまいます。

 

そんなある日、浦木は雄玄社で小耳に挟んだ『墓場の鬼太郎』の不人気を村井家に伝えるためにやってきます。

 

しかし、茂は戌井が口にしていた『鬼太郎の奇跡のような生命力、毎回消えかかってはそのつど復活している不死身な力』と云う言葉を思い出しながら、ひたすら黙々と執筆をつづけました。

 

<95話96話のあらすじ>

 

読者からの人気投票で最下位となってしまった『墓場の鬼太郎』は編集部内でも打ち切りの議論がだされるありさまです。

 

しかし、そんな状況でも豊川だけは、他誌に先んずるためには、これまで通りの内容から脱することが必要だと力説して譲りませんでした。

 

する日、読者から『少年ランド』の編集部宛てに手紙が届きます。

 

それを豊川が村井家に届けにきたのです。

 

茂と布美枝は、『墓場の鬼太郎』への苦情の手紙だと覚悟します。

 

ところが、その手紙の内容は苦情ではなく熱く指示するものだったのです。

 

「熱狂的なファンがついている漫画は必ず売れると言うのが私の経験だ!」

 

ふたりが手紙を読み終える頃合いを見計らって豊川が自身の持論を話し始めます。

 

その後も、茂と布美枝の不安をよそに『墓場の鬼太郎』を指示してくれる読者からの手紙が少しずつ届くようになってきたのです。

 

そんな状況で、豊川は『墓場の鬼太郎』の本格的な連載を決意するのでした。

 

連載が始まった年の11月、茂のもとに『テレビくん』が雄玄社マンガ賞を受賞したと云う知らせが茂と布美枝のもとに届けられます。

 

「俺が賞をとるのは当たり前の結果だ!」

 

『墓場の鬼太郎』で苦悩していた茂がおどける姿をみて、布美枝も微笑むのでした。

 

そんな冷静な布美枝をみて茂は不思議そうな顔をします。

 

「驚かんのか?」

 

その言葉に対して、布美枝は静かに頷きながら言います。

 

「必ずこういう日がくると思ってた、信じられないとか夢のようだとか、一つも思わない!お父ちゃんは、それだけの努力をしてきたんだから、、、やっと来るときが来たんです」

 

茂は、布美枝の来るべき時と云う言葉を自分のなかで反芻するのでした。

 

そして布美枝は茂にお祝いの言葉をかけたのでした。

 

「おめでとうございます、、、」

 

その吉報は境港の絹代や修平にも届けられます。

 

さらに、安来の源兵衛や飯田家の人びとにも届けられたのでした。

 

そして茂はみんなから祝福されたのでした。

 

「茂、、、よく頑張ったな、、、」

 

沢井家では涙しながら祝福され、飯田家では大騒ぎになります。

 

茂の苦難をよく知っている戌井も、雄玄社マンガ賞の受賞に感動していました。

 

この受賞を期に、村井家に取り憑いていた貧乏神も、茂や布美枝の笑顔をみて村井家から立ち去っていったのでした。

 

授賞式の当日、茂は新しく作ったスーツに身をつつみ、布美枝にネクタイを締めてもらい、授賞式にむかいます。

 

授賞式の会場についた茂は、豊川や深沢や戌井に迎え入れられます。

 

そこには、何故か浦木も駆けつけてくれていて、みんなで茂の受賞を祝ってくれたのでした。

 

授賞式が終って帰宅した茂は、布美枝の手料理を食べたあと、またすぐに机に向って仕事をしはじめました。

 

「ここからがスタートだ!」

 

そう言って茂は漫画を描きはじめたのでした。

 

その姿をみながら、布美枝は自分がみてきた茂のこれまでの懸命な努力を振り返りながら呟きました。

 

「お父ちゃん、、、おめでとう、、、」

 

すると、不意に布美枝の目から涙がポロポロとこぼれおちたのでした。

 

<95話96話の感想>

 

『墓場の鬼太郎』は中々人気がでませんが、少しずつでもファンが出来ているようですね!?

 

そんな状況での、『テレビくん』の雄玄社マンガ賞の受賞は、大きなインパクトになりそうです。

 

でも、布美枝には想定内のできごとだったようで少し驚きました。

 

その受賞効果で『墓場の鬼太郎』の人気に火がついて欲しいものですね!?

 

この先の展開に期待したいです。


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