おしんあらすじ最終回297話ネタバレ【浩太が田倉の危機を救ってくれた!

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この記事はBSでも再放送されている”おしん”のあらすじネタバレです。

 

今回はおしん最終回の第297話のあらすじを紹介します。

 

<おしん298話前回のあらすじ>

 

夕方になっておしんが行き先も言わずに出て行ってしまったと心配する道子。

 

道子から連絡を受けた仁は心配するなと窘めます。

 

そうは言うものの、仁は親不孝をしてしまったことは悔いていたのでした。

 

「俺はおふくろの苦労を見てきた、、、だからこそおふくろの夢を叶えてやりたかった、、、」

 

その時、剛がやってきて仁と辰則に報告します。

 

「また20名近くの退職希望者が出ました、、、全店に渡っています、、、」

 

スーパーたのくらの従業員は、会社の業績が悪化しているのを見て、早いところ違う仕事に移ろうとしていたのす。

 

その頃、おしんは浩太と料亭で話をしていました。

 

浩太は自分はおしんに幸せになって欲しいと願っていたが、自分が小作解放運動をしているときに迷惑ばかり掛けてしまったと言います。

 

しかし、おしんは意外な事を口にします。

 

「私は、これで良かったと思っています。

 

田倉が駄目になると分かったことで、やっと皆が肩を寄せ合って生きていこうと思うようになると思うんです。」

 

それを聞いた浩太は、おしんは昔と何も変わっていないと微笑みます。

 

おしんが家に帰ると孫たちが心配していたと出迎えてくれます。

 

道子も安堵した顔で、お風呂が沸いていると、おしんは初めて労われたのでした。

 

そうして、田倉家は小さな家に引っ越すことになり、おしんは初子の世話になることにしました。

 

引越しの前に手放す家で最後の食事をしているところに浩太がやってきました。

 

「おしんさん!諦めが良すぎます!」

 

<おしん最終回第297話のあらすじ>

 

おしんは居間にいる仁を呼びにきます。

 

「並木さんは、お前に話したいことがあるって、わざわざお見えになっているよ、、、」

 

しかし、仁は今さら言い訳も聞きたくないと言いながらも重い腰をあげます。

 

「仁さん、17号店を肩代わりしてくれるって話があります、、、」

 

浩太の口から放たれた言葉は仁が耳を疑うような話だったのです。

 

肩代わりの意味が理解できないおしんは聞き直します。

 

「銀行からの田倉への融資を、大手スーパーが引き受けてくれると言う事です。」

 

そして、おしんと浩太に異存がないなら、さっそく話を進めたいと言う浩太。

 

仁も辰則も必死になって17号店を引き受けてくれるところを探しましたが、どうしても見つからなかったのでした。

 

「ありがとうございます。

 

もし、並木さんの話が本当なら、、、こんなありがたい話はありません、、、」

 

おしんは、また浩太に迷惑を掛けてしまったの言うと、浩太は田倉を潰してしまったら自分は悔いを残してあの世にいかなければならないと話します。

 

「実は大手スーパーの重役のなかに親しい人がいて、その人の父親とは農民解放運動の同志だったんです、、、」

 

それを聞いて仁は並木浩太に深々と頭を下げます。

 

「よろしくお引き回しのほどをお願いします。」

 

そうして、別れの夕食会は浩太の話のお陰で祝賀会に変わったのでした。

 

そこに来た辰則はその様子をみて驚きます。

 

「何をしているんですか?店では倒産の噂を聞きつけた業者がやってきて大変なことになっているんですよ!」

 

仁は辰則に事の経緯を説明して、多少の借金は残るが16店舗でやり直すことができることを伝えます。

 

おしんも何かと奔走してくれた辰則を労います。

 

「辰則さん、ほんとうにご苦労さま!仁のせいでさぞ辛かったでしょう?ありがとう!」

 

仁は、辰則が居てくれたから頑張れたと感謝し、初子や希望にも礼を言います。

 

初子も希望も田倉の危機を知って、自分の土地や家屋を売ってでも協力すると申し出ていたのでした。

 

「どん底を味わってみて初めていろんなものの有難さが身に染みてわかったよ!」

 

仁は皆に感謝しながらそう言ったのでした。

 

そして、仏壇の前で手を合わせて語りかけます。

 

「兄貴に較べたら、俺は駄目だな、、、この歳になっても母さんがいなければ満足に商売もやっていけないんだよ、、、」

 

翌日、おしんは皆を連れて墓参りに行きました。

 

おしん、仁、初子、希望、禎として圭。

 

17号店は浩太の尽力のお陰で、3月末にはすべての取引を終えました。

 

そして、田倉は残った16店舗を立て直して再出発することができたのでした。

 

しばらくして、浩太とおしんはふたり並んで浜辺の方に向かって歩いていました。

 

海を見ながら浩太が自分の生きてきた道を思い起こしながらおしんに話しかけます。

 

「長く生き永らえたけれど、私たちが死んでしまったら小作運動や弾圧で苦しんだ人間がいたことなんて忘れ去られるんでしょうね?」

 

おしんも歩んできた道を振り返って応えます。

 

「奉公の辛さや戦争の残酷さも、本当の痛みが分かる人が居なくなってしまうんでしょうね?」

 

そして、浩太はもし自分がおしんと一緒になっていたら、まったく違った人生を歩んでいただろうと言うと、おしんはこれで良かったのだと返します。

 

そして、互いに分かり合える人がふたりだけになってしまったと言い合って、時々は会って昔話をしようと約束したのでした。

 

そこに、犬の散歩で通りかかった見知らぬ若い女性から老夫婦だと思われて声を掛けられたおしんと浩太。

 

「お散歩ですか?幸せそうですね!?どうかいつまでもお元気で!」

 

<最終回第297話の感想>

 

ぎりぎりの所で田倉を助けてくれたのは浩太でしたね!?

 

そして、もう後がない所まで追い詰められたことで、仁は自分の考え方ややってきた事が誤りだと云うことに気づきました。

 

それは、いみじくもおしんが浩太だけに打ち明けた大きな賭けですべてを失わずに済んだ瞬間でした。

 

おしんも浩太も他人を思いやることの大切さを教えてくれましたね!?

 

ふたりには、人生には『もし』は効かないからこそ一生懸命に生きることの意味を教えられた様に思います。


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