テセウスの船 ネタバレ犯人原作漫画とドラマの違い!最終回結末違う黒幕!全巻無料?

テセウス ネタバレ最終回原作

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テレビドラマ『テセウスの船』は2020年1月19日に放送が始まるファンタジーサスペンスで、同名の漫画を原作としたものです。

今回は、原作漫画とテレビドラマ『テセウスの船』の真犯人黒幕の違いについて詳しくまとめて

・テセウスの船原作漫画1巻~10巻全巻あらすじ

・ドラマオリジナルで違う9話10話最終回ラスト結末ネタバレ

・殺人事件の真の目的・動機

・原作漫画の全巻10巻を無料で読む方法はあるか?

についても紹介していきます。

 

 

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目次

『テセウスの船』の原作漫画ネタバレあらすじ概要

 

北海道の音臼村で31年前に大量殺意事件が起こります。

 

その犯人として逮捕された佐野文吾の家族は、加害者の家族として世間からの冷たい目に晒されながら生きる事を余儀なくされます。

 

主人公の心は文吾の息子で、父親の冤罪を証明しようとして事件があった現場を訪れた際に31年前にタイムスリップしてしまうのでした。

 

そこで過去を変えて現代に戻ってくる事ができましたが、父親の罪だけは変えることはできませんでした。

 

そして、真犯人の正体を知った心は再び31年前にタイムスリップしてしまったのでした。

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ここから原作漫画第1巻から10巻結末ラストまでのあらすじとドラマでの違いをオリジナルの9話10話を犯人黒幕に焦点あてて順番に紹介していきます。

ドラマは全10話で、原作漫画も10巻で最終巻・最終話を迎えドラマ1話に対し1巻の内容だとおおよそ考えられます。真犯人も違うと原作者が言っているので、ドラマと原作の犯人黒幕の違いやヒントもみえてくると思います。ではどうぞ↓

テセウスの船原作漫画1巻のネタバレあらすじ

 

田村心は、生まれてからすっと、自分の生い立ちを隠し、何かと肩身の狭い人生を歩いてきていたのでした。

 

その理由は、彼の父親の佐野文吾が犯罪者として、北海道の刑務所で収監されていたからなのです。

 

北海道の音臼村の警官だった佐野文吾は、28年前に起こった音臼小学校無差別殺人事件の犯人として逮捕されていて、死刑判決が下されていましたが、いまだに冤罪だと牢獄の中から訴え続けていました。

 

でも、田村心は事件の後に生まれたため、父親の佐野文吾のことをほとんど知りませんでしたが、自分から普通の生活を奪った佐野文吾を怨んでいました。

 

しかし、そんな田村心のことを理解してくれ、彼が加害者家族であることを受け入れてくれた女性と知り合い結婚しました。

 

彼女の名前は岸田由紀と言いました。

 

しかし、由紀はふたりの子供を出産したときに、子供の命と引き換えるように死んでしましました。

 

すると、彼女の両親は、『未来』と名付けられた子供を、加害者家族にしたくないと、自分たちが引き取ると弁護士を立てて申し出てきたのでした。

 

田村心の事をよく理解してくれた由紀は、生前に佐野文吾が起こした『音臼小学校無差別殺人事件の』について、当時の新聞記事など集めていました。

 

彼女は、集めた情報を切り抜いてノートにまとめていて、事件が起こる前にも小さな不可解な事件が何件か起きていることを見つけ出し、田村心に父親の佐野文吾は冤罪ではないかと話していたのでした。

 

その事を、思い出した田村心は、自分の父親の佐野文吾が無罪なら、『未来』を手放さずに済むと考えます。

 

そして、佐野文吾の冤罪を晴らすために、由紀が残してくれたノートを携え、話をきくために弁護士が居る北海道に向かう事にしたのでした。

 

彼は、弁護士に会う前に、事件が起きた現地を見ておこうと音臼村を訪れます。

 

田村心が小学校のあった辺りに向かうと、にわかに白い霧が立ち込めてきて、何と『音臼小学校無差別殺人事件』が起きた半年前に、タイムスリップしてしまったのでした。

 

田村心がタイムスリップしたところは、佐野家で雪かきをしていて屋根から落ちた姉の佐野鈴が雪に埋もれていました。

 

田村心は雪の中から姉を助け出し病院に運び込みます。

 

彼が居なければ佐野鈴は新聞配達員に助けられることになっていたのですが、田村心が助けたことで大きな凍傷を負うことを免れたのでした。

 

そして、姉の顔に大きな痣が残ることを回避できた事で、田村心は歴史を変えられる事を知ったのです。

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姉の佐野鈴を助けことで、父親の佐野文吾は田村心に大いに感謝して、握手を求めてきます。

 

しかし、父親を犯罪者だと思っていた田村心は、その握手には応えずにその場を立ち去ったのでした。

 

歴史を変えられる事を知った田村心は、『音臼小学校無差別殺人事件』の前に起こった小さな事件を阻止して歴史を変えようと考えます。

 

そして、先ずは由紀のノートに書いてあった、除草剤を飲まされて死んでしまう少女の三島千夏を助けようと思ったのでした。

 

除草剤がなくなればと考え、三島家に忍び込んで除草剤を盗んだ田村心でしたが、三島千夏を助ける事ができなかったばかりか、新聞配達員の長谷川翼に三島家から除草剤を盗んでいるところを見られてしまったのです。

 

田村心は、三島千夏が死ぬ前に佐野文吾と一緒に歩いている姿を目撃したため、自分の父親を疑います。

 

一方、長谷川翼の話を聞いた佐野文吾は田村心を疑うのでした。

 

佐野文吾は、滞在先も決まっていない田村心を公民館で泊まれるようにしますが、母親の佐野和子は娘の命の恩人に失礼だと反対してたので、結局は佐野家に世話になることになりました。

 

その時の彼女のお腹には子供がいて、それが田村心だったのでした。

 

田村心の記憶にある母親は世間から身を隠す暗い生活を強いられて鬱病を発症していた女性でしたが、佐野和子は明るくて元気な女性でした。

 

この時、田村心は半年後に起こる「音臼小学校無差別殺人事件」を未然に防ぐために、音臼村に留まる事を決心していました。

 

そして、仕事を探すことにした田村心でしたが、彼を不審に思う佐野文吾は田村心の隙を狙って彼の荷物を探ります。

 

そして、荷物の中から28年も先の平成27年発行の運転免許証を発見してますます疑いを深めたのでした。

 

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テセウスの船原作漫画2巻のネタバレあらすじ

 

三島千夏を救う事が出来なかった田村心でしたが、次の事件を防ごうと考えを切り替えました。

 

由紀のノートによると、次の出来事は木村敏行が雪崩に巻き込まれて死んでいました。

 

田村心から雪崩に注意するよう忠告を受けた木村敏行は話を聞こうとしませんでした。

 

ところが、木村敏行は車で出かけているときに雪崩にあってしまったのです。

 

田村心から話を聞いていたこともあって、九死に一生を得た木村敏行。

 

そして、田村心のことを未来が見通せる超能力者かと驚きます。

 

一方、田村心を三島千夏殺害犯人だと考えて、刑事の金丸に彼を引き渡そうとしていた佐野文吾でしたが、未来の免許証や木村敏行を助けたことが気になり、引き渡すのを中止します。

 

そして、そのことを田村心に打ち明けたのでした。

 

方や、佐野文吾が生まれてくる子供の名前を『正義』にしようと考えていることを知った田村心は、彼の『正義』を尋ねてみたのです。

 

父親の話を聞いた田村心は、佐野文吾が『音臼小学校無差別殺人事件』を起こすような人間とは思えなくなります。

 

そして、田村心も自分が未来から来たことを佐野文吾に明かしたのでした。

 

そして、音臼村での仕事を探していた田村心は、彼が助けた木村敏行の娘の木村さつきが音臼小学校の教師をしていたこともあって、小学校の臨時の教師として働けることになりました。

 

田村心は、5年生の担任を任されますが、クラスの生徒の顔と名前はほとんど分かっていました。

 

『音臼小学校無差別殺人事件』は5カ月後に迫っていて、その被害者のほとんどが5年生で、女教師の木村さつきも含まれていました。

 

その事件は、小学校の多目的ホールで青酸カリ入りのジュースを飲んだ21人が殺害されたと云うものでした。

 

そんなある日、音臼小学校で飼育していたウサギが殺されていました。

 

この事件については、由紀のノートには記載されていませんでしたが、木村さつきはウサギが殺されたのは今回が初めてではないのだと田村心に話したのでした。

 

自分が未来から来たことを佐野文吾に明かしたので、田村心は由紀のノートに記載されている2週間後に死んでしまう田中義男と云う老人を救おうと佐野文吾に相談します。

 

ノートによれば田中義男は心筋梗塞で亡くなっており、事件性はありませんでしたが、ふたりは彼を救おうと自宅を訪問したのでした。

 

しかし、田中義男は目が悪く病院に行くのが面倒であったこともあり、佐野文吾に勧められた病院での受診を拒みます。

 

ところが、田中義男と雑談をしていて、音臼小学校の子供たちが時々田中義男の自宅を訪ねてきていて、彼の面倒をみている事がわかります。

 

そして、田中義男もそれを楽しみにしている事を知った田村心は、子供たちのためにも受診した方が良いと諭すと、田中義男は医者の往診を受けることを了承してくれたのでした。

 

その頃、犯人は田中義男を狙っていましたが、田中義男が医者の往診を毎日受けるようになったため、計画を遂行することが出来ずにいました。

 

田村心と佐野文吾も田中義男の様子が気になり、ある日彼の自宅を訪問すると、部屋の中で子供たちが書き込んでいるノートに気持ち悪い絵が描かれているのを見つけます。

 

ふたりの人間が描かれていて、ひとりだけが黒く塗りつぶされている不気味な絵でしたが、誰が描いたのかは分かりませんでした。

 

テレビドラマ「テセウスの船」1話のあらすじネタバレ

生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。

そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。
そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。
過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。

父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか?
心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。

ネタバレ1~救えなかった命~
心(しん)は平成元年にタイムスリップした直後、状況を把握しようと高い所へ行こうとした。

すると、女の子が神社の階段から落ちて雪の中に埋まっていた。

心はあわてて助けて、病院に連れて行った。女の子は佐野鈴(すず)で、心の姉だ。顔の傷が無くなったため、歴史が変わることを実感。

次に、パラコートという除草剤を誤飲して無くなった三島千夏を救おうと、三島家の倉庫からパラコートを持ち出す。

「お父さんに頼まれたんだよ」と心が言っても、「泥棒!!」と千夏は騒いだ。その様子を新聞配達員・長谷川翼(竜星涼)が見ていた。

これで千夏は救われた…かに思われたが、三島病院に千夏が運ばれてきた。パラコートの誤飲による中毒死だった。

その後、鈴や慎吾の勉強を見ながら、「父を捜しにきた」という旅の理由を和子に話すと、しばらく泊めてくれることになった。

文吾(ぶんご)が千夏と一緒にいたところも目撃した心。文吾が勤める駐在所内でパラコートの空き容器も発見した。やはり文吾が殺人犯なのか。

直近では、翌日1月9日に木村さつき先生(麻生祐未)の父・木村敏行が雪崩に巻き込まれ死亡。8日後の1月16日には、三島千夏の姉・三島明音の失踪事件も起こる。どう繋がっているかは分からないが、音臼小事件を止めるため、この事件ひとつずつ止める。母たちを殺人犯の家族にしないために…と心は決意。

その夜。風呂に入っている間、文吾は心の財布から知らないお札を発見。免許証は平成32年まで有効とあった。

ネタバレ2~雪崩と失踪~
1月9日当日。木村敏行には信じてもらえず、車で走り出してしまう。文吾のパトカーに乗せてもらい後を追って、雪崩がおきる手前の橋で「止まってえ!」と絶叫した心。止まった木村。その瞬間、雪崩が起きて回避できた。

「やはり過去は変えられる、全部止められる」と意気込む心。しかし三島千夏ちゃん殺害容疑で逮捕された心。証拠不十分で釈放されたが、証拠品が出たら終わりだ、と脅された。そのため、山の中に捨てたパラコートの空き容器を捜したが、見つからない。

そんな中、三島明音が行方不明になった。日時が早まったのか?

雪山の中で銃声が響いた。「佐野おお!」心は叫びながら、足跡と血の跡を追う。すると崖のところで、明音がいた。誘拐かと思ったが、「助けに来てくれたの」という。千夏とリスに餌をあげる約束をしていたので守ろうとしたが道に迷ったのだ。血は季節外れの熊を撃ったのだという。

崖の途中にいる明音を引き上げた心。しかし文吾は「俺はいいや。足やられちまってまともに歩けねえ。それより明音ちゃんを早く送り届けてくれ」と拒否する。「つべこべ言わずに早く行け。子供が弱ってんだろ、子供を守るのが大人の使命だろ、頼んだぞ」

途中で村人に会ったため明音を渡すと、心は文吾の元へ引き返す。深い雪に足を取られながらも必死で…。

文吾は横になっていた。「佐野さん、佐野さーん」

目を覚ました文吾。明音のことをまず心配し村人に引き渡したことで安心した。しかし心が差し出した手には、手を伸ばそうとしない。一人で引き上げられないと、あきらめていた・・・。

心「何いってるんですか、和子さんと子供たちがあなたを待ってるでしょう。家族のために帰らないと。俺は、俺はあなたに、生きてて欲しいんだあ」

文吾「わかっだ、じゃあ頼むわあ」

文吾は必死に手を伸ばす、心も精いっぱい引き上げる。足が踏ん張れない文吾。最後は気合で引き上げた心。

心「よかったです、生きててくれて」

文吾「ありがとう、田村さん、いや心さん」

心はようやく信じることができた。俺の父さんは殺人犯じゃないと…。

その後。文吾と心は温泉に行った。免許証を見たという打ち明け話しから、「2020年の未来から来たんです」と心も明かした。文吾は「そっか」と笑った。説明がつかないからだ。山中のパラコートの容器を回収したのは文吾だった。

「何がどうなろうと未来でも家族とやかましくしてないね」と吾郎は、坂本九の「上を向いて歩こう」を口笛で吹く。これは心が今もハーモニカで弾いている曲だ。文吾は妻のお腹の子に聞かせていると言う。ずっと父と繋がっていたことを実感した心。

心は、理想の父は家族と向き合える男。この人。佐野文吾が俺の父さんで良かったと思った…。

 

ドラマ「テセウスの船」2話のネタバレ

タイムスリップした心は、事件のあった小学校の臨時教師に採用されます。
そこで、さつき先生に再び会い自分の未来が見えないかと笑いながら相談していました。
そして、今回は3日後に火事で亡くなる田中義雄さんの事件を食い止めようと父親と奮闘します。

二人は田中さんの家に向かい彼のノートを見ると、誰かが書いた奇妙な絵が描かれていました。
翌日、心は小学校の担任として初日を迎えると、学校によく来る新聞配達の翼を見かけます。
彼は、頻繁に学校に出入りし子供たちから好かれているようでした。

その日の夜、家では心さんの就職を祝って蟹を食べ楽しみます。
翌日、小学校のうさぎが死んでいるのを心は発見してしまいます。
そして、前日に小学校に来ていた翼を心は怪しむのでした。

その後、クラスメイトたちは翼からの口コミで心が事件の犯人ではないかと疑います。
その直後、金丸という刑事が心に事情聴取をしたのでした。
一方、翼は婚約者の紀子から何かの紙袋を貰っていました。

そして、心はもう一度田中さんの家に行き、落書きのノートについてもう一度調べます。
一方、心の姉となる小学生の鈴は、心を庇うあまりに友達の茜ちゃんや母親とケンカしてしまいます。
翌朝、場面は変わり婚約者の紀子に翼は乱暴をし、そのまま家を出てしまいました。

一方、心たちは犯人を捕まえるべく田中さんの家を見張っていました。
しかしその頃、鈴と明音ちゃんが行方不明になってしまい二人はそちらを探しに行ってしまうのでした。
探している中で不振な言動をしだす翼に出逢います。

父親は、心が持っている未来についてのノートを見せて欲しいと懇願しますが心は必死で拒否をします。
そのため、父親は心を信用出来なくなってしまったのでした。
その後、無事に鈴は保護されたものの明音ちゃんは見つからず、金丸刑事に心は追い詰められます。

小屋に閉じ込められていた明音ちゃんは穴から誰かに監視されていたのでした。
翌日、明音ちゃんの親からも責められ心は落ち込みます。
しかし、母親だけは心を励まし父親ももう一度心を信じることに決めたのでした。

その後、絵のヒントから明音ちゃんの居場所を突き止めた心と父親は、明音ちゃんを救います。
しかし、その発見現場を金丸に押さえられ、心は公務執行妨害で逮捕されてしまいます。
そしてその時、疑っていた翼が死んだことがアナウンスされたのでした。

~テセウスの船 2話の感想~

冒頭の家族団らんともいえる団らんシーンはほっこりできて見ていて楽しかったです。
心の姉となる小学生の鈴ちゃんがとってもかわいくて癒されました。
確か、凪のお暇でも出ていた子役さんだったと思います。
すごく演技も上手くて今回は主役級に魅了されました。

また、明音ちゃんが小屋の中で泣きながら穴を覗くと、誰かの目がジロッと見ているのが、めっちゃ怖かったです。
あそこだけ本当にホラーでした。

そして、母親の子供に対する愛情が「お父さんなんていないと思いなさい」という言葉になっていたことが分かり感動してしまいました。
そこには、ちゃんと夫婦愛もあって、実は父親のことを誰よりも信じていることが分かって本当に良かったです。

第二話では、長谷川翼が怪しすぎました。
小学生の前では明るく優しかったお兄ちゃんだったのに、明音ちゃんが行方不明の時には挙動不審になったり、婚約者の紀子の前ではかなり横柄な態度を取っていたりとかなり気になります。

最後の犯人のパソコンの文字から察すると、やはり長谷川翼もこの事件に何らかの関わりがあったように思えて仕方ありません。
婚約者との関係も一体何だったのだろう?彼女が彼に渡した紙袋の中身についても謎のままなので次週が気になります。

 

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テセウスの船原作漫画 3巻のネタバレあらすじ

 

由紀のノートに記載されていた田中義男が死んでしまう日がやってきました。

 

死因は、心筋梗塞と事件性はなかったものの、田村心と佐野文吾は往診にきた医師にも無理を言って、死亡時刻まで田中義男の自宅で待機することにします。

 

その時、母親の佐野和子から、外は吹雪きになっているのに姉の佐野鈴が帰ってこないと連絡があります。

 

そして、殺された三島千夏の両親が次女の三島明音も帰ってこないと田中義男の家に佐野文吾を訪ねてきたのです。

 

田村心と佐野文吾は、田中義男の家にあったノートに描かれた気持ち悪い絵が、佐野鈴か三島明音のどちらかの死を暗示しているのではと考え、慌ててふたりを探し始めたのでした。

 

いくら探してふたりは見つからなかったので、佐野文吾は田村心に未来を知っているなら、娘の佐野鈴が無事に戻ってくるかを教えて欲しいと頼みます。

 

すると田村心は、三島明音が行方不明になるのは来月のことで、佐野鈴については何も分からないと教えます。

 

その頃、三島明音は山小屋の中に閉じ込められていて、新聞配達員の長谷川翼に乱暴されていたのでした。

 

そうしている内に、田中義男の死亡予定時刻が過ぎますが、何事も起こりませんでした。

 

田村心が28年前に来たことで、過去が少しずつ変わってきていたのでした。

 

その後も、三島明音はいくら探してもみつかりませんでした。

 

田村心は、またしても佐野文吾から三島明音がどこで見つかったのかを聴かれますが、三島明音は行方不明のまま見つかっていなかったのでした。

 

しかし、佐野文吾は何としても探し出さなければと、田村心に自分がノートを見たら手掛かりを見つけ出せるかも知れないと自分にみせるよう頼みます。

 

ノートを佐野文吾が見ると『音臼小学校無差別殺人事件』の事が知られてしまうので、田村心は頑なにそれを拒絶しました。

 

そこに刑事の金丸が訪ねてきたため、佐野文吾は気付かれぬように田村心を裏口から逃がします。

 

金丸から逃げた田村心は、気になっていた新聞配達員の長谷川翼の事を調べるために、彼の家を訪れます。

 

しかし、その家には『佐々木紀子』と云う表札が出ていて、応対してくれたのも佐々木紀子でした。

 

田村心が、三島明音を探していると彼女に伝えると、佐々木紀子は黙ってドアを閉めました。

 

彼女は、三島明音の写真を撮っている長谷川翼が犯人だと知っていたのです。

 

そして彼女は、長谷川翼が撮った三島明音の写真を焼却していたのでした。

 

佐々木紀子と云う名前に見覚えがあった田村心は由紀が残したノートを調べます。

 

そこには、佐々木紀子が三島明音の失踪事件で警察の事情聴取を受けたのちに、青酸カリを飲んで自殺した事が記載されていたのでした。

 

父親の佐野文吾が『音臼小学校無差別殺人事件』の犯人として逮捕されたのも、佐野家から事件に使われた青酸カリが見つかったからであった。

 

田村心は、北海道の小さな音臼村のどこに青酸カリがあるのかを考えながら佐野家に戻ったのでした。

 

家に着いて、田村心が佐々木紀子について佐野文吾に尋ねると、彼女は長谷川翼の婚約者で、『木村メッキ工場』で働いていることを教えられたのでした。

 

それを聞いて、田村心は思わず「青酸カリ」と言葉を発してしまいました。

 

メッキ工場なら青酸カリがあると彼が考えたからでした。

 

その様子を見ていた佐野文吾は、三島明音の失踪事件と関係があるのかと田村心に尋ねますが、青酸カリが『音臼小学校無差別殺人事件』にも使用されていたこともあり、関係はないと否定しました。

 

翌日、佐野文吾は、『木村メッキ工場』に佐々木紀子を尋ねますが、風邪をひいて休んでいるとの事でした。

 

そして、佐野文吾が気になっていた青酸カリについて訊いてみると、メッキ工場から青酸カリが無くなっていた事が判明したのだった。

 

その頃、田村心は音臼小学校で子供たちと遊んでいました。

 

そして、彼が子供たちに田中義男の家のノートに描いてあった奇妙な絵を見せると、見覚えがあると言い出したのです。

 

子供たちが言うには、絵に描いてあった飛行機が、山小屋の風速計に似ていると言うのだった。

 

さっそく、佐野文吾にその事を話して、ふたりで山小屋に向かう事にしす。

 

山小屋につくと、何故かドアの鍵は開いていて、中に入ったふたりは、そこで「S」のキーホルダーを見つけます。

 

しかし、そこへ唐突に刑事の金丸があらわれ、不意を食らった田村心は逮捕されてしまうのでした。

 

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テセウスの船 テレビドラマ3話のあらすじネタバレ

 

長谷川翼の遺体が見つかった事で、金丸刑事は田村心を逮捕しようとします。

 

もし捕まったときに、由紀のノートや未来の免許証を発見されることを恐れた田村心は、金丸刑事に捕まる前に隙をついて崖の下にノートと免許証を投げ捨てたのでした。

 

そして、その後に逮捕されてしまった田村心は、取り調べを受けたのでした。

 

しかし、取り調べて容疑を確定することが出来ずに、しばらくして田村心は釈放されます。

 

佐野文吾の家に戻ると佐野家の人たちは田村心を歓迎してくれ食卓を囲んでいました。

 

その時、家の電話がなります。

 

皆が顔を見合わせて出るのを躊躇いますが、佐野和子が電話をとると間違い電話だと言われて切られてしまいます。

 

しかし、またすぐに電話が鳴り始めます。

 

今度は何かを察した田村心が電話を取ります。

 

すると、電話の向こうから田村心を殺人犯と罵倒して怒鳴る声が聞えてきたのでした。

 

田村心は、自分のせいで佐野家の家族が村の人たちから嫌がらせを受けている知って謝ります。

 

そんな田村心や沈んだ雰囲気の佐野家を和ませようと佐野文吾も芸をして盛り上げようとするのでした。

 

すると佐野鈴も田村心の見方だと一緒に騒いでくれます。

 

田村心は佐野文吾に事件解明の状況を尋ねます。

 

長谷川湯葉差は、青酸カリによる中毒死で、木村さつきのメッキ工場から青酸カリの瓶が盗まれていて、その量は1000人分の致死量なのだと教えてくれます。

 

木村メッキ工場で働いている長谷川翼の婚約者の佐々木紀子が疑われたが、彼女は否認しているのだと言います。

 

翌朝、佐野家の郵便ポストに田村心が山小屋の近くの崖で捨てた免許証が入っていたと佐野文吾から手渡されます。

 

しかし、由紀が書き残したノートは見つけられなかったのかありませんでした。

 

その日、小学校で加藤みきおが職員室にやって、校門に変な絵があると知らせに来ました。

 

田村心がそれを確認しに行くと、人が泣いている気味の悪い絵があって、『S』と大きくかかれていました。

 

それを見た田村心は、佐野鈴が狙われていると考えて、佐野文吾にそのことを伝えました。

 

由紀が残したノートでは佐々木紀子が自殺することになっていたのに、生きている筈の長谷川翼が死んでしまったことから、田村心は歴史が変わってきていると感じていました。

 

何とか手掛かりをつかもうと、佐々木紀子に会って話をしようとしますが、拒否されてしまいます。

 

田村心が佐野家に戻ってくると、佐野文吾が鈴のために防犯ブザーを買ってきていました。

 

鈴の事で動揺している佐野文吾の様子をみた田村心は、すべてを佐野文吾に話して協力してもらう事を躊躇ってしまいます。

 

翌日、田村心が学校に行くと、生徒たちが昨日届いたオレンジジュースを飲もうとしていました。

 

慌てて飲むのを止めさせた田村心でしたが、生徒のひとりが飲んでしまっていました。

 

しかし、幸いなことにジュースを飲んだ生徒には何も起こりませんでした。

 

そして、警察に届けられたジュースは毒物検査されますが、何も混入されていない事が判明するのでした。

 

しかし、それらは、由紀が書いたノートを拾った犯人が、そのことを田村心に伝えるためのメッセージだと思った田村心は佐野文吾に全てを話す決心をしたのでした。

 

そして、田村心は、音臼小学校で青酸カリ入りのオレンジジュースを飲んだ生徒や教師が21人も死亡した『音臼小学校無差別殺人事件』について佐野文吾に話しました。

 

それを聞いて驚いている佐野文吾に、田村心は犯人として佐野文吾が逮捕されると続けたのです。

 

そして、田村心が住んでいた未来でも、佐野文吾が死刑囚ととして収監されていることを伝えました。

 

最後に、自分は佐野文吾の息子であることを明らかにした田村心。

 

加害者家族として、世間から隠れながらの人生を送ってきた田村心たちは、だれも佐野文吾の無実を信じていなかったと話します。

 

田村心は、佐野文吾に謝ると同時に、家族を連れてすぐに音臼村をでて欲しいと頼みます。

 

しかし、佐野文吾は田村心の言う事が信用できないと怒り、音臼村から出て行けと言い放ちます。

 

追い詰められた田村心は、金丸刑事と取引をすることにします。

 

それは、金丸刑事からの田村心が釈放された理由や捜査で判明したことと、田村心が知っていることの情報交換でした。

 

その頃、山小屋で意識不明で発見された三島明音の意識が戻ります。

 

そして、三島明音と一緒に長谷川翼も監禁されていた事実が判明しますが、長谷川翼は自殺で処理されるのでした。

 

一方、金丸刑事は、田村心と会話した時に感じたと云う佐野家への想いを佐野文吾に伝えていました。

 

佐野家を追われた田村心は、音臼小学校に寝泊まりする事にしますが、目覚めたときに枕元にまた気味の悪い絵がおいてあったのです。

それは、女の子が祠で泣いている絵でした。

 

心配になった田村心は神社に向かいます。

 

そこで、青酸カリの瓶を見つけた田村心は、誰かに背後から不意を突かれて階段を転げおちて気を失ってしまいます。

 

そこに金丸の話を聞いて、探しにやってきた佐野文吾に助けられた田村心。

 

そして気が付いた田村心に佐野文吾は謝罪して、事件の発生を一緒に阻止しようと言うのでした。

 

その頃、金丸は山小屋の近くで誰かと話をしていました。

 

そして言葉巧みに崖の上に導かれたかと思うと、もうひとりに突き落とされてしまったのです。

 

田村心は、仲直りした佐野文吾と佐野家に帰ろうとします。

 

すると、にわかに発生した霧に包まれてしまった田村心。

 

彼が気づいた時には、2019年の現在の慰霊碑の前にたたずんでいたのです。

 

タイムスリップして過去から戻ってきた田村心は、『音臼小学校無差別殺人事件』についてネット検索してみます。

 

しすると、佐野文吾は依然として死刑囚のままで、事件後に母親の佐野和子が無理心中をはかり、本人と長男の慎吾が死んでしまったことが分かったのでした。

 

ドラマ第3話の感想

 

金丸刑事に捕まる前に、田村心が咄嗟に捨てた未来の免許証と由紀が書いたノートは犯人に拾われてしまったようですね!?

 

三島明音は殺されずに済みましたが、一緒に捕まっていた長谷川翼が死んだのは本当に自殺何でしょう?

 

次に狙われているのは、佐野鈴なんでしょうか?それとも田村心なんでしょうか?

 

犯人の目的は一体何なんでしょう!?

 

絡んだ糸はますます複雑に絡んでいくようで、どんな展開になるのかが楽しみです。

 

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テセウスの船漫画4巻のあらすじネタバレ

 

田村心は、山小屋に居るところを刑事の金丸に不意を突かれて捕まってしまいましたが、金丸の一瞬の隙をついて持っていた免許証と由紀のノートを湖に捨てる事ができました。

 

そして、行方不明になっていた三島明音は何故か新聞配達員の長谷川翼と一緒に死体で発見されたのです。

 

ふたりとも青酸カリによる中毒が死因でした。

 

検死の結果、三島明音は長谷川翼に乱暴されていたことも判明しました。

 

そして、残されていた「S」のキーホルダーは佐野鈴のものだと判明。

 

田村心は三島千夏と三島明音らを殺害した容疑が晴れて釈放されます。

 

佐野家に戻った田村心を待っていた佐野文吾は、音臼村で何が起ころうとしているのかを教えて欲しいと頼みます。

 

そして、田村心は意を決し重い口を開き、音臼小学校で21人が青酸カリで殺害され、その犯人として佐野文吾が逮捕されることを伝えたのでした。

 

さらに、田村心は、自分は佐野文吾の息子で、事件後は父親の罪のせいで家族が崩壊してしまったことを教えます。

 

そして家族の誰もが父親の無罪を信じようとはしていなかった事も話しました。

 

しかし、田村心から自分が無差別殺人犯になると言われた佐野文吾は、自分が人を殺すなんて事が起きるわけがないと激怒して、自分を罪人扱いした田村心を家から追い出そうとするのでした。

 

佐野文吾に佐野家から追い出された田村心は、また深い霧に包まれたかと思うと、2017年のもともとの時代に舞い戻って来ていたのでした。

 

一方、山小屋の近くで隠れていた事件の真犯人は、田村心が刑事の金丸に捕まったときに捨て去った、免許証とノートを拾っていました。

 

由紀が書いたノートを読んだ犯人は、自分がこれからやろうとしていた計画がノートに書き込まれているのを知って大いに喜こびます。

 

ふたたび、現在に舞い戻った田村心は、自分がタイムスリップして、28年前の出来事を少し変えたことで、歴史がどう変わったのかが気になります。

 

さっそく、28年前の『音臼小学校無差別殺人事件』をスマホで検索し、内容を確認しました。

 

すると、事件自体は起こっていたものの、事件発生の日付だけでなく内容も少し変わっていたのでした。

 

何故か、事件発生の日が1日遅くなっており、殺害事件の内容も青酸カリ入りのジュースではなく、青酸カリ入りの牛乳に変わっていたのでした。

 

さらに、佐野家の歴史も大きく変わっていました。

 

母親の佐野和子は、事件後に男の子を生みましたが、佐野文吾が殺人犯として逮捕されて、加害者家族になってしまったことを苦にして一家心中をはかっていたのです。

 

その結果、母親の和子と長男は死んでしまい、姉の鈴だけが助かっていたのです。

 

自分の家族にまで変化が起きていることに驚いた田村心は、自分と由紀の間に生まれた娘の未来の事が心配になります。

 

そして、田村心は慌てて東京に戻りますが、家には娘はいませんでした。

 

由紀の両親が保護したのかもと考えた田村心は、妻の実家にいってみました。

 

そこには、生きている由紀がいましたが、彼女の両親も田村心のことを知らないようすだったので、彼はその場を立ち去ったのでした。

 

しばらくすると、田村心は『しらぎくの杜』と云う児童養護施設から連絡を受けたので、そこを訪問してみる事にします。

 

『しらぎくの杜』を尋ねてみて分かったことは、自分と姉の佐野鈴が、28年前の事件のあとで、その施設に世話になっていたことでした。

 

しかし、しばらくして『音臼小学校無差別殺人事件』の犯人の家族だと知られてしまったことで、施設内で嫌がらせを受けるようになり、姉の鈴は高校進学を拒否し弟の田村心を残したまま、施設を飛び出していったというのだった。

 

施設に出向いた翌日、田村心に郵便が届きます。

 

開封してみると、中には得体の知れない気持ち悪い絵が入っていたのでした。

 

絵は、子供を身ごもっている女性が描かれていました。

 

その絵を見た田村心は、28年前に音臼村の老人である田中義男の家で見た絵を思い出します。

 

田村心は、由紀が狙われている思い、急いで由紀の実家に向かい、両親に由紀が危ないと告げるが、突然、見知らぬ男から奇妙な事を告げられた彼女の両親は、田村心を不審者だと思って警察に通報されてしまいます。

 

慌てた田村心は、急いでその場から立ち去ろうとしますが、途中で帰ってきた由紀と会ったので、何とか理由をつけて由紀と連絡先を交換したのでした。

テセウスの船原作5巻のあらすじネタバレ

 

翌日になって、由紀が田村心の部屋を訪ねてきました。

 

しかし、過去を変えたことで由紀は田村心の妻にはなっていませんでした。

 

その時の岸田由紀は、週刊誌の記者をしていて、28年前に起こった『音臼小学校無差別殺人事件』の事を追っていたのでした。

 

しかし、田村心は、由紀が自分を加害者家族のひとりとして取材しに来たことを知って、怒って追い帰します。

 

この出来事で、田村心は岸田由紀がもう自分の知っている由紀ではないことをあらためて認識させられ、ショックを隠すことができませんでした。

 

由紀の殺害を暗示しているのではないかと田村心に思わせた、何者かから送りつけられた不審な郵便物の消印が、札幌だと気付いた田村心はもう一度北海道の音臼村に行ってみようと考えます。

 

そして、ふたたび北海道に来た田村心は、音臼村に行く前に拘置所にいる自分の父親の佐野文吾に会おうと思い、彼と面会したのでした。

 

拘置所に居た佐野文吾は、28年前に田村心と会った事を覚えていて再会を喜びます。

 

そして、佐野文吾は28年前に田村心が忽然と消えてから、音臼村で起こったことを教えてくれたのでした。

 

28年前、田村心が忽然と消えてしまったため、音臼小学校は対応に追われましたが、表向きは東京に帰ったと云うことになっていました。

 

そして、三島明音が長谷川翼と青酸カリ中毒で死んだ事件の真相をつかみかけていた刑事の金丸が、山小屋近くの崖から落ちて死んでしまったため、事件の真相は解明されないままになっていました。

 

三島明音の行方不明と時を同じにしていなくなった姉の佐野鈴は、吹雪を避けるために停留所で避難をしていたとのことで、無事に見つかっていました。

 

しばらくして、長谷川翼の婚約者だった佐々木紀子が音臼村を去ると、ふたりの娘を失った三島家も病院を廃業して音臼村を出て行きました。

 

そして、いよいよ『音臼小学校無差別殺人事件』が起こる日が近づいてきたため、佐野文吾は事件現場となった小学校での『お泊り会』を中止させようとしますが、理由もわからずに耳を傾けてくれる人はいませんでした。

 

小学校の校長に直訴するも相手にされず、警備を強化するしか仕方がありませんでした。

 

佐野文吾らの警備強化のお陰か、事件が起こったはずの6月24日のお泊り会では何も起きまあせんでしたが、翌日の25日に青酸カリ入りの牛乳を飲んだ生徒ら21人が死んでしまったと言います。

 

そして何故か、佐野文吾が疑われることになり、捜査の中で佐野家から青酸カリが見つかってしまったのでした。

 

見つかった青酸カリは『木村メッキ工場』から盗み出されたものと一致します。

 

それが証拠となり、佐野文吾は逮捕されてしまったのだと言います。

 

佐野文吾は、どうして佐野家に青酸カリがあったのかは分からないと言うのでした。

 

父親の佐野文吾の話を聞いた田村心は拘置所を後にして、『音臼小学校無差別殺人事件』に関わる情報を調べていく内に、被害者も以前とは変わっている事に気付きます。

 

生徒たちとともに被害者になっていた木村さつきも死んでいないことが分かりました。

 

父親の佐野文吾は、田村心の姉の佐野鈴の住所を知っていました。

 

彼から教えらえた住所を頼りに、姉の鈴に会いにいくことにした田村心は、道端で偶然にも姉と再会します。

 

姉の佐野鈴は、整形手術で顔を変えて村田藍と云う別人になって生きていました。

 

村田藍は、車いすに乗った男性と彼の母親と暮らしていました。

 

男性は内縁の夫で、彼は村田藍が田村心と道端で話しているところを目撃していて、誰なのかを村田藍に訊きます。

 

村田藍が自分の弟だと説明すると、内縁の夫は彼女が友達も弟も誰にも会わせてくれないと不満を漏らします。

 

困った村田藍は、田村心に連絡をとり内縁の夫と食事をすることにしたのでした。

 

テセウスの船原作漫画6巻のあらすじネタバレ

 

翌日、村田藍は田村心と待ち合わせて、母親の佐野和子の墓参りにいきます。

 

そして、『音臼小学校無差別殺人事件』のあと、苦労して生きてきたことを話して、今後は『村田藍』として生きていくと言います。

 

だから、この先は父親の佐野文吾にも弟の田村心に会わないつもりだから、その日の食事は挨拶だけしたら、すぐに帰る様に頼み込んだのです。

 

それから、ふたりは収監されている父親の真夫文吾の面接に行きました。

 

佐野文吾はふたりが面会にくると、有力な証拠が見つかりそうで再審請求できそうだと話してくれます。

 

28年前に『木村メッキ工場』で働いていた、青酸カリで死んだ長谷川翼の婚約者の佐々木紀子が証言してくれることになったと言います。

 

彼女は、今になって佐野家から押収された青酸カリは、自分が『木村メッキ工場』から持ち出したものだと言いだしていたのでした。

 

佐野文吾との面会を終えたふたりは、村田藍が住んでいる家へと向かいます。

 

そうして、田村心は姉の内縁の夫とその母親に会いました。

 

木村みきおと名乗った内縁の夫にどこかで会ったような気がした田村心は、村田藍の部屋で音臼小学校時代に撮られた写真を見つけます。

 

それを見た田村心は、木村みきおは彼が担任した5年の生徒のひとりで、母親は女教師をしていた木村さつきであることに気付きます。

 

木村みきおは、28年前の『臼小学校無差別殺人事件』の被害者のひとりで、青酸カリ入りの牛乳を飲んだため下半身不随になり、親戚の女教師である木村さつきに引き取られていたのでした。

 

木村みきおと木村さつきの話を聞いた田村心は動揺しますが、姉との約束した通りそうそうに家をでました。

 

すると、後から姉の村田藍が追いかけてきて、木村親子は自分の素性は知らないと言って、木村みきおと出会った経緯を話してくれます。

 

その話を聞いた田村心は、この先ずっと素性を隠し通せる筈はないから父親の冤罪を晴らすことしかないと思います。

 

そして、岸田由紀を利用することを考えて彼女を北海道に呼んで、佐野文吾の冤罪が晴らされる可能性がある事を教えたのでした。

 

ところが、田村心が岸田由紀に話をしているところを、木村さつきに盗み聞きされてしまっていたのでした。

 

話を聞いた木村さつきは、すぐに『音臼小学校無差別殺人事件』の遺族会の会長に電話をして、佐々木紀子の住所を聞き出します。

 

それから、木村さつきは自分が村田藍の素性について全て知っている事を姉に明かし、秘密を守りたいなら佐々木紀子の証言を止める様に脅すのでした。

 

そして、村田藍を連れた木村さつきは、遺族会から入手した住所から、佐々木紀子の住まいを見つけ出したのでした。

 

テセウスの船4.5.6話に相当する第4.5.6巻までの感想>

 

怪しそうだった長谷川翼も三島明音と一緒に青酸カリ中毒で死んでいました。

 

犯人は姿を見せませんが、田村心が捨て去った免許証とノートを拾って喜んでいました。

 

真犯人登場ですが、まだまだ誰なのかは全く分かりませんね!?

 

佐野鈴を脅した木村さつきもかなり怪しいですよね!?

 

テセウスの船7巻のあらすじネタバレ

 

佐々木紀子の家に押しかけて上がり込んだ木村さつきと村田藍。

 

村田藍は、『音臼小学校無差別殺人事件』で何を証言しようとしているのかを、佐々木紀子に尋ねます。

 

すると、佐々木紀子は『音臼小学校無差別殺人事件』が起こる事を知っていたのだと話をしはじめます。

 

佐々木紀子は、長谷川翼に命じられて『木村メッキ工場』から青酸カリを盗み出したのだと言います。

 

そして、佐野鈴と三島明音が同時に行方不明になった日に、普通ではない様子で帰宅した長谷川翼に、何かあったのかを尋ねました。

 

すると、長谷川翼は、誰かから命令されて三島明音を連れ去り、山小屋で乱暴したと言うのでした。

 

しかも、3日後に開放すると言われていたのに殺されてしまったと動揺していたのでした。

 

そして、長谷川翼は、佐々木紀子に自分が撮ってきた三島明音の写真を渡して焼却するように指示してから、三島明音の死体を隠してくると言い残して出て行ったと言うのです。

 

でも結果的には、長谷川翼も三島明音と一緒に、青酸カリ中毒で死んで見つかったのでした。

 

ふたりが飲んだ青酸カリは、佐々木紀子が『木村メッキ工場』から盗み出したものでした。

 

しかも、佐々木紀子は、山小屋の近くで刑事の金丸と犯人が話をしているのを聞いていたのだと話しますが、犯人の顔は見ていなかったと言います。

 

犯人がしていた話の内容は、未来の新聞がスクラップされたノートを持った犯人が、刑事の金丸に『音臼小学校無差別殺人事件』が6月24日に起こって、犯人として佐野文吾が逮捕されると云うものだったと教えてくれたのです。

 

それに続けて、佐々木紀子は自分が青酸カリを飲んで自殺すると言っていたと伝えます。

 

刑事の金丸が、ノートについて犯人に尋ねると、そこで拾ったと崖の方に寄っていきます。

 

金丸が指さした場所を覗き込もうとした時、犯人は刑事を崖から突き落としたのだと佐々木紀子は説明したのでした。

 

そして、刑事の金丸と犯人のやりとりの一部始終を見ていた佐々木紀子は、自分が自殺すると言われて怖くなって音臼村をでたのだと明かしたのでした。

 

ノートのことなど誰かに話したとしても信じてもらえる筈がないと28年間も黙っていたが、佐々木紀子は医者から余命1年を宣告された事もあって全てを話す気になっていたのでした。

 

佐々木紀子の話を聞き終わった木村さつきは、犯人の顔は見ていないから分からないままなのかを念押しして訊きます。

 

すると、佐々木紀子は犯人の顔は見なかったが、声に聞き覚えがあって思い当たる人物がいると応えます。

 

それは、死んでしまった長谷川翼に電話を掛けてきた人物だと言うのです。

 

それから、その人物の写真があると、佐々木紀子は別の部屋に探しに出て行きました。

木村さつきと村田藍は部屋に取り残されますが、すると木村さつきが青酸カリを砂糖だと偽って、村田藍にそれを佐々木紀子の紅茶に入れるように勧めたのでした。

 

その時、村田藍の脳裏には28年前の『音臼小学校無差別殺人事件』のあと、木村さつきが佐野家にトイレを借りにきたことが浮かんできました。

 

そして、村田藍は事件の後に佐野家からある筈のない青酸カリが見つかったのは、木村さつきが持ち込んでいて、彼女が『音臼小学校無差別殺人事件』の真犯人だったのかを義母に尋ねます。

 

村田藍に詰問された木村さつきは、自分は犯人を知っていると言い、村田藍に犯人の名前を告げます。

 

そして、守りたいものはお腹の中の赤ちゃんなら、この先も幸せに暮らしていくために自分に協力しろと命令する木村さつきでした。

 

しかも、従わないと明日、『音臼小学校無差別殺人事件』が再現されると脅します。

 

そして、その時、写真を見つけた佐々木紀子が別の部屋から戻ってきて、木村さつきに手渡します。

 

それを見てうなずいた、木村さつきは写真を村田藍に手渡します。

 

犯人の写真をみた村田藍は激しく動揺して、泣きながら佐々木紀子の家を飛び出したのでした。

 

そして、道路に飛び出した時、村田藍は破水してしまい、その場で倒れ込んでしまったのです。

 

そこに、タイミングよく佐作紀子に会いにきた、田村心と岸田由紀がやってきました。

 

田村心は、破水して倒れ込んだ姉の村田藍を急いで病院に運び込みます。

 

病院についた村田藍は気が動転して興奮状態で、担当医師に自分の子供を堕して欲しいと泣き出したのでした。

 

その頃、佐々木紀子の部屋では、木村さつきが彼女を包丁で刺し殺していました。

 

そして、木村さつきは誰かに電話して状況の説明をしたあとで、自分に良い考えがあるから心配ないと電話の相手に伝えていました。

 

その後、木村さつきは包丁を持って自分を刺します。

 

それから、今度は警察に電話して、娘に刺されたと通報したのでした。

 

一方、病院で落ち着きを取り戻した村田藍は、田村心に『音臼小学校無差別殺人事件』の真犯人を明かして、明日の鎮魂祭で28年前と同じような事件が起きると教えたのでした。

 

村田藍の話を聞いた田村心は、佐々木紀子が危ないと、すぐに彼女の家に駆け付け、佐々木紀子が死んでいるのを発見したのでした。

 

次の日、田村心は村田藍から教えられた犯人が、鎮魂祭で計画している大量殺人を阻止するため、警察に通報してから音臼村に向かい、鎮魂祭の会場で犯人がやってくるのを待ち伏せしたのでした。

 

テセウスの船漫画8巻のあらすじネタバレ

 

音臼村での鎮魂祭の会場で田村心が、待ち構えているところにあらわれたのは、何と姉の村田愛の内縁の夫の木村みきおでした。

 

しかも、28年前の事件で青酸カリを飲んだ後遺症で下半身不随になって車いす生活をしていたはずなのに、普通に歩いていたのです。

 

そして、彼は目玉をふたつ持っており、田村心はそれが木村みきおに殺された木村さつきのものだと思ったのでした。

 

田村心は、木村みきおに幾つかの質問をぶつけますが、彼はどうでも良いと言いながら、28年前に山小屋近くで拾った免許証を差し出します。

 

それと同時に、木村みきおはナイフを抜いて、田村心を脅しながらタイムスリップのやりかたを教えろと言うのでした。

 

タイムスリップの仕方は分からないと伝えた田村心は、木村みきおに自首するよう説得しますが、隙を突かれてナイフで刺されてしまいました。

 

その時、田村心が通報したことで駆けつけてきた警察があらわれたため、木村みきおは慌ててその場から逃げ去っていったのでした。

 

一方、ナイフで刺された田村心は、突然あらわれた深い霧に包まれて、またしても28年前にタイムスリップしてしまったのです。

 

タイムスリップした田村心ですが、ナイフで刺された傷はそのままだったため、彼はその場で気を失ってしまいました。

 

田村心が目を覚ましたのは、音臼村の病院のベッドの上でした。

 

傍らにいた父親の佐野文吾に、2017年に戻っていたことを告げ、『音臼小学校無差別殺人事件』の犯人が、女教師の木村さつきと加藤みきおであることを教えると、佐野文吾は信じられないという顔をするのでした。

 

一刻を争うとして、病院を無理やり退院した田村心は、加藤みきおの家に向かいましたが、そこにはもう加藤みきおは住んでおらず引越した後でした。

 

そこに、たまたま木村さつきが通りかかります。

 

ふたりは彼女に加藤みきおの事を尋ねてみると、お婆ちゃんが入院してしまったため彼は施設に入ったのだと教えてくれます。

 

田村心と佐野文吾は木村さつきを家まで送り届けてから、ふたりは木村さつきに教えられた施設を訪ねてみます。

 

しかし、そこにも加藤みきおはおらず、職員から親戚の加藤信也がやってきて、お婆ちゃんが危篤だと告げて連れてった事を伝えられたのでした。

 

お婆ちゃんの様子を確認するために、佐野文吾が病院に電話をしてみると、お婆ちゃんは危篤状態などではなく、入院してから親戚が見舞いにくるような事もなかったと伝えられました。

 

その頃、加藤みきおは目の悪い老人の田中義男の家に、見知らぬ男を連れて上がり込んでいました。

 

そして、田中義男にウサギは自分が実験のために殺したことを伝えたかと思うと、田中義男を殺害してしまったのだった。

 

そして、老人を殺害した木村みきおは、死体を残したまま家に火を放つのだした。

 

テセウスの船原作9巻のあらすじネタバレ

 

田中義男の家が燃えていると知らされた田村心と佐野文吾は、急いで火事の現場に駆けつけます。

 

ふたりが家を空けたのを見計らったように、佐野家に加藤みきおの叔父だと名乗る男が訪ねてきます。

 

加藤みきおの叔父は、応対に出た佐野和子に加藤みきおを探していると訪問の理由を説明して、佐野和子の出産予定日のことや田村心のことをあれこれ訊いたのでした。

 

佐野和子が何か不自然だと、加藤みきおの叔父に不信感を持ったとき、叔父は後ろに隠し持っていたナイフで佐野和子を襲おうとしますが、たまたま奥から佐野鈴が出てきたため、何もせずに帰っていったのでした。

 

田中義男の家の火事は、老人の火の不始末からの出火として処理されました。

 

家に戻った田村心と佐野文吾は、母親の佐野和子から留守中に加藤みきおの叔父が訪ねてきたことを聞き驚きました。

 

加藤みきおの叔父の加藤信也が佐野家にやってきた事で、佐野家の家族にも被害が及ぶ可能性が高まってきたと、田村心は佐野家の家族を安全なところに避難させることを佐野文吾に勧めます。

 

佐野文吾は田村心の意見に賛同し、彼に家族の非難を託したのでした。

 

そして、『音臼小学校無差別殺人事件』の後に、佐野家から青酸カリが見つかったのなら、既に置かれている可能性があると、田村心に探すよう頼んだのです。

 

佐野文吾は家の事は田村心に任せて、自分は加藤信也を指名手配するために警察にいきますが、警察は指名手配に応じてくれませんでした。

 

その日の佐野家の夕食は家族で鍋を囲むことになり、田村心も参加しました。

 

すると、佐野家の子供たちがそこにタイムカプセルを埋めた事を教えてくれたのでした。

 

タイムカプセルに興味を持った田村心は、佐野文吾と佐野和子に、自分達も一緒にタイムカプセルを埋めようと誘って、埋める事にしたのでした。

 

田村心は、『音臼小学校無差別殺人事件』を防ぐために、自分が過去を変えてしまうと、岸田由紀と出会って結婚することがなくなるかも知れないと考えました。

 

未来が変わってしまっても、岸田由紀と結婚して『未来』と云う名前の娘が生まれたこと事実を残そうと、田村心は家系図を作り指輪と一緒にタイムカプセルに入れたのでした。

 

佐野和子は子供たちを乗せて避難先の親戚の家干支へと車を運転していると、何故かカラーコーンで置いてあって邪魔をしていました。

 

不思議がりながらも、車から降りた佐野和子はカラーコーンを移動させますが、その時彼女の背後から人が迫っていたのでした。

 

その頃、田村心と佐野文吾は必死に加藤信也を探しますが、なかなか見つける事ができませんでした。

 

翌日、火の不始末の火事で亡くなったとされた老人の田中義男を葬儀が催されました。

 

そこで、田村心は木村さつきと会って、加藤みきおから連絡があったことを伝えられます。

 

加藤みきおは札幌にいるとことでしたが、明日の小学校のお泊り会には参加すると言ってきていたのです。

 

そして、明日の朝7時10分に駅に迎えにいくことになっていると言うのでした。

 

お泊り会のことを聞きつけた佐野文吾は、小学校の校長に中止するよう頼み込みますが、中止する明確な理由を明かすことができなかったため聞き入れられません。

 

仕方なしに佐野文吾はお泊り会の警備を強化することにします。

 

一方、避難先の親戚の家に向かった佐野和子たちが行方不明になってしまします。

 

心配した田村心は、探しに行こうとしますが、佐野文吾から明日の殺人事件を阻止することを優先すると言って打ち合わせを始めるのでした。

 

翌日になって、佐野文吾は田村心に無線と手錠を手渡して駅に向かいます。

 

一方、田村心は小学校にやってくる生徒たちの手荷物検査の準備をします。

 

その頃、加藤信也と加藤みきおは浜辺で朝食をとっていました。

 

ふたりは食べながら、人生で一番楽しかったことについて話をしていたのでした。

 

加藤みきおは三島姉妹を殺害していました。

 

三島医師は佐野文吾が見逃してくれなかった交通反則のことを怨んで、娘の三島明音に佐野鈴と仲良くすることを禁じました。

 

佐野鈴が好きだった加藤みきおは、佐野鈴を仲間外れにした三島明音に復讐するために、姉の三島千夏を殺害しました。

 

さらに、新聞配達の長谷川翼を脅して、三島明音に乱暴をさせてから殺害したのでした。

 

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テレビドラマ第9話の感想

 

三島姉妹や田中義男殺害の真犯人は加藤みきおだったんですね!?

 

しかも、動機が佐野鈴の代わりに三島家への報復だったとはおどろきでしたね!?

 

でも、過去の木村さつきは普通の女教師なのに、どうして養子にした木村みきおを異常におもえるほど庇うのかが分かりません。

 

でも、『音臼小学校無差別殺人事件』は三島家への報復とは考えにくいです。

 

『音臼小学校無差別殺人事件』の動機は何だったのでしょうね?

 

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テセウスの船 ネタバレ原作漫画最終回10巻のあらすじ

 

前日の打ち合わせ通りに、佐野文吾は札幌からやってくると木村さつきに連絡してきた加藤みきおを駅で待ちます。

 

しかしながら、加藤みきおは連絡してきた電車には乗っていませんでした。

 

しかも、加藤みきおは佐野文吾の裏をかくように学校にいた木村さつきに電話を掛けてきます。

 

そして、彼女を山小屋に呼び出していたのでした。

 

木村さつきが山小屋に向かうと、彼女はそこにいた加藤信也に首を絞められてしまうのでした。

 

学校では校長が木村さつきの居ないことに気付いて、田村心にそのことを伝えます。

 

田村心は小学校中を探しますが、彼女を見つけることができませんでした。

 

そして、木村さつきが居なくなったことを田村心から無線で知らされた佐野文吾は、急いで音臼小学校に戻ることにします。

 

その頃になると、子供たちの登校も始まりました。

 

田村心は、打ち合わせ通りに持ち物検査をしようとしますが、同伴してきた保護者や生徒から不満の声が上がってしまうのでした。

 

そこに佐野文吾が戻ってきて、警備のためだと協力を要請すると、保護者達は渋々ながら荷物検査に応じてくれたのでした。

 

そんな時に、加藤みきおが小学校にあらわれます。

 

田村心が学校にくる保護者や生徒の手荷物検査をする傍らで、佐野文吾は村の人たちが好意で持ってきてくれた差し入れの中から飲み物を集めて、すべてを廃棄しています。

 

そして、佐野文吾は水道水以外を口にしないように指示したのでした。

 

そして、夕食の時間がやってきます。

 

計画では、警報機を鳴らして夕食会を中止させることにしていましたが、警報機が作動せず田村心は慌てます。

 

急いで、多目的ホールに向かって、田村心は食事を中止するように呼び掛けたのでした。

 

その時、田村心は加藤みきおが他の子供たちに粉末ジュースを配っているのを見つけます。

 

ジュースの粉を水に溶かして飲もうとしている生徒から、慌ててそれを取り上げた田村心は、生徒たちに何も口にしないように命じたのでした。

 

すると、それを見ていた加藤みきおは、田村心をあざ笑うように、毒入りのジュースと疑っているのかと言います。

 

そして、粉末ジュースを水に溶かしたかと思うと、一気にそれを飲み干したのです。

 

そして、その場で苦しみながら倒れ込んだかと思うと、笑いながら立ち上がって、田村心に毒なんか入っているわけがないと言うのでした。

 

その時、佐野和子と一緒に行方不明になってた長男の佐野伸吾が、佐々木紀子に背負われて音臼小学校にあらわれました。

 

佐々木紀子の背中でぐったりしている長男をみて、佐野文吾は驚きますが、佐野伸吾は気を失っているだけでした。

 

佐野文吾に事情説明を求められた佐々木紀子。

 

彼女は、音臼村にくる途中で佐野伸吾と出会ったが、母親と姉が知らない男に連れ去られたと口走って、そのまま気を失ってしまったあのだと経緯を説明します。

 

佐野文吾は、緊急事態だと小学校の校長にお泊り会の中止を要請します。

 

今回は校長も中止の必要性を理解して、すぐに教師たちに指示を出したのでした。

 

加藤みきおが犯人だとわかっている田村心は、事件がおきないように彼を物品室に閉じ込めたのでした。

 

一方、佐野文吾は、長男の佐野伸吾のポケットの中に紙入れが入っているのを見つけます。

 

取り出してみると、それは奇妙な絵が描かれた紙片でした。

 

その絵を見ていて佐野文吾は、佐野和子と佐野鈴が山小屋にいるのではないかと思いつきます。

 

そして、その紙片の記されていた『18』と『30』と云う数次が18時30分を示していて、何かのタイムリミットではないかと考え、音臼小学校を離れないほうが良いと思ったのでした。

 

でも、8時30分まであと少しの時間しかなく、田村心は自分が山小屋に向かい、佐野文吾が音臼小学校に残る事を提案します。

 

そして、事件の犯人にされないように佐野文吾は他の警察と行動を共にして、アリバイを立証できるようにすることをアドバイスしたのでした。

 

佐野文吾は、田村心に山小屋に行くのは危険だと止めるよう説得しますが、彼は自分には帰る所がないからと言い残して、ひとりで山小屋に向かったのでした。

 

田村心が山小屋に着くと、小屋の中から小学校の物品室に閉じ込めたはずの加藤みきおの声が聞こえてきます。

 

加藤みきおは音臼村で起こった事件について話していたのです。

 

どうして、ここに加藤みきおが居るのかと不可解に思う田村心。

 

恐る恐る田村心がドアを開けようとしている時に、背後から忍び寄った男に襲われて気を失ってしまいました。

 

気を失っていた田村心が気づくと、山小屋の中に運ぶ困れていて自分が持っていた手錠を掛けられていました。

 

しかも、隣には木村さつきが倒れていたのです。

 

そして、傍らでは28年後の鎮魂祭の会場にいたはずの木村みきおが山小屋の中に灯油をまいていました。

 

どうしてここに木村みきおが居るのかと田村心は驚きます。

 

そして、山小屋の外で聞いた加藤みきおの声は事前に録音されていたカセットテープを再生していたものだったのです。

 

木村みきおも、28年後の鎮魂祭の会場で、田村心が包まれた霧によってタイムスリップしていたのでした。

 

木村みきおは目を覚ました田村心に、『音臼小学校無差別殺人事件』の真相を喋り始めたのでした。

 

加藤みきおは、小学生の時に音臼村に転向してきた時に、何かと親切に面倒をみてくれた佐野鈴に好意を持つようになったのだと言います。

 

そして、次第に佐野鈴を自分だけのものにしたいと思うようになっていったのでした。

 

そして、三島家が彼女に害を及ぼすと考えて三島千夏を殺害していたのです。

 

ある日、木村みきおが好きな人について佐野鈴に尋ねたときに、自分の父親みたいに正義感のある人が好きだと返されます。

 

それを聞いた加藤みきおは、警察官は正義ごっこをするのが仕事だと言って、佐野鈴を傷つけてしまったのです。

その後に、佐野鈴に意地悪をした三島明音を新聞配達員の長谷川翼をつかって殺害し、佐野鈴のためにしたと云うメッセージとして彼女の「S」のキーホルダーを現場に残したのでした。

 

そして、佐野鈴が尊敬する父親の佐野文吾を犯罪者に仕立てることで、その気持ちをつぶそうと考えて、『音臼小学校無差別殺人事件』を起こして、佐野文吾に殺人犯の汚名を着せたのでした。

 

加藤みきおは女教師の木村さつきが助かるように、彼女が嫌いな牛乳に青酸カリを混入させましたが、青酸カリ入れの牛乳を飲んで倒れた生徒を助けようと、人工呼吸を施してしまったため、木村さつきも倒れてしまったのでした。

 

その場に居合わせて自分だけが倒れていなくて疑われるのを回避するために、加藤みきおはわざわざ牛乳を舐めて倒れて被害者を装ったのです。

 

しかし、そのせいで下半身不随の後遺症が残り車椅子生活を余儀なくされた加藤みきおは木村さつきの養子として引き取られていたのでした。

 

『音臼小学校無差別殺人事件』の後も、木村みきおの佐野鈴への想いは変わる事がなく、彼女が事件後に整形手術で顔を変えて名前も村田藍にしても追い続けました。

 

そして、リハビリセンターで彼女と接触をはかり、交際を始めた木村みきおは、村田藍を妊娠させたのでした。

 

ひたすら佐野藍を自分のものにすることだけを目指してきた木村みきおでしたが、いざ彼女を手に入れた時に村田藍が以前の加藤みきおが好きだった優しい佐野鈴とは別人になっていたのでした。

 

それは、事件後の彼女が加害者の家族として世間から虐げられた人生を歩んできたためだったのです。

 

大きなショックを受けた木村みきおは『音臼小学校無差別殺人事件』の鎮魂祭で関係者を道ずれにして自分も死のうと考えます。

 

しかし、それを田村心に阻止されてしまった上に、自分も28年前にタイムスリップしてしまったのだと言います。

 

28年前に戻った木村みきおは、加藤みきおの叔父の加藤信也を名乗って、過去の自分に接触をはかります。

 

そして、加藤みきおに『音臼小学校無差別殺人事件』を起こすと、未来の佐野鈴が別人になってしまうことを教えて、計画を中止させたのです。

 

その結果、加藤みきおは計画を変更して、佐野文吾と田村心を殺害することにしたのでした。

 

そして、加藤みきおは、妊娠中の佐野和子を殺害してしまえば、田村心が生まれてこないと考えます。

 

その為に、目の不自由な老人の田中義男を殺害して、家に火を放つことで、佐野家から田村心と佐野文吾をおびき出して、その隙に木村みきおによる佐野和子の殺害を試みたのでした。

 

しかし、木村みきおがナイフを取り出そうとした時に、佐野鈴が出てきた為、計画を中止したのでした。

 

木村みきおは、自分の目の前で母親が惨殺されたら、佐野鈴の心に大きな傷跡が残ると考えたからだったのです。

 

『音臼小学校無差別殺人事件』を中止することに納得した加藤みきおは、『おじさん』の木村みきおを殺せと言われていると、本人に伝えます。

 

それを聞いた木村みきおは、少し悲しそうな顔をして、それ一番いい答えかも知れないと言ったのでした。

 

そして、加藤信也としての遺言を残して、田村心や佐野文吾も殺害してから、すべての罪を被ることを決心します。

 

そうすることで、加藤みきおを佐野鈴のヒーローにすることができると考えたと言うのでした。

 

一連の事件の真相を田村心に明かした木村みきおは、まき終わった灯油に火を放ちます。

 

一方、音臼小学校の体育館に閉じ込められていた佐野鈴を助け出した加藤みきおは、加藤信也の遺言を出してヒーローになろうとしますが、佐野文吾は加藤みきおを信じてはいませんでした。

 

それから、旧体育館に閉じ込められていた佐野和子を助け出した佐野文吾は、山小屋に行った田村心のことが心配になり、自分も山小屋に向かおうとします。

 

するとその時、山小屋に火を放って戻ってきた木村みきおがナイフを持って佐野文吾に襲い掛かってきたのです。

 

しかし、そこに山小屋を間一髪で脱出した田村心もあらわれ、ふたりの間に入ったため、田村心は身代わりになって木村みきおに刺されてしまったのでした。

 

木村みきおは、それでも佐野文吾を刺し殺そうと、ふたたび襲い掛かりますが、佐野文吾が持っていた拳銃で木村みきおを撃ったため、その場で倒れて息を引き取ってしまいました。

 

その後で、佐野文吾は自分の身代わりになってナイフで刺された田村心に駆け寄りって抱きかかえて、死ぬんじゃないと泣きますが、田村心も死んでしまうのでした。

 

それから、28年の月日が流れました。

 

加藤みきおは、三島姉妹や金丸刑事を殺害した、平成の殺人鬼『少年A』として騒がれ少年院に収監されましたが、一切を黙秘したまま刑期を終えて、東京のどこかに暮らしていました。

 

近々、音臼村がダムに沈むことになったため、出獄した木村みきおを探していた佐野文吾ですが、皆で自宅に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことにします。

 

そこで田村心がタイムカプセルに入れた指輪と家系図を見つけます。

 

その家系図には、田村心が岸田由紀と云う女生徒結婚して、『未来』と云う名前の娘が生まれる事が描かれていました。

 

田村心が残した家系図を見た佐野文吾は、木村みきおを探すのを止めて岸田由紀と云う女性を探そうと思うのでした。

 

一方、佐野和子が事件後に生んだ次男の佐野心は、その頃には教師になっていました。

 

そして、佐野心は同僚の岸田由紀とは、彼女の手作り弁当を手渡されて、生徒から冷やかされるほどの間柄になっていたのでした。

 

しばらくして、佐野心は岸田由紀を自宅に連れてきて、父親の佐野文吾に紹介します。

 

佐野文吾は、息子の佐野心から紹介された女性が、自分が探していた岸田由紀だったことに驚くと同時に安堵したのでした。

テセウスの船 最終回木村さつきが真犯人?動機や経緯 内容を紹介

 

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<最終第10巻の感想>

 

真犯人は木村みきおで、その動機は佐野鈴の心を自分のものにしたいと云うものでした。

 

自分の好きな人に危害を加える人間からその人を守ろうと思う気持ちは解かりやすいですが、尊敬する相手をおとしめると云う考え方は人の心に存在する闇の部分です。

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▲テレビドラマの『テセウスの船』9話10話が原作に対して、オリジナリティをだいぶ盛り込んで犯人黒幕も違うので紹介します↓

原作漫画との違い、ドラマ9話のオリジナルな出来事

 

  • 警察官の馬淵(小藪一豊)が佐野家に押し入って家宅捜索を
  • 佐野文吾が拉致され、目隠し・監禁
  • 心が佐野の居場所を聞くために入院中の加藤みきおの所へ見舞に行く
  • 由紀のノートが佐野駐在所へ匿名で届けられているのを心が発見する
  • 1977年、12年前の村祭である音臼村祭(音臼村祭の存在自体がオリジナル)。で「炊き出しのキノコ汁に毒キノコが混入し、徳本の母が亡くなった」という事件が起こった
  • 監禁された佐野が何故か開放され、その後警察署で聴取を受けに行った後留置場に拘束
  • 音臼村1034番地先の路上で不審なものとして「オイルが切れたライター」と「三島明音ちゃんの隠し撮り写真」と「真っ二つに折られたワープロのフロッピーディスク(駐在日誌と書かれている)」が発見
  • 馬淵が佐野駐在所に押し入り、ワープロの中にある「駐在日誌」を読み、庭の裏庭に埋めてある青酸カリを掘り出し犯人を佐野文吾と断定
  • ドラマ:真犯人の目的「今まで起きた罪を佐野文吾になすりつけ確実に死刑にすること」
  • 原作漫画の真犯人:加藤みきお(大人)が「鈴の好きなタイプである正義の味方=佐野文吾という存在を消すため」

 

原作漫画との違い、ドラマ10話(最終回)の内容あらすじ

 

  • 加藤みきおが真犯人に裏切られ、記憶喪失に
  • 佐野文吾が牢屋の中で「サラダ記念日」という本を読み、犯人からのメッセージが仕込まれている事に気付く。(犯人のメッセージは「罪を認めろ さもなくば家族を狙う」)
  • 佐野文吾が心と和子との面会で「犯人は俺だ」と自白。
  • タイムカプセルを過去の佐野家で掘り返す
  • 加藤みきおが「作戦変更・ジエンド~!!」と言い、佐野文吾を無罪にするためにボイスレコーダーを置いて自白を録音し、青酸カリを飲んで自殺を。
  • 校長の息子で18歳の徹君が音臼村祭に参加し、喧嘩に巻き込まれたという設定。
  • さつき先生が高1のころに妊娠し、妊娠4か月で中絶したという過去の設定(さつきはこの過去があるため、加藤みきお(幼い子供)を守ることに異常に執着)
  • 佐野文吾宛てに殺害予告の手紙が届き、心が単身犯人の元へ向かっていく。
  • ドラマ版の真犯人は田中正志(霜降り明星・せいや)で、犯行動機は「母と妹が死んだ原因が佐野文吾だったから(母は過労、妹はいじめによる自殺)」
  • ドラマ版では心の胸にナイフが刺さり死亡する原因が「正志の自殺(佐野を殺人犯にするため)を止める為に争ったせい」
  • ドラマラストシーン「心(過去、和子のおなかの中にいた子)と由紀が妊娠(女の子)の報告をしに家族が集まり、佐野文吾が生まれてくる子供の名前を「未来(みく)」と提案」するが、漫画のラストシーンはお腹に子がいる描写は無く、佐野家に心と由紀(にそっくりな女性。名前は語られない)があいさつに来るシーンとなっている(さらに漫画では大人加藤みきおが釈放され、街中で黒いフードをかぶり怪しげに歩くシーンで幕を閉じる)

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▼ここから テセウスの船の真犯人と音臼小学校を狙う真の動機について

『テセウスの船』ネタバレ犯人は?事件の真の目的は?

「テセウスの船」原作漫画の真犯人と音臼小を狙った裏に隠された真の動機

ついてネタバレしていきます。

犯人は、ずばり先に書いちゃいます↓↓

……

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加藤みきお(安藤政信)さんです↓↓

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放送前の登場人物紹介では「車いすの男」という役名でしたが、

音臼小無差別殺人事件を起こした本当の動機は、「事件以前の鈴にもどってほしかったから」です。

音臼小学校を狙う真の動機について

鈴の同級生・三島明音ちゃん殺害(同時に長谷川翼:竜生涼も死亡)の件は、明音が鈴をいじめたため復讐で殺します。

加えて、鈴から「将来、結婚するなら、お父さんみたいな人がいいかな。正義感のある人ってやっぱりいい」という言葉を聞いた加藤みきお。

鈴の父の佐野文吾(鈴木亮平)を殺人犯に仕立てようとたくらんだのです。

そう、音臼小無差別殺人の真の目的は、鈴の父の文吾を世間的に殺人犯にして世間からの抹殺だったと言えます。

事件が起き 音臼小のお泊り会で毒入りジュースが配られ、その後罪を被らされ逮捕となった鈴の父は死刑となります。

 

テセウスの船 最終回・最終話の結末まで一気に流れをネタバレ原作漫画あらすじより↓

一度過去に戻った心は、過去を変えて現代に戻ってくる事ができましたが、父親の罪だけは変えることはできませんでした。

そして、真犯人の正体を知った心は再び31年前の1989年の6月20日にタイムスリップにしてしまいます。

文吾に濡れ衣を着せた真犯人は、現代で姉の鈴と結婚した加藤みきおであることを知った心。

 

心は警察官の文吾と協力して事件を阻止しようと奮闘しますが、二人暮らししていた祖母が入院して引っ越してしまった加藤みきおの居所をつかむことができません。

みきおが入った施設を調べ上げて連絡するも、既に加藤信也と云う人物に引き取られた後でした。

 

教師の木村さつきに確認するも加藤みきおの身内には信也と云う人物はいなかったと言います。

加藤みきおの居所をつかもうと心と文吾が必死で調べていた頃、みきおは村の住人の田中家に遊びにきていたのです。

しばらくして、田中家から出火したとの連絡を受けた文吾は心と現場に向かうのでした。

 

その頃、佐野家には怪しい人物が来ていて、和子の命を奪おうとしていたのです。

目的は和子が身ごもっていた心の命だったのでした。

しかし、ちょうど鈴が現れたことで事なきを得ます。

 

そして、怪しい人物は姿をくらましたのでした。

この一件で、家族の危険を感じた文吾は妻と子供たちを村から避難させることにします。

 

親戚の家にかくまってもらう事にしますが、和子と鈴は犯人に囚われてしまうのでした。

一方、加藤みきおは学校のお泊り会に参加すると教師のさつきに連絡してきます。

 

みきおは当日の朝の電車の時間まで連絡してきましたが、その電車には乗っていませんでした。

その後、あらためてさつきに連絡してきたみきお。

 

今度は音臼岳にある小屋に呼び出しを受けたさつき。

さつきが小屋に出向くと、悲しそうな顔をしたみきおが待っていました。

 

その小屋で、さつきは背後から忍び寄った人物によって殺されてしまったのです。

その頃、学校はお泊り会に参加する子供や親たちで溢れかえっていました。

 

心はその中に加藤みきおの姿を見つけます。みきおの持ち物を調べる心。

しかし、みきおは心が見ていないところで粉末のジュースを配っていたのです。

心はみきおからもらった粉末ジュースを飲もうとする生徒を見つけて、お泊り会の飲み物に毒物が混入していると周囲に警告を発します。

周囲がパニックになった時に、兄の慎吾が見つかったとの知らせが入ります。犯人は慎吾を逃がしてしまっていたのです。お泊り会は、毒物混入と文吾の家族の行方不明などで中止が決定されます。

 

見つかった慎吾の服には気味の悪い絵が描かれた紙切れが入っていました。

どうやらそれは和子と鈴の居場所とタイムリミットを示しているように思えたのです。

 

それを見た心はさつきが加藤みきおに呼び出された音臼岳の小屋を思いつきます。心はひとりで小屋に向かいます。小屋に入ると三島千夏の事件のテープが流されていました。

 

ところが心は小屋の中で背後から誰かに襲われ気を失ってしまったのです。

 

しばらくして心が目を覚ますと心は綱で縛られていました。

そして目の前には、現代の加藤みきおが立っていたのです。

 

タイムスリップしていたのは心だけでなかったのです。心だけでなく加藤みきおも過去を変えたいと考えていたのです。

みきおが取り戻したかったのは純粋な頃の鈴だったのです。もともと加藤みきおは転向生として音臼村にやってきていました。

そして、何かと面倒をみてくれたのが、最初に隣の席になった佐野鈴だったのです。

鈴の優しさに惹かれたみきおに恋心が芽生えます。

 

鈴の理想的な男性像が父親で、その正義感だと知らされた加藤みきおは感情的になって鈴を悲しませてしまいます。そして、みきおの鈴への捻じれた想いはエスカレートして次々と事件を起こしていったのでした。

 

そして、遂には鈴の父親の文吾を邪魔な存在だと思うようになったのです。挙句のはてに鈴の尊敬する文吾を犯罪者に仕立てようと画策した加藤みきお。

 

しかし、文吾を犯罪者に仕立てたことで佐野家は滅茶苦茶になり、鈴から純粋さも消えてしまったのです。現在の加藤みきおはタイムスリップで、加藤信也と云う人物になりすまして、すべての罪を背負おうと考えたのでした。

 

しかし、心と文吾が事件の真相を知っている事に気付いたみきおは二人を抹殺しようとしていたのです。加藤信也になりすましたみきおは、縛られた心を閉じ込めた小屋に火を放って、文吾のもとへ向かいました。

 

その頃、文吾は行方不明の和子と鈴も見つかり、お泊り会も中止されたので、パトカーで心のもとへ向かおうとしていました。その時、加藤信也になりすました加藤みきおは文吾の背後から刃物を持って襲い掛かろうとしていたのです。

 

みきおが文吾を刺そうとした時、そこに現れた心が代わりに胸を刺されてしまいました。心は危機一髪で縄を解いて小屋から逃げ出していたのです。

心に邪魔をされたみきおは文吾も襲おうとしますが、逆に文吾に倒されてしまします。そして、文吾は31年後の息子と親子の話をしますが、その場で心は息を引き取ったのでした。

 

その結果、31年後の未来は全く違うものになっていました。

一連の事件の犯人は佐野文吾ではなく、加藤みきおが逮捕されて最悪事件として語り継がれていました。

そして事件後に和子が生んだ子供の名前は、文吾の命を救ってくれた『心』の名前が付けられたのでした。

家族で『田村心』の墓参りをした後で、文吾は事件前に埋めたタイムカプセルを起こします。

その中に心が入れた指輪と手書きの家系図を見つけた文吾。

家系図には心の妻として『岸田由紀』の名前が書いてありました。

後々に、心から婚約者として由紀と云う女性を紹介された文吾は幸せに包まれるのでした。

 

 

テセウスの船:原作漫画と違うドラマの真犯人考察

何と原作者の東元俊哉さんからの発表で、ドラマでの真犯人は原作と違うと聞いてますとの発言があり、衝撃が走っています!それを聞いて主演の竹内さんも大変驚いていて「初めて知りました。原作は読んでいますが、ドラマの台本には原作にない展開もあったので、どうなるのかなと思っていたんですが…」と

原作にない展開も待っているとここでもネタバレしちゃいましたね(;’∀’)

てっきり加藤みきお役の安藤政信さんが原作通りで犯人と思い込んでいたので、、これでドラマをより楽しめますね♪ 

では原作と違う真犯人とは誰なのか考察していきたいと思います。まだ2話3話途中なのでヒントは少ないですが、わかり次第追記していきます!

今のところ 小学校教師の木村さつき(麻生祐未)ではと考えてます!

謎の車椅子の男 加藤みきお(安藤政信)を養子にしてから犯人は加藤みきおと知るさつき。だが、みきおへの愛で佐々木紀子を殺害します。共犯として過去にも戻って最後は自分が罪をかぶる何て結末が原作と違いドラマでは見れるかもしれません。

「犯人が打ち込んでいると思われるワープロにあった“超能力”という言葉は、雪崩の場面に遭遇したさつき先生しか知りえない」

「2話で登場した犯人の目はまつげが長いので女性」

などからも木村さつき との可能性が高いと考察します!↓↓

テセウスの船 木村さつきが真犯人?動機や経緯 内容を紹介

追記8話から

原作と違う犯人が木村さつきと考えていたのですが、犯人三人説だと考え始めました!

人形つながりから、加藤みきおと校長先生なのではと…

 

テセウスの船 キャスト【相関図一覧】子役子供や刑事役もネタバレ紹介

テセウスの船 実話ネタバレ音臼村モデルは実在する?実際の事件例を紹介

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テセウスの船:最終回結末の感想・視聴率は?>

 

タイムスリップしていたのは心だけではなかったんですね!?

 

心は過去を変える事で父親の冤罪を打ち消そうとし、みきおは鈴の気持を取り戻そうとしていました。

 

この物語の最大の魅力はタイムスリップして過去を変えたことで不幸だった加害者の家族の未来が変わってハッピーエンドになったことではないでしょうか?

原作が大変おもしろいので、最終回視聴率もやはり10%以上となって、日曜夜は12%13%になることも多くそれぐらいではと予想してます。


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