カムカムエブリバディ86話あらすじ【時代の移ろい】

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今回は『カムカムエブリバディ』の86話(第18週)3月3日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【時代の移ろい】と題して18週86話をお送りします。

 

時代は昭和から平成へと移りますが、時代劇を取り巻く環境は厳しさをましていきます。

 

映画村への来場者数の右肩下がりを何とかしたいと榊原から指示を受けたひなた。

 

時代の移ろいととともに変わってきた世間の人々の趣向に抗う事はできるのかが気になりますね。

 

<カムカムエブリバディ86話のあらすじネタバレ 放送後の詳細

 

昭和60年の夏になって左近役のオーディションで五十嵐が役柄を得た『棗黍之丞 妖怪七変化!隠れ里の決闘』のリメイク版が封切られました。

 

さっそく映画館に足を運んだひなたと五十嵐は大勢の人が押しかけてきていた映画館で何とか二人並んでの席を確保できたのです。

 

スクリーンに自分の名前を映し出される台詞もある伊織役で出演した映画をひなたと食い入るように見入ったのでした。

 

そして映画を観終わったふたりは大月家に戻って夕食をとることになります。

 

ひなたは主演のモモケンが演じる黍之丞より五十嵐が演じた伊織の方が格好良かったと興奮気味に話をすると、るいも錠一郎も嬉しそうな顔で聞き入っていました。

 

その頃には五十嵐は両親からも桃太郎からも好かれてすっかり大月家に溶け込んでいたのです。

 

そんなある日、近所で夏祭りが催されて浴衣姿のひなたは文四郎と出掛けていきます。

 

そして文四郎は夜店で風鈴を買ってひなたに差し出したかと思うと、かつてふたりが『条映ミスコンテスト』で演じたときの台詞を口にしたのです。

 

収入も少なくまだまだなだけれど自分はひなたを幸せにしたいと思っているのでついてきてくれるかと云う内容を侍言葉で告げた文四郎。

 

それはまさしくひなたへのプロポーズだったのでした。

 

プロポーズの言葉を聞いて思わず抱き付いたひなたはこの上ない幸せを感じていたのです。

 

それから数年がたって年号は昭和から平成へと移っていました。

 

弟の桃太郎も高校生になっていたひなたは映画村で働くようになって8年が過ぎようとしていましたが、仕事内容は当初と変わらず業務部のままだったのです。

 

しかし、映画村を取り巻く環境は芳しくなく年を追うことに訪れる客の数が少なくなってきていたのでした。

 

上司の榊原は映画村を訪れる来場者の人数推移をみせながら、かつての人気がなくなってしまった映画村を何とかしなければ撮影所ともども倒れてしまうと危機感をあらわします。

 

そして、榊原はひなたに来場者を増やすための企画を考えて欲しいと指示を出してきたのです。

 

榊原から企画を考えるように言われたひなたは何気なく8年前に五十嵐と一緒に観た『妖怪七変化!隠れ里の決闘』のポスターを眺めます。

 

今やその映画は歴史と伝統のある条映時代劇が咲かせた最後のあだ花となっていて、映画業界だけでなくテレビ業界でも時代劇は斜陽となっていたのでした。

 

時代劇は世間の人気もさることながら衣装や美術なんどの制作費用がかさむこともあって敬遠されるようになってしまっていたのです。

 

一方の五十嵐といえば、8年前の映画出演以降には台詞のある役柄に恵まれず大部屋俳優として斬られ役を続けていました。

 

そんなある日、出演を終えて休憩所でくつろいでいる文四郎に向かって、美咲すみれが主演している現代劇の俳優が不足している話を聞きつけたひなたが応募することをすすめます。

 

ところが時代劇以外は演じないと自らの信念を貫くと言い返し文四郎。

 

気まずい雰囲気になるのを避けるようにひなたは話題を変えて大月家の夕食に五十嵐を誘いますが、久しぶりにもかかわらず文四郎はそれも理由をつけて断ってしまったのです。

 

長らく付き合ってきていた27歳になっていたひなたと29歳になっていた文四郎の間に何とも言えない微妙な雰囲気が漂うようになってきていたのでした。


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