今回は『おかえりモネ』の104話(第21週)10月7日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【辛い気持を和らげるには】と題して21週104話をお送りします。
百音は菅波医師から辛いことを自分の中に貯め込まずに吐き出すことで人は気持ちを楽にすることができると教わります。
外科医師なのに本職のカウンセラー見たいですよね。
<おかえりモネ104話のあらすじネタバレ>
永浦家の家族それぞれが違う悩みを抱えていることをあらためて感じさせられた百音は朝の早い時間に菅波医師に電話をかけて相談します。
震災で受けた痛みは何年が過ぎようとも消えないと菅波医師に伝えた百音は地元の人たちがそれでも平静を装い続けていることを心配したのです。
そんな百音の話を聞いた菅波医師は医学の世界で痛い事を他人に打ち明けることが心を軽くする糸口になるケースがあることをアドバイスしてくれます。
またしても菅波医師の言葉で漠然としながらもヒントをつかんだ百音。
百音は菅波医師に向かって時々はきつく感じるけれど自分には大切な言葉だと信頼を寄せたのでした。
翌朝のコミュニティFMでの百音は菅波医師からもらった助言から気象と心にかかわる話をリスナーに向かって話し始めます。
普段はまったく気にもしていないのに低気圧が近づくことで身体や心の痛みが発症してしまうことがあって『気象病』と呼ばれていることを説明する百音。
そしてその後に、少ししんどいと思ったら心にため込んでいるものを外に向かって吐き出そうと呼びかけます。
コミュニティFMに来て自分に向かって話してくれても良いとも穏やかな口調でマイクに向かったのでした。
そして、その放送が終了するころを見計らったかのように中学3年生の石井あかりが姿をあらわします。
百音の前で躊躇いながらようやく口を開いたあかりは『先生』に会いたいと告げたのです。
驚いた百音があかりに詳しい話を訊くと、なんと小学校時代の彼女は亜哉子の教え子だったことが判明したのでした。
仕事を終えた百音はあかりを連れて亀島の永浦家にもどります。
久々の教え子を大きくなったと満面の笑みで迎え入れた元小学校教師の亜哉子。
するとあかりは今まで百音には見せたことのない笑顔を亜哉子に返したのです。
小学校1年で被災したあかりは、その1年後に北海道に転校していたのです。
北海道で多くの友だちと楽しく学校生活を送っていたあかりでしたが両親の都合でふたたび気仙沼に戻ってきていたのでした。
ほんとうは北海道に居たかったと言うあかりは両親が気仙沼に戻れたことを喜んでいるし自分も友達ができたと微笑みます。
今まで自分の心の中に隠してきたものを亜哉子に明かすことができたあかりは胸に何かがつかえているような苦しみからやっと解放されたのでした。
その日の夕食の準備をしながら百音にあかりを連れてきてくれたことを感謝するもののどこか様子がおかしい亜哉子。
百音が心配していると亜哉子は思いつめたような表情で自分の胸の中に閉じ込めていたものを吐き出し始めたのです。
地震が起こったとき学校で教え子たちを守ろうとしていた亜哉子は目の前の子供たちのことでなく自分の娘たちのことを心配していたというのです。
そして教え子たちを残して自分は家に戻ろうとしていたと動揺しながらも後悔の念に駆られていることを打ち明けたのでした。
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