今回は『ちむどんどん』の36話(第8週)5月30日月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【何も知らない暢子】と題して8週36話をお送りします。
イタリアンレストランで働いているのに、イタリアのことなどを全く知らない暢子。
そして、仕組まれたように評論家の淀川から質問されます。
そして何も答えられない暢子は、新聞社の雑用アルバイトを命じられてしまいます。
暢子は新聞社での雑用をちゃんとこなせるのでしょうか。
<ちむどんどん 36話のあらすじネタバレ>
暢子が山原村から上京してきて1年半の月日が流れ、時は昭和48年の10月を迎えていました。
その頃になると、最初こそ右も左も分からなかった暢子も、店で出す前菜の一部を任されるようになっていました。
そんなある日、暢子は料理長の二ツ橋に素朴な疑問をぶつけます。
それはオーナーである大城房子が小学校しかでていないのに、信じられないくらい様々なことに博識ぶりを発揮していたからでした。
すると二ツ橋は、房子の持論を教えてくれます。
料理人は料理さえできればいいという考え方では駄目だというものでした。
しかも、房子の幅広い知識と視野を認める一流の文化人や芸術家が、オーナーを慕って『アッラ・フォンターナ』に集まってきていると明かしてくれたのです。
しかし、新聞すら読まない暢子には料理と文化や芸術との関係が理解できません。
その頃、沖縄の比嘉家にはお腹が大きくなった良子が、出産のために戻ってきていました。
結婚しても、自分は絶対に教師を辞めないと言っていた良子でしたが、出産を控えて考え方が変わります。
教師の代りはいても、子育ては母親になる自分にしかできないと話す良子は、出産後に教師を辞めるつもりであることを明かしたのでした。
そんな姉の変貌ぶりに末っ子の歌子は驚きます。
歌子は高校を卒業したら、運送会社の事務職で働くことが決まっていました。
ところが、歌子には家族の誰にも明かしていない想いを密かに抱いていたのです。
それは、レコード会社主催で開かれる『新人歌手発掘オーディション』に自分も出場したいというものだったのでした。
同じこと、放浪していた長男の賢秀は、ふらりと立ち寄った千葉にある養豚場で楽しそうに豚の世話をしていました。
その養豚場は猪野寛大が営んでいて、娘の清恵のふたりでやってきていたのです。
寛大は賢秀が慣れた手つきで豚の世話をしているのを見て驚きますが、自分は大きなビジネスを追い求めて沖縄からやってきているので、ここに長居するつもりはないと言うのでした。
ある日、『アッラ・フォンターナ』でオーナーの大城房子が懇意にしてくれている演劇評論家の淀川晴夫と東洋新聞の記者2人が食事をするテーブルに料理を運んだ暢子。
運ばれてきた料理について淀川から尋ねられた暢子でしたが答えることができません。
すると今度は、イタリアの地理や店名の由来などについて訊かれます。
そして何も答えられない暢子が、料理人を目指していることに呆れてしまったのです。
その日の夜に房子から書斎に呼ばれた暢子は、その場でクビを申し付けられてしまいます。
房子は淀川との一件を重く見ていたのでした。
イタリアのことなども勉強するからと必死で許しを乞う暢子。
そんな暢子に対して、オーナーの房子が命じたのは、東洋新聞で雑用のアルバイトをして評価を得る事でした。
突然の解雇を避けたい暢子は、東洋新聞でボーヤと呼ばれる雑用のアルバイトすることになります。
東洋新聞学芸部に暢子が出向くと、デスクは『アッラ・フォンターナ』に来ていた記者の田良島甚内だったのです。
学芸部で雑用のアルバイトをすることになった暢子は、デスクの田良島や他の記者たちから次々と用事を言いつけてきます。
暢子は内心ではどうして自分がこんなことをしなければならないのかと困惑しながら、言いつけられた雑用をこなしていくのでした。
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