今回は『らんまん』の129話(第26週)9月28日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【多くの人が万太郎のために集まってくれる】と題して26週129話をお送りします。
寿惠子の病気は原因も治療方法もわからないもので、残された時間も多くないことを家族に明かした万太郎。
そして寿惠子の望みでもある図鑑の完成を急ぐために、方々に向けて協力依頼の手紙を書いた万太郎。
すると画工だった野宮を筆頭に、波多野や藤丸も駆けつけてくれます。
さらには手紙のやりとりで親交を深めてきた専門知識が豊富な父な理科教師たちもやってきてくれたのでした。
<らんまん26週129話のあらすじ>
理学博士の授与式を終えた万太郎たちを留守を守っていた百喜と大喜と千歳と虎鉄が出迎えて祝福します。
しかし、その一方で式典ですっかり疲れてしまった寿惠子は、別の部屋で休んでしまったのです。
心配する家族に向かって万太郎は、寿惠子の病気が原因も治療法もわからないものであることを明かします。
そして寿惠子の寿命が長くないことを告げた万太郎は、みんなで寿惠子を支えてほしいと頼んだのでした。
その一方で、万太郎は寿惠子の願いでもある図鑑の完成を一刻でもはやく成し遂げようと、方々に自分に協力してほしいと手紙を書き始めます。
それからしばらくしたある日、植物学教室の画工で助手をつとめていた野宮が万太郎の手紙に読んで駆けつけてくれました。
そして、万太郎から植物画を頼まれることは、この上ない誉れだと口にした野宮はさっそく仕事に取り掛かったのです。
その後も次々に頼もしい助っ人たちが万太郎の手紙を読んで駆けつけてくれます。
かつては互いに切磋琢磨しあい、今では旧友と言えるほど親交を深めていた藤丸と波多野。
そして波多野の教え子たちも集まってきてくれたのです。
さらには万太郎が手紙をやり取りしてきた高度な専門知識を持った理科教師たちも姿を見せてくれ、それぞれが手分けして万太郎の図鑑を完成させるために黙々と仕事をこなしていったのでした。
多くの人が万太郎のために集まってくれ、図鑑の完成に向けて協力してくれるのを見た寿惠子は、自分の体調をおしてまで差し入れのおにぎりをつくろうとします。
寿惠子はそうすることで、自分もみんなと一緒に図鑑づくりに加われると思っていたのでした。
そんな中で、万太郎が待ちわびた人が槙野家を訪ねてきました。
それは名教館時代からの幼馴染で、今までことあるごとに互いに励ましあってきた広瀬佑一郎だったのです。
佑一郎は大学教授を務めながら関東大震災の復興局で陣頭指揮をとっていて、その後は教え子たちに道を譲るように引退するつもりであることを万太郎に打ち明けます。
“この先は生涯ただのエンジニアだ”
祐一郎がそう口にすると、万太郎は笑みを浮かべながらややっと同じ道をいけると握手を交わしたのでした。
そして佑一郎もまた図鑑づくりに協力してくれることになり、3,205種もある索引づくりを担ってくれたのです。
そんなある日、万太郎のもとに北海道帝国大学から思っても見ない依頼が飛び込んできます。
何とマキシモヴィッチ博士の生誕100年を祝う記念式典を催すことになったとして、そこで万太郎に講演してほしいというものだったのです。
しかし、北海道への長旅を躊躇してしまう万太郎。
すると万太郎が自分のことを案じて万太郎が二の足を踏んでいることを察した寿惠子は、今までずっと言い続けてきた”家を一歩でたら自分のことは忘れて、あるのは万太郎と植物だけ”ということばを持ち出して微笑みかけてくれたのです。
“新種見つけてきてくださいね”と万太郎を北海道に送り出した寿惠子は、万太郎が書いた原稿をその胸に強く抱きしめたのでした。
らんまんネタバレ130話最終話【竹雄の酒と図鑑完成!スエコザサで感謝
<らんまん26週129話の感想>
明日の最終回をまえに、予想通りに懐かしい顔ぶれが槙野家に集まってきましたね。
特に祐一郎は、万太郎が名教館に入ってきた際の虐めっこ的存在だっただけに、これほどまでに仲良くなるとは意外でした。
それにしても寿惠子の病気が原因も治療法もわからないとは悲しすぎます。
モデルとなっている牧野寿衛子さんの死因も明らかにされていませんが、子宮癌の疑いがあったのではと言われています。
昭和初期では癌は対処法のない不治の病だったんでしょうね。
サブタイトル『スエコザサ』は、寿衛子さんが生前に採取していたと残されていますが、おそらく北海道への旅で万太郎が見つけることになるんでしょうね。
最終回が涙が止まらなくならなければイイのですが。
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