『やめるときもすこやかなるときも』は原作漫画をドラマ化して2020年1月20日(月)の深夜に日テレにて放送が始まります。
ドラマ主演はこの二人です。
今回は原作の流れと最終結末について紹介します。
『やめるときもすこやかなるときも』の原作あらすじネタバレ
須藤壱晴は家で目を覚ますと隣には本橋桜子が寝ていました。
二人は前日にあった友達の結婚式で知り合ったばかりだったのでした。
壱晴は桜子が目を覚まさないように気をつけながら寝床から抜け出します。
そして、合鍵と手紙を目立つところに残して自分は工房へいった壱晴。
置手紙には合鍵をポストに入れておくようにと記されていました。
壱晴は師匠の哲の元で修行を積んだ家具職人で、今は独立して工房で家具を作っていました。
ところが壱晴は一年間で12月のある1週間だけ声が出なくなると云う症状に悩まされていました。
それは大切な人を亡くしてしまった事によるトラウマが原因だったのです。
そのせいで女性とちゃんと付き合うことができませんでしたが、いろいろな女性と寝てしまうという怠惰な生活をしていました。
ある日、壱晴は個展のための小冊子の制作打ち合わせで頼んだ会社の営業担当が工房に来るのを待っていました。
やって来た営業担当者は女性だったのです。
一通り打ち合わせが終ると、その女性がおもむろに小さな声で話し始めました。
「あの、、、お、覚えていませんか?」
なんとその女性は桜子だったのです!
桜子は両親と実家に住んでいる、それまでは男性と寝た経験もなかった32歳の独身女性でした。
彼女の父親は仕事がうまくいかなくなりアル中状態になっている、しばしばDV状態になっていたのです。
そんな桜子の家では妹の子供だけが前向きな話をするのでした。
ある日、壱晴は例年の声が出なくなる症状がでているのを桜子に見られてしまいました。
苦しんでいる壱晴を見た桜子は、背中を撫でるなどをして優しくします。
桜子は仕事ではないプライベートで二週間後に様子を見にくると壱晴に伝えたのでした。
しばらくして、壱晴との結婚を考えていた桜子は彼を自分の実家に連れて行ったのでした。
しかし、不在の予定の筈の父親が唐突に帰ってきて壱晴と鉢合わせしてしまいます。
暴言を浴びせられながら壱晴は桜子の父親に言い返したのでした。
「桜子とつきあうつもりだ!」
当の桜子は二人のやり取りに茫然とするしかありません。
桜子の父親と対峙しながら、何故が元カノの真織のこと思い出していた壱晴。
壱晴と真織の出会いは父親の勤務地だった松江でした。
真織は壱晴の高校の同級生だった堀内の実家が経営していたホテルでアルバイトをしていました。
真織の家庭は複雑な状況でしたが真織は成績も良く、壱晴に実家から出たいと漏らしていたのでした。
そんな心の内を打ち明けた真織と壱晴は次第に距離を縮めていったのでした。
『やめるときもすこやかなるときも』のドラマ結末は?最終回 元カノ真織のトラウマから脱出
真織のことを何も知らない桜子は、ついに壱晴の実家を訪れます。
そこで、真織と壱晴のツーショット写真を見つけた桜子。
桜子は直観的に真織が壱春の大切な人であることを感じ取ります。
そして、壱春に真織のことを話して欲しいと頼む桜子でした。
壱晴のトラウマの原因となっていた元カノの真織は、壱晴の目の前での交通事故によって命を落としていました。
その悲惨な映像が目に焼き付いて離れないでいたのです。
壱晴の話を聞いた桜子は時には自分以外の女性のことを考えてしまう壱晴の事を理解しようとします。
桜子は傷つきながらも壱晴に寄り添ったのでした。
当初の壱晴は複雑な家庭事情を持つ桜子にどこかで真織を重ね合せていました。
しかし、けな気な桜子のお陰で真織からのトラウマから抜け出す事ができたのでした。
壱晴はマンションの外から自分の部屋を見上げています。
部屋の窓には明りに照らされて誰かが動いているのが映し出されています。
何か懐かしいものを感じながら玄関から部屋に入る壱晴。
「ただいま。桜子」
<『やめるときもすこやかなるときも』の感想>
原作ではハッピーエンドで物語が終っていますが、ドラマではさらに感動的なシーンが織り込まれるのではないでしょうか?
タイトルになっているやめるときもすこやかなるときも』は結婚式で神父が発する定番の言葉ですね!?
原作も微妙な心理描写が魅力なので、ドラマ版が楽しみです。
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