朝ドラあんぱんの14週ネタバレあらすじ
です。
のぶとタカシの実在モデル、やなせたかしさんと小松暢さんの生涯から14週にあたる内容を詳しく解説していきます。
朝ドラあんぱん、前の週の13週では、次郎さんの死後、のぶが速記を習って高知新報に記者として採用されるところで終わります。
その続きを史実から高知新聞社での出会い、東京での共同生活、恋のライバル出現、そして逆プロポーズに至るまで、14週に該当する部分を解説します！
ドラマと史実でひとつ大きな違いは、朝ドラあんぱんではタカシとのぶは幼馴染でしたが、史実では、この高地新聞社ではじめて2人が出会うということです。ただそのあとの二人の関係性はこれから結婚まで進んでいくので、ドラマも史実通り進んでいくと思います。
あんぱん14週ネタバレ：戦後の再出発：高知新聞社での出会い
1946年、27歳で高知新聞社に戦後初の女性記者として入社した暢さん。夫を戦争で失った悲しみから立ち直り、新たな人生を切り開こうとする彼女の強さが伺えます。数ヶ月後に入社したやなせたかしさんとの運命的な出会いは、まさにここから始まったのですね。
焼け残ったビルの片隅でベニヤ板で囲われた『月刊高知』編集部という、決して恵まれた環境ではなかったけれど、暢さんは取材、編集、広告取りと八面六臂の活躍を見せ、やなせさんは挿絵や広告カットを描く日々。互いの机が向かい合わせだったという設定は、二人の距離が自然と縮まっていく様子を想像させます。
あんぱん14週ネタバレ：育まれる恋心：エピソードの数々
二人の恋が深まっていく過程には、心温まるエピソードが満載ですね。
- 「焼けおしるこ」の癒やし: 編集長に怒られ、お酒が飲めない暢さんが「焼けおしるこ」をすすめるシーンは、彼女の人間味あふれる一面と、それを見守るやなせさんの優しい眼差しが感じられます。泣きながらおしるこを食べる暢さんを見て、やなせさんが「この人が好きになってしまった」と記しているのは、彼らの純粋な愛情の始まりを示しています。
- 東京出張でのアクシデント: 食中毒事件のエピソードは、暢さんの献身的な優しさと、機転の利く賢さが際立っていました。男3人が倒れる中、自分だけが平気だったのは、男性陣のためにちくわやつみれを譲り、大根ばかりを食べていたからという心遣い。夜も寝ないで3人を看護する暢さんの姿に、やなせさんが惚れてしまったのは当然のことでしょう。
- 焼け跡の町での「恋人同士」: 食中毒で出張が延長になり、やなせさんと暢さんが二人で荷物を運んで歩くシーンは、まるで映画のワンシーンのようです。通りすがりのトラックからの冷やかしに、やなせさんが「下品な連中だ」と言いつつも、「本当はそれが嬉しかった」と回想しているのは、彼の朴訥な性格と、暢さんへの募る思いが伝わってきて胸キュンします。
- 「ハチキン」炸裂！広告料回収事件: 美人記者として有名だった暢さんが、「ハチキン」ぶりを発揮して広告料を回収するエピソードは痛快ですね。ハンドバッグを投げつけて「払うの払わないの！」と一喝する暢さんの姿は、ドラマでも大いに盛り上がるでしょう。この事件が、後の求婚者との出会いに繋がるというのも、なんともドラマティックです。
あんぱん14週ネタバレ：恋のライバル登場と、ついに訪れる告白の瞬間
暢さんのもとを訪れる謎の女性、そしてその兄である長身の紳士の登場は、二人の恋の大きな試練となりましたね。
- 突然の求婚者: ハンドバッグ投げつけ事件の一部始終を目撃し、暢さんに一目惚れした紳士が、妹を通して結婚を申し込んでくるという展開は、まるで少女漫画のようです。やなせさんの目の前で「求婚されている」と告げる暢さんの言葉は、やなせさんに大きな焦りを与えたことでしょう。
- 自信のないやなせさんの「モテない男ムーブ」: 「いい人らしいじゃないか、あの人と結婚すればいい」と言ってしまうやなせさんの姿は、彼がいかに自分に自信がなく、女性に対して奥手だったかを物語っています。このままでは恋が終わってしまうかと思われましたが、暢さんはやなせさんを見放しませんでした。
- 「柳瀬さんの赤ちゃんが産みたい」: そして迎える夜の町でのシーン。夏の夕立の後、遠くで雷が鳴る中、暢さんから発せられた「柳瀬さんの赤ちゃんが産みたい」という一言は、まさに雷に打たれたような衝撃だったでしょう。このストレートで情熱的な言葉が、やなせさんの心を強く動かし、彼が暢さんを抱きしめ、キスを交わすことに繋がったのですね。
- 「告ってもらってんじゃねえよ」: 読者のツッコミもごもっともですが（笑）、この時、やなせさんが暢さんとの結婚を決心したという事実は、この告白が彼らの関係にとってどれほど大きな一歩であったかを示しています。
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