今回は『らんまん』の116話(第24週)9月11日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【渋谷に鉄道をひく?】と題して24週116話をお送りします。
寿惠子が開いた待合茶屋『やまもも』に、”みえ”の店の常連である逓信省鉄道庁の相島が銀行員の小林を連れてあらわれます。
すると『やまもも』の料理を堪能したふたりが、渋谷で多くの人に家を建ててもらって、鉄道をひこうという話をしはじめたのでした。
<らんまん24週116話のあらすじ>
万太郎は助手の虎鉄に伝手だってもらいながら、日本中の植物を紹介できる図鑑の製作を地道に続けていました。
ところがもうすぐ図鑑が出来上がろうというのに、いまだに版元がみつからず悩んでいた万太郎。
万太郎は版元が見つからないのは、世間が自分が作り上げようとしている図鑑を必要としていないのではと弱気になっていたのです。
虎鉄は図鑑は100年も200年先までも残り続けて愛されるものだと励ましますが、万太郎は作り上げただけでは自己満足にすぎないと返します。
万太郎は、この図鑑を手にした人々が身近な草花に慣れ親しむ日が訪れることを夢見ていたのでした。
そして、自分を信じて必死に頑張ってくれている寿惠子のことを思うと、自分の図鑑がそれに応えられるものなのか自問自答してしまう万太郎。
同じころ、寿惠子が渋谷で開いた待合茶屋『やまもも』に、新橋の『巳佐登』での常連客である逓信省鉄道庁の相島圭一が銀行員の小林一三を連れてやってきてくれます。
寿惠子が渋谷の茶畑で採れた松濤茶とボーロで相島たちを出迎えると、何と料理をリクエストされてしまったのです。
それでも、隣で居酒屋を営む荒谷たちに助けてもらったことで、寿惠子は速やかにリクエストされた料理を提供することができたのでした。
すると出された料理を絶賛した相島たちは上機嫌になって、寿惠子を褒めます。
相島たちは、あか抜けない田舎に思える町で、こんな味わいが揃えられるとは外からやってきた人間のなせる仕事だと賞賛したのでした。
すると機嫌をよくした小林も、自身が持つ鉄道についての想いを語り始めたのです。
それは、安い郊外の土地をまとめて購入して、そこに家を立てられるようにするというもので、住人が集まったところに鉄道を引こうというものだったのでした。
そして、小林は相島に向かって、互いが鉄道の雄となろうではないかと持ちかけ、先ずはこの渋谷に降り立てばいいと告げたのです。
そんなふたりの話を微笑ましく聞いていた寿惠子は、料理を作ってくれた荒谷に、その腕をもっと役立てれば好いと褒めます。
寿惠子から感謝された荒谷は、もともとは神楽坂で板前だったものの暴れた客とのトラブルがあってからは料理に積極的に向き合えなくなっていたのです。
荒谷の料理の腕を見込んでいて、荒谷に待合茶屋『やまもも』で再起してもらおうと考えて始めていた寿惠子。
その日の夜、十徳長屋の上に広がる満天の星を独り眺めていた万太郎は、かつて自分が寿惠子に約束したことを想いだしていたのでした。
らんまん24週117話ネタバレ【南方熊楠から新種か検定してと標本が
<らんまん24週116話の感想>
万太郎の図鑑の版元がなかなか見つかりませんね。
版元にしてみれば売れる確証が得られないものに手をだしたくないのは当たり前で仕方ないことかも知れません。
その一方で、寿惠子の『やまもも』は順調なようです。
しかも、家を建ててもらって鉄道を引こうという話を耳にすることができた寿惠子。
今だったら土地の高騰を期待する輩による買占めが始まっていたでしょうね。
それを思うと、情報を先取した”みえ”はさすがだと言わざるを得ません。
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