今回は『らんまん』の119話(第24週)9月14日 木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【早川逸馬との再会が万太郎の運命を動かす?】と題して24週119話をお送りします。
『やまもも』の常連となっていた相島が大切な客人として連れてきた代理人の早川は、何とかつて万太郎が助けてもらっていた恩人だったのでした。
何気ない会話から明らかになったふたりの関係に喜んだ寿惠子は、何と早川をそのまま十徳長屋に案内したのです。
偶然が重なって再会することができた万太郎と早川逸馬。
しかも、そのあとで逸馬が資産家の永守を紹介してくれたことで、万太郎の運命が大きく動いたのでした。
<らんまん24週119話のあらすじ>
植物学教室の徳永教授から、『神社合祀令』に反対する南方熊楠に関わるなと命じられた万太郎。
しかし、植物の惨状を知らされていた万太郎は熊楠の住む紀州熊野に植物採集を申し出ます。
すると大学本部から届いた通知を取り出した徳永教授は、教員の妻が渋谷で水商売をしていることを咎め始めたのです。
そしてとどめを刺すように、これ以上は目立つことをするなと念を押されてしまったのでした。
重い足取りで十徳長屋に戻ってきた万太郎は、野宮からの手紙を読み返します。
そして意を決したように、熊野への植物採取の準備に取り掛かり始めた万太郎。
ところがそのとき、外から万太郎が帝国大学で働いていることを誇らしげに話す子供たちの声が聞こえてきました。
それを聞いて我に戻った万太郎は旅の準備をするのをやめてのでした。
そのころ、『やまもも』では常連客の相島が土佐出身の元代議士である早川という男と話をしていました。
早川は神戸の資産家である永守の代理人としてやってきていたのです。
そんな早川は『やまもも』が守り神にしていた土佐に自生する”やまももの木”や、寿惠子が綾に頼んで準備してもらった土佐料理の『皿鉢料理』に大いに喜んだのでした。
その後で相島の事業構想を聞かされて、”人生で一つだけ選ぶものは何か?”と尋ねかえした早川。
会食を終えて早川が帰ろうとしたとき、寿惠子は”質問”が面白かったと素直な感想を伝えます。
そして自分の夫なら、迷わず”植物”と応えていただろうと口にした寿惠子は、万太郎の”この世に雑草という草はない”という考え方を披露したのでした。
寿惠子の話を聞いてにわかに妙な顔つきにかわって、夫の名前を尋ねてきた早川。
その日の夜、遅くなってから寿惠子が上機嫌で客人を連れて十徳長屋に戻ってきました。
客人の顔を食い入るように見つめた、次の瞬間に”逸馬さん”と叫んでしまっていた万太郎。
それは万太郎がかつて由民権運動の会場で逮捕されてしまったときに、自分をかばってくれた早川逸馬だったのです。
久々の再会に泣きじゃくって喜ぶ万太郎は、あのときに守ってくれなかったら今の自分はなかったと抱きついて深く感謝したのでした。
そのあとで万太郎が作り上げた数々のを図譜を見た逸馬は、自分の道を歩み続けていることを羨ましがります。
そんな逸馬に今の自分は大学の職員であることで信用してもらっていると、本望ではない気持ちを打ち明けた万太郎。
すると逸馬は万太郎がどこで何をしていようが自分は信用すると言ってくれたのでした。
それからしばらくしたある日のこと、万太郎は逸馬から神戸の若き資産家である永守徹を紹介されます。
しかも永守は、万太郎の植物標本10万点の保管だけでなく出版費用を支援すると申し出てくれたのです。
そんなあまりにもの急展開に万太郎は言葉を失してしまったのでした。
らんまんネタバレ24週120話【竹雄,綾,藤丸は酒蔵を買い取り沼津へ
<らんまん24週119話の感想>
万太郎と徳永教授の間柄は何とも微妙ですよね。
表面的には万太郎を擁護しているように見せかけていて、本心は他の所にあるようにも思えます。
やはり変わってしまった植物学教室は居心地がよくないのかもしれません。
それにしても、寿惠子の馴染み客である相島が、かつて万太郎が世話になった早川逸馬とはちょっとできすぎた展開ですよね。
しかもそれが資産家の永守からの支援につながって図鑑も出版できるようになるとは驚きです。
万太郎がふたたび植物学教室から離れる日も近そうですね。
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