今回は『らんまん』の86話(第18週)7月31日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【田邊教授の鬱憤爆発】と題して18週86話をお送りします。
一旦噴出した田邊教授の万太郎への不満は誰にも止めようがりません。
万太郎だけでなく、大窪助教授や波多野助手に加えて藤丸たちが頼み込んでも自分の発言を撤回する気のない田邊教授。
遂には、『土佐植物目録』と500点もの植物の標本を大学に寄贈を命じてきたのでした。
<らんまん18週86話のあらすじ>
東大植物学教室では、万太郎が田邊教授からこの先の大学への出入りを禁止されます。
それは万太郎が書き上げた『ムジナモ』の論文に田邊教授の名前が載せられていなかったことがきっかけとなって起こってしまった事件だったのです。
必死になって田邊教授に謝罪する万太郎を、助教授の大窪や助手となった波多野だけでなく藤丸たちも一緒になって頭を下げてくれます。
しかし自分の言ったことを撤回する気のない田邊教授は、自分が世界中から集めてきた膨大な資料を好き勝手に閲覧しての万太郎の自費出版についても責めてきたのです。
万太郎がどんなに謝辞しても、これまでのつもりに積もった想いを堰を切ったように噴き出させた田邊教授を止めることはできません。
さらに万太郎のことを泥棒呼ばわりした田邊教授は、ついには傲慢で不遜で自分の手柄ばかりを主張すると言い放ったのでした。
そして、これまでに何度も忠告してきたと告げて、自分の人生で万太郎と関わる時間は終わったと告げた田邊教授。
そんな田邊教授はこれまでのことを清算するためにと言って、『土佐植物目録』と500点もの植物の標本を大学に寄贈しろと命じて教室から出て行ってしまったのです。
教授がいなくなってから、論文は書き直せば済むはずだと田邊教授の態度が理解できない波多野は、万太郎に他に思い当たることはないかと訊いてきます。
ところが自分と田邊教授の間にあったことを明かす気のない万太郎は論文を書き直すことを約束して植物学教室を後にしたのでした。
十徳長屋に戻ってきた万太郎を出迎えた寿惠子は、論文を載せた雑誌を披露した結果を尋ねてきます。
微笑みながら訊いてきた寿惠子に、先ほど植物学教室でのできごとを打ち明かした万太郎。
万太郎の話を聞いても田邊教授の言動に納得できないと話す寿惠子。
寿惠子は聡子と会って、田邊の真意を聞き出すと言うのです。
しかし、万太郎は寿惠子に感謝するも火に油を注ぐことになると制して、論文を書き直して認めてもらうと約束したのでした。
らんまん87話18週ネタバレ【教頭田邊のもとに再度万太郎が向かうが
<らんまん18週86話の感想>
万太郎に植物学教室への出入りを禁止した田邊教授のことを理解できている人がいないところが寂しい限りですよね。
万太郎のことを責めた田邊教授でしたが、周囲の目には権力を振り回す”裸の王様”に映っていたのかも知れません。
万太郎が加わったことで求心力がでてきた植物学教室だったのに、その要を外して空中分解しなければいいのですが。
一方で言われ放題で謝罪した万太郎の心情はどうなんでしょう。
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