らんまん20週97話あらすじ感想【借金取りも敵わない寿惠子】

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今回は『らんまん』の97話(第20週)8月15日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【借金取りも敵わない寿惠子】と題して20週97話をお送りします。

 

槙野家の母屋に赤い旗が掲げられているとき、寿惠子は借金取りの磯部と対峙していました。

 

磯部に返済を迫られて窮地に追い込まれていると思いきや、寿惠子は返済もせず印刷機も売却しようとしません。

 

挙句のはてに啖呵を切り始めた寿惠子は、万太郎の『日本植物志図譜』を売りつけたうえ、返済期限を伸ばして新たな融資までとりつけたのでした。

 

<らんまん20週97話のあらすじ>

 

母屋に掲げられた赤い旗を見て顔を曇らせた万太郎は、それが借金取りがきている合図で、絶対に姿を見せないようにと厳命されていたのです。

 

そのとき万太郎から”我が家の軍師”だと呼ばれた寿惠子は、槙野家で借金取りの磯部と対峙していました。

 

子供達も隠れさせた寿惠子は、期限の過ぎた借入金200円の返済を求められていましたが、返すことができる金は2円50銭しかありません。

 

磯部からは石板印刷機を売り払えば金になると迫られますが、それに応じるきなど毛頭ない寿惠子。

 

すると返さないし売らないと道理が通らないことを平然と口にする寿惠子を売り飛ばそうかと迫ってきた磯部。

 

ところが身体に触れようとする磯部をつき飛ばした寿惠子は、何と啖呵を切り始めたのです。

 

200円くらいのはした金で騒ぐなと言い始めた寿惠子は、槙野家の主の正体は植物学者の槙野万太郎だと告げて、自費出版する『日本植物志図譜』を見せつけます。

 

そして身の回りのものはすべて植物でできていて、万太郎はその植物を修める人間だと畳みかけるようにい放った寿惠子。

 

しかも版元が見つかって『日本植物志図譜』が増刷された暁には、磯部の名前を載せると約束して、寿惠子は追加で200円の借金を申し込んだのです。

 

寿惠子は磯部に追加での借金とその返済期限を既に借り入れていたものも一緒に1年後にして欲しいと頼み込んだのでした。

 

すると寿惠子の勢いに丸めこまれた磯部は、『日本植物志図譜』を買わされたうえに、追加での融資を約束させられてしまったのです。

 

そして寿惠子にやられたと高笑いしながら磯部は十徳長屋をあとにしたのでした。

 

謝金取りが帰ってやっと家に戻れた万太郎は、難敵を見事に押し返した寿惠子に感謝します。

 

ところが万太郎は仕事に精をだして版元を見つけるようにと尻を叩かれ、植物採集でもどこでも行けと寿惠子から激を飛ばされたのでした。

 

一方、政界では大きな事件が勃発していました。

 

何と文部大臣の森有礼が暗殺されてしまっていたのです。

 

森と親交が深く大きな後ろ盾を失ってしまった田邊教授はこの先を案じて大いに胸を痛めることになります。

 

そんなある日のこと、十徳長屋にひとりの男が向かっていました。

 

その男は道端いた若い女性たちをうっとりさせる様な格好をした万太郎の幼馴染でアメリカ帰りの広瀬佑一郎だったのでした。

らんまん98話20週ネタバレ【森有礼暗殺に田邊が…さらに女学校廃止

<らんまん20週97話の感想>

 

寿惠子の借金取りにたいする口上は凄かったですよね。

 

まるで”寅さん”の世界みたいで、どこで覚えたのかとても気になります。

 

『里見八犬伝』の中にお気に入りの啖呵シーンがあったのかも知れませんが、流れるような口上にはただただ感服しました。

 

そして森有礼の暗殺をアナウンスして、田邊教授に暗雲が立ち込めるのを匂わせました。

 

後ろ盾を失うことになった田邊教授がどうなっていくのかが気になりますね。


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