今回は『ブギウギ 』の94話(第20週)2月14日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【立場が違っても必死に生きるのは同じ】と題して第20週94話をお送りします。
おミネに娼婦たちの住み家に連れていかれたスズ子は、自分への誤解を晴らすために腹を割って話し合いたいと訴えます。
ところが、おミネから立場が違いすぎるから分かり合えるはずがないと突き放されます。
しかし、どんなことをしても愛子を育て上げなければならないと訴え返したスズ子の事情を知った娼婦たちは態度をあらためてくれたのでした。
<ブギウギ 第20週94話のあらすじ>
有楽町ガード下におミネと話をするために出かけて行ったスズ子は、夜の女たちの住み家に連れていかれます。
自分に対しての誤解を晴らしたいと、腹を割った話し合いを求めまたスズ子。
ところがが、ラクチョウのおミネから立場が違いすぎて分かり合えるはずがないと突き放なされるのでした。
そして自分たちが娼婦をしているのは、誰かが勝手に始めた戦争のせいで何もかも失い、生きるための行為だと訴えます。
しかも、世間から持ち上げられて気楽に歌っているスズ子と違って、自分たちは誰からも白い目で見られると告げたのです。
さらにスズ子は周りの娼婦たちから、”帰れ”と迫られてしまいます。
しかし、誤解を説きたいスズ子は引き下がらずに訴え返します。
“ワテも死に物狂いや!”
そして母や弟や最愛の人を失ったしまった今は、愛娘の愛子をどんなことをしてでも育て上げなければならないと話します。
“お気楽に見えるか知れんけど、娘を守ろ思たら寂しい悲しい言うてられへん”
“つろうても、へこたれそうでも笑うて歌うんや!”
すると必死の訴えによってスズ子の過去を知ったおミネとその仲間たちは謝罪してきたため、誤解を晴らして和解することができたのです。
三鷹の家に戻って愛子の面倒を頼んでいた山下に感謝したうえで、少し前にあった出来事を報告したスズ子。
そして安堵した表情で愛子の頬に口づけたのでした。
ところがまたしても事件がおきてしまいます。
今度は靴磨き少年の達彦が路地で同業の少年に襲われ怪我を負わされたうえに売上金を奪われてしまいます。
たまたまそこを通りかかって、怪我をした達彦を家まで送ることにしたスズ子。
家に送り届けたあとで窓越しに見えた病気だという達彦の母親の姿をみてスズ子はびっくりさせられます。
“たっ、タイ子ちゃん!”
スズ子の目に映ったのは何と幼馴染のタイ子だったのです。
嬉しくなって思わず声を掛けたスズ子でしたが、顔面蒼白となって帰って欲しい突き放そうとしたタイ子。
そしてタイ子はスターから施しを受ける義理はないとスズ子を締め出したのです。
そんな幼馴染の仕打ちにスズ子は戸惑って唇を噛み締めたのでした。
<ブギウギ 第20週94話の感想>
お互いが必死に生きていることを理解して謝ってくれたおミネさんはほんとうはイイ人だったんですね。
生きるために本望でないことをしなければならない人のことは考えさせられてしまいます。
それにしてもタイ子との再会は最悪のシチュエーションになってしまいました。
タイ子に何があったのかは未だ定かではありませんが、落ちぶれた姿を幼馴染に見られてしまったショックははかり知れません。
何とか昔のように仲のイイふたりになって欲しいものですね。
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