おしんあらすじ103話104話大野屋に服を卸して繁盛?キャスト再放送

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

2019年7月29日、30日 月、火曜日の再放送103話104話の内容です。

<103話104話登場人物主なキャスト>
おしん:田中裕子/竜三:並木史朗/源右衛門:今福将雄/染子:日向明子/茂子:古館ゆき/立原:大矢兼臣/長野:加賀谷純一/客:片岡美津子・山岸栄子・福田麻知子・早川亜友子/圭:大橋吾郎

<おしん103話104話のあらすじ>

田倉商会復活

田倉商会は大正11年の9月1日に高級紳士服生地問屋から子供服専門の店として生まれ変って新装開店したのでした。

 

おしんは手伝いにきてくれた染子と茂子に目標などを説明します。

 

「品物は、今のところ5種類だけなの。それを10着ずつこしらえたから全部で50着。それをね、10日の間に大体売り切れたらこれを商売としてやっていけるかなって感じなの、、、」

 

50着売れても大した儲けにならないと言うふたりに竜三とふたりで一緒にできる仕事であることが大切なのだとおしんは言うのでした。

 

なかなか客がこないと言うふたりに朝っぱらから子供服を買いに来る人はいないと竜三がお茶を持ってきます。

 

「へえ~! 何だかんだってさ、随分心配させられたのに、いつの間にそんな仲のいい夫婦になっちゃったの?」

 

竜三の姿をみて染子が訊くのでした。

 

お互いに相手のお陰だと褒め合うふたりに茂子が言います。

 

「あーいい加減にしてよもう!こっちは2人とも寂しい行き遅れなんですからね!」

 

そこへ源右衛門が店を探していた初老の女性客を案内してきたのです。

 

「新規開店の子供服専門の店!あっ奥様、子供服専門でございます、すぐそこですけん寄ってみてくんさい。見るだけで結構でございます」

 

源右衛門は道で客引きをしてくれていたのでした。

 

しばらくすると店には徐々に客が入ってきます。

 

大きさとか上下の組み合わせ違いとか様々な問い合わせや直しに対応していくおしんたちです。

 

おしんが客のひとりに声を掛けられます。

 

「あのー、洋服は丸洗いできるって聞くけど、縮んだり色が落ちたりしないかしら?」

 

すかさず竜三が生地は国産のしっかりしたものを使っているから大丈夫だと説明するのでした。

 

さらに毛織物も洗い方まで丁寧に説明する竜三です。

 

「そう?じゃあ1着頂いてみようかしら。孫が洋服を欲しがってるもんでねぇ」

 

その日、竜三だけがドレス2着とスカート1枚を売ったのでした。

 

自分も接客を勉強しなきゃと言うおしん。

 

源右衛門を労いながら明日の気にするおしんに竜三が言います。

 

「1日や2日で何言ってるんだ。商いはな、飽きずに気長にやるから『商い』って言うんだぞ」

 

それは竜三の洒落でしたがおしんと源じいが気づくのに少し間があったのでした。

 

ホテルのベッドに横たわりながら圭とおしんは話をしています。

 

「あの頃が華だったんだよねぇおばあちゃんも。今までにいくつも店を出してきたけど、あの店を開店した時のような嬉しさなんて二度とはなかった。懐かしいねえ、、、おばあちゃんにもあんなに女らしくてかわいい時があったなんて。ほんとにいい時代だったんだよね、、、」

 

 

新生田倉商会の子供服は10日たっても一向に売れませんでした。

 

竜三に無駄な金を使ってしまった事を詫びるおしんに竜三も自分も賛成したことだからと慰めるのでした。

 

そんなある日、源右衛門が店番をしていると2人の男が店に入ってきて商品を調べ始めまたのでした。

服を大野屋に卸すことに

鼻歌を歌いながら洗濯物を干していたおしんの元に血相を変えた源右衛門が飛んできます。

 

「奥様、すぐ来てくんさい!とんでもなか連中が来ましたと!ほら、早う早う、洗濯どころじゃなかばんた!」

 

源右衛門に言われて店にでたおしん。

 

「はじめまして、私こういう者でございますが、、、」

 

男のうちのひとりから渡された名刺には”大野屋”の立原と書いてあります。

 

彼らは有名な大野屋で仕入れを担当していると自己紹介します。

 

そしておしんの子供服を大野屋で扱いたいと言う申し出だったのです。

 

不安な顔をして自分ひとりでは決められないと言うおしんに竜三からの一度見て欲しいとの依頼なのだと告げられます。

 

それから男たちは竜三と話をさせて貰ってから出なおしてくるとおしんに告げて帰って行ったのでした。

 

自分の手で売りたかったと少し不満顔のおしんに売れなくて諦めるのは惜しいと言う竜三。

 

おしんは竜三の想いが分かって大野屋に卸すことに納得するのでした。

 

数日後、おしんが生まれて来る子供用のおしめを縫っているところに竜三が帰ってきました。

 

そして、暇を見つけて大野屋の状況を見に行ったら、おしんの子供服が飛ぶように売れていたと興奮気味におしんと源右衛門に話し始めた竜三。

 

そこに大野屋の立原から急ぎの用件で今から田倉商会に来たいと電話が入ってきました。

 

しばらくして立原と長野がやってきます。

 

「いやー、私の目に狂いはありませんでした。あれならまだまだ売れます。ただもう少し寸法の違うものを増やして頂けたらもっとお客様には便利だと思うんですが、、、」

 

立原たちは『お子様の普段着は大野屋で』と言われるようにしたいと言うのでした。

 

晩酌をしながら嬉しそうな竜三におしんはどうやって作るのかを考え心配していたのでした。

 

おしんとしては竜三と源右衛門と生まれてくる子供が幸せに暮らしていければ良いと思っていましたが、竜三はこれを切欠にして田倉商会を一大既製服メーカーにしたいと考えていたのでした。

 

でも、おしんは世の中が思い通りにならないことを嫌と言うほど味わってきていたので不安を感じていたのでした。

≫105話106話

<おしん103話104話の感想>

 

世の中は安くて良いものが必ず売れるわけではない難しいところがあります。

 

デザインも価格も申し分ないのに田倉商会での子供服の試行販売は失敗してしまいましたね。

 

その結果でおしんも諦める決心しましたが竜三はそうではありませんでした。

 

ものを売ると云う才覚はやはりおしんより竜三のほうが秀でていたのかも知れませんね。

 

小売りの発想と卸しの発想の違いだと思います。

 

竜三が仕掛けた大野屋での販売が好調です。

 

種類も数量も増やして欲しいとの要望も入ってきています。

 

いけいけドンドンの竜三の手綱を引き締めたいおしんですがどうなるのでしょうか。

 

 


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