なつぞらあらすじ11話視聴率なつと天陽の心の叫びここで暮らしたい!

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この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレ視聴率の詳細です。

 

今回は第2週(4月12日)に放映された「なつよ、夢の扉を開け」です。

 

<前回のあらすじ>

 

許しを得て搾乳を始めたのにバケツをひっくり返した照男は周りから焦るなと励まされます。

 

一方、なつは泰樹の夢であるバター作りを始めます。

 

バターチャーンを30分も回し続けてやっと出来上がった初めてのバター。

 

富士子が蒸かしてくれたジャガイモに乗せて絶品を味わう柴田家の人たち。

 

牛乳嫌いの夕見子もアイスクリームに続いて牛乳からできた好きな食べ物が見つかります。

 

泰樹は柴田家の皆をつれて雪月にバターを届けます。

 

そこで雪之介が作ってくれたホットケーキはなつにとっても懐かしい東京の父親の味でした。

 

雪之介も修行時代に東京でホットケーキの作り方を覚えたのです。

 

皆が美味しいと頬張るなか雪之介は泰樹にバターを買いたいと申し出ます。

 

「これから十勝のお菓子にバターの時代がきます‼」

 

それを受けて泰樹はこのバターをつくるのは自分ではなくなつたちだと笑いながら言います。

 

その後、小学校で開催された家族参加の”漫画映画”の上映会で、なつはもうひとつの夢に出会います。

 

講堂のスクリーンに向けて後方から映像が投光され、スクリーンの上でカラフルな絵が音楽に合わせて動き回り始めます。

 

外国ではアニメーションと呼ばれているもので、上映されたのは『ポパイアリ・ババと40人の盗賊』でした。

 

10話はここで終わり、そこからの続きで今回は2週11話のネタバレあらすじになります。

 

<なつぞら11話の視聴率は>

 

11話の視聴率は22.0%でした。

 

前回10話から0.1ポイントアップです。

 

ちなみに『あおぞら』の最高視聴率は9話の23.1%となっています。

 

<なつぞら11話のあらすじ>

 

なつはスクリーンに映し出される画像を夢中になってみつめました。

 

便所を我慢していて映画には関心がなかった夕見子とは対照的になつは上映が終わってからも夢心地でした。

 

天陽の感想を聞きたくて探すなつ。

 

天陽は家族と一緒に鑑賞にきていました。

 

面白かったねと言うなつに天陽はアメリカにはディズニー映画と云うのがあると兄から教えてもらったと言います。

 

帰りがけに家に絵の具があるから遊びに来いと言ってなつを誘う天陽。

 

天陽の両親は自分ちたちの住まいに招くのを躊躇しますが富士子からも是非にと言われ承諾します。

 

数日後、なつは学校の帰りに天陽の家に連れていかれます。

 

天陽の後をついていくと深い藪のなかに掘立小屋のような家がありました。

 

天陽は馬のいない馬小屋になつを案内します。

 

そこには兄の陽平が描いた絵がたくさん飾られていました。

 

天陽が言っていた絵の具は両親が陽平のために無理をして買い与えたものでした。

 

兄から好きに使って良いと言われているとなつに好きな絵の具を使って絵を描くことを勧める天陽。

 

でも天陽が黒い絵の具しか使っていないのを知ったなつは次の機会にと遠慮します。

 

天陽の絵が見られただけで満足と天陽に言うなつ。

 

馬小屋からでた天陽はなつに荒れ果てた耕地をみせます。

 

そこには耕されているものの切り株ばかりで何も生えていない景色が広がっていました。

 

父親は開墾を諦めて郵便配達の仕事をはじめ母親は近所の農作業の手伝いをしているけれど、もうすぐ出て行かなければならないと言う天陽。

 

この土地に勝ちたいと泣き叫びながら切り株に立ち向かいますが少しも動かすことができずに鍬を放り投げる天陽。

 

「しくしょう‼」

 

柴田家に戻って搾乳をしながら天陽の家のことを話すと悠吉が拓北農兵隊であることをなつに教えてくれます。

 

終戦後、焼き出された人に食料増産と疎開を兼ねて北海道での開拓を勧めたと言うのです。

 

でも開墾できる土地はほとんど残ってなく多くの人が帰っていったのだと続ける悠吉。

 

そのあと恐る恐る泰樹に近づいたなつは天陽を助けてやってくださいと頭を下げて頼みます。

 

土が悪すぎるとその気がない泰樹に向かってなつは叫びます。

 

「嘘つき‼おじいさんは自分の力で働いていたらいつか必ず誰かが助けてくれるものだと言ったじゃない‼天陽君はひとりで頑張っているの‼黒い絵の具だけ使って頑張っているの‼ひとりで土地を耕しているの‼天陽君は誰が助けてくれるの?」

 

その夜、なつは部屋に閉じこもります。

 

夕食の支度をしながらなつが天陽を好きなのだと言う夕見子。

 

興味を引く富士子に対して綱男はなつの怒りは単純なものじゃないと言います。

 

なつは部屋にこもってもやもやした気持ちのまま天陽の真似をして馬の絵を描き続けるのでした。

 

<なつぞら11話の感想>

 

同じものを見ても受ける感動は人ぞれぞれですね。

 

なつと夕見子ではアニメーションの見え方が違ったんでしょう。

 

陽平の絵に魅了されるなつ。

 

黒い絵の具でかかれた天陽の絵からなつは何を感じ取ったのでしょうね。

 

悠吉から拓北農兵隊の話を聞いたなつは天陽の境遇と自分の境遇を無意識に比べてしまったのかも知れませんね。

 

なつのモヤモヤは自分だけが幸せになっていて良いのかと云う心の叫びのせいですよね。

 

なつの心の叫びが泰樹の心を動かすのかどうかが楽しみです。


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