この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想と視聴率になります。
今回は2月23日(土)に放映された21週「まんぷくラーメン大ヒット!」の121話です。
<前回120話までのながれ>
テレビコマーシャルの反響は大きく待っていた問屋からの注文もどんどん入ってきます。
東京、札幌、名古屋、福岡など全国での販売も決まります。
今のままでは生産量が追いつかないので、研究所を増築して工場を建てることにした萬平。
従業員も増やさなければと岡や森本にも声をかけます。
神部も吉乃も今の仕事を辞めてまんぷく食品の正社員になることにします。
神部が仕事を辞めることに反対していた鈴ですが、自分が大番頭として経理担当になって欲しいと言われて喜ぶのでした。
パーラー白薔薇ではまんぷくラーメン20円の張り紙が剥がされます。
「もう僕らが宣伝する必要はなくなった‼」
利益なしでの販売だったのでラーメンを売らなくなったことは喜ばしい筈でしたが何故か寂しさを感じるアキラとしのぶでした。
幸田家のアトリエでは忠彦がタカと大介の絵を描いています。
傍に座っている克子を交えて萬平の波乱万丈の人生をついて話していました。
克子に波乱万丈とか言って訳の分からない絵にしないでと言われた忠彦。
キャンバスの下絵には訳のわからないものが描かれていました。
ある日、工場で従業員たちと昼食にまんぷくラーメンを食べようとしています。
福子は咲から教えてもらったと生卵を落として食べることを進めます。
皆が美味しいと生卵入りまんぷくラーメンを味わっているところに険しい顔つきで入ってきた世良。
世良は持ってきた紙袋の中からまんぷくラーメンの模造品をつぎつぎに出します。
「全部バッタもんや‼あっちゅう間にこんだけ出てきよった‼」
その数の多さに福子たちは驚くのでした。
120話はここで終わり、そこからの続きで今回は21週121話のネタバレあらすじになります。
<121話の視聴率は>
121話の視聴率は20.5%でした。
前120話から2.4ポイントダウンです。
『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<121話のあらすじ>
世良の手荷物からは次から次へとまんぷくラーメンの模造品がでてきます。
まんぷくラーメンの大ヒットに便乗しようとした多くの会社が模倣品を作って販売してきたのでした。
パッケージは本物に酷似させてあり見間違うように作られています。
名前もよく似たものがほとんどです。
ただ、ほとんどの製品はにわか作りのせいか粗悪品でした。
ほんものを知らない人の中には粗悪品でも満足する人がいて10円から15円と云う安さもあって飛ぶように売れているのです。
「まだほんもののまんぷくラーメンを食べたことのないもんは仰山おる‼そう云う客から見たらどれも同じに見えるやろう‼」
世良が叫びます。
しかし、その中にひとつだけ本物に近いものがありました。
『テイコー食品』と云う会社の『本家まんぷくラーメン』です。
テイコー食品のラーメンを試食してみますが極めてまんぷくラーメンに近いものでした。
萬平は卵が入っていないと言いますが違いはわずかです。
卵の分だけ原価を下げて15円で売ることができているのです。
真一は坂部と云う社員が先月退社してテイコー食品に就職していることを突き止めます。
坂部はとても一生懸命作り方を勉強していたと言いますが、今になって思えば最初から作り方を盗み出すつもりだったのです。
世良と真一はテイコー食品に乗り込むことにします。
しかし、本家まんぷくラーメンはテイコー食品が最初につくった商品だと猿渡社長は言い張ります。
まんぷくラーメンの登録商標はまんぷく食品がもっていると言う世良。
“まんぷく”云う言葉は一般的なことばだと猿渡は言い返します。
真一が特許を出願していることを伝えると猿渡の顔が変わります。
猿渡は特許が公告される間に売れるだけ売ろうと云う作戦に変更したようです。
取っ組み合いになりそうな真一を抑えて世良は一旦引き揚げることにします。
立花家に戻った世良と真一は状況を報告します。
あれこれ正論を言ったところで通じる相手ではありません。
真一と同じように萬平も激怒して自分を見失いそうになります。
「気持ちはわかりますけど落ち着いてください‼こういう事はカっとなった方が負けです」
福子が言うと世良も賛同します。
ところがしばらくして今度は福子が激怒することになります。
テイコー食品が福子似の圧化粧の女性のポスターを街中に貼る始めたのです。
「もう我慢できない‼偽物のまんぷくラーメンに偽物の福子‼」
萬平が爆発します。
世良が落ち着かせようと言います。
「あかん‼冷静になれ‼喧嘩は自分を見失った方が負けや‼」
そして偽福子に向っていいます。
「この人に罪はないんちゃうか?」
<121話の感想>
儲け話に人が群がるのはいつの時代も同じですね。
でもテイコー食品だけは確信犯でしたね。
清く正しくの様な人道的なものだけでは済まないのが現実世界の悲しいところです。
この産業スパイみたいな活動をさせるとは驚きです。
基本的な製造方法をほとんど盗まれてしまいっていて、それを立証することもできなければ勝ち目のない喧嘩のように思えます。
ポスターまで作り上げるとは模倣も度を過ぎればひとつのブランドになると云うことなんでしょうか。
まんぷく食品がどんな対抗策を打ち出すのか今後の展開から目が離せませんね。
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