この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想になります。
今回は3月21日(木)に放映された25週「できました‼萬平さん‼」の143話です。
<前回142話のながれ>
入院した鈴は大病の経験もなくもう駄目だと弱気になります。
見舞いに訪れた人は何とか鈴を励まそうとしますが落ち込んでします鈴。
神部が探し当てたプラーパンと云うインド洋のエビはフリーズドライ化してお湯で戻しても色も形も変わらないことが分かりました。
具材が揃ったので真一、岡、森本たち幹部や世良を呼んで試食会を開く萬平。
萬平は見た目から新しいと神部に礼をいいます。
皆がまんぷくヌードルの美味しさに満足します。
世良も商品的には否定するところもなく新商品を認めますが100円と云う値段には断固として反対します。
萬平は売価の前にまだ課題があるとして世良の話をかわします。
名木が純を連れてパーラー白薔薇にあらわれます。
そこに忠彦の絵が飾られているのを見て驚く純。
さらにまんぷくラーメンの関係者も訪れる店だと知らされます。
アキラは忠彦の絵の良さを語りますが名木が弟子であることを知り落ち込みます。
忠彦と真一も鈴を見舞います。
ふたりは鈴がいなくなったら世界の終わりだと大げさに励ますのでした。
それを聞いた鈴はつかの間の笑顔を取り戻します。
でも夢枕の咲が相手にしてくれないと泣いて看護婦を驚かしたりする鈴でした。
萬平はまんぷくヌードルの蓋について福子と話をしています。
またしても福子の話しからマカダミアンナッツの容器を思い出した萬平。
しかも福子はそれを保管していたのです。
「いいぞ‼これをつかおう‼よくこれをとっておいてくれたな福子‼」
まんぷくヌードルができたのも福子がアメリカ旅行の話を思い出してくれたからと感謝する萬平。
少しは役にたてたかと言う福子を抱きしめながら萬平は言います。
「役に立てたところじゃない‼お前がいなければまんぷくヌードルはできないよ‼」
142話はここで終わり、そこからの続きで今回は25週143話のネタバレあらすじになります。
<143話の視聴率は>
143話の視聴率は21.2%でした。
前142話から0.3ポイントダウンです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<143話のあらすじ>
萬平は福子と連れ立って鈴を見舞います。
そこでカップが決まったことや蓋の良いアイデアが浮かんだことを興奮しながら話します。
鈴は萬平の仕事の話には興味なく社長は忙しんだから会社に戻って仕事をした方が良いと言って萬平を返します。
萬平がいなくなった後で鈴は萬平が鈴の容体を気遣わずに仕事の話だけし帰ったとため息をつくのでした。
真一と忠彦が見舞いに来たときは笑顔だったと聞いたと福子。
「あの時はね‼でもね、夢に出てきたあのふたり、咲と3人で万博に行った話ばかり。わたしのことはちっとも心配しくれなかった‼」
また、ため息をつく鈴。
夢の話でしょと言う福子に、そのあと克子とタカと吉乃が出てきてアトリエの長椅子でお喋りしている姿を鈴がパレットと筆をもってキャンパスに向かっていたと続ける鈴。
数日後、カップのサンプルが届きます。
なにも描かれていない真っ白なカップのサンプルでしたが萬平には完成したイメージが浮かんでいました。
世良より輸送状態を聞かれた萬平は透明なビニールでのシュリンクパックを考えていると答えます。
製造ラインをつくるのも100円で売るのも大変と話をする世良、岡、森本の3人。
「何度も言いますが値段の話はまんぷくヌードルが出来上がるまで待ってください‼」
これからデザインを考えなければならない萬平は言います。
そこへ神部が新たな問題が見つかったと萬平に報告してきます。
神部は麺を揚げた際の最下層は密度が低く崩れやすいことが分かったと言います。
崩れた麺はお湯での戻りが悪くなるばかりか崩れた部分の隙間から具材が下に落ちてしまい見栄えも悪くなってしまいます。
幸田家のアトリエでは忠彦がその日の絵の製作を終わろうとしています。
名木はそんな忠彦に自分の絵を見て欲しいといいます。
名木は純をモデルに絵を描いていました。
「できてるよ‼君の絵になってる‼悪うない‼いやなかなかいい‼才能あるよ名木くん‼」
この調子で頑張れと忠彦が励ますとまた泣き出す名木でした。
名木が恋愛を通して変われたことを忠彦と克子とタカと吉乃。
自分は戦争体験と秀子から受けたインスピレーションで変わったと言う忠彦につっかかる克子。
「わたしは関係ないの?」
何とか取り繕うとする忠彦に夕食は作らないと怒って克子はでていってしまいました。
不用意に秀子の名前を出してしまったことで窮地に陥る忠彦でした。
その晩、立花家では萬平と福子が麺の揚げ方について話をしています。
いろいろ考えながら小さなカップに謝って麺を入れてしまい取り出せずに苦労する福子。
それを見ていた萬平はハサミでカップの側面を切り開きます。
すると途中で引っかかっている麺の様子がよくわかったのです。
「これで問題は解決だ‼」
翌日、開発チームに揚げた麺の大きさを少し大き目にするよう指示しする萬平。
萬平は絵を描きながら麺がカップの中で宙づりになることで下からの衝撃で麺が崩れることがなくなると理屈を説明します。
カップの中で麺を宙づりにするとカップがつぶれにくくなる利点もあります。
福子と幸は鈴を見舞います。
福子がまんぷくヌードルの話をすると萬平の仕事の話には興味はないと鈴が言います。
売れたら会社を立て直すことになると言う福子に幸が100円は学生には高すぎると言います。
そんな話をしているときに急に鈴が腹痛を訴えます。
会社にいた萬平は福子から鈴の腸がやぶれて緊急手術になる連絡をうけ病院に向かいます。
<143話の感想>
とにかく話の中心にいたい鈴は自分がかまってもらえないことが不満でしかたないようですね。
萬平は自分が作り上げる新製品に絶対的な自信があるから100円と云う売価の話は商品ができてからでいいと思っています。
名木は自分の中で支えてくれるものを見つけたから自分の絵が描けました。
それを説明するときに禁句の秀子の名前を口に出してしまった忠彦はピンチです。
うまく終息してくれるといいですね。
麺の下側が衝撃で崩れる問題は思いもよらぬことが切欠になって解決しましたね。
でもそこに気づけたのは萬平の洞察力の凄さです。
まんぷくラーメンの目途がたってきたと言うのに鈴が大変なことになってしまいました。
高齢での手術が心配ですね。
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