まんぷく幸の恋の全ネタバレ結末ラストまでの内容です。
まんぷく23週からは、福子と萬平の子供である源と幸が成長した姿で登場します。
そして、幸は恋をして23週24週でその結末ラストまで作品の中で描かれることになっています。
そこで今回は、まんぷくに登場する幸の恋の23週24週の幸とその相手の会話を全部まとめてネタバレし二人の衝撃結末ラストまでを一挙に紹介していきたいと思います。
目次
まんぷく 幸の恋の全ネタバレ23週24週の衝撃結末ラストまで
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時は流れ、まんぷくラーメンの発売開始から11年後の昭和45年5月。
まんぷく食品は順調に成長し、数年後には東京、大阪両証券取引会社の第二部に
株式上場を果たしていました。
萬平は60歳、福子は50歳になっていました。
福子と萬平の長男である源は、この年の春に大学を卒業して、まんぷく食品の
社員になったばかりです。
長女の幸は大学生になり、流行のファッションに身を包んでいます。
幸は開放的な性格をしていて、祖母の鈴をいつもハラハラさせているようです。
幸が外国人を家に招待
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大人源さん
萬平と源が新商品の「まんぷくヌードル」の開発に取り組んでいたある日、
幸が3人の外国人を連れて家に帰ってきました。
幸は「今日、万博に行って来て、そこで知り合うたの」と笑って説明します。
その3人は、レオナルド、ビリー、トムと名乗りました。
そこで、萬平は3人に即席ラーメンを振る舞いました。
3人はフォークに麺を巻き付けて食べようとしますが、なかなか上手くいきません。
肩をすくめる1人の発言を、福子が萬平に「麺が長すぎる」と言っていたことを
伝えました。
欧米の人には麺をすする習慣がなく、音を立てて食べるのはマナー違反でした。
まんぷくヌードルは海外販売も視野に入れた商品であるため、これは大問題だ、
と萬平は頭を抱えます。
レオナルドからの電話
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◇レオナルド役のハリー杉山さんのコメント——-
日本を愛するアメリカ人のレオナルドが物語に登場するのは1970年、万博の年です。その6年前の東京オリンピックの年に自分の父も初来日し、日本と恋に落ちました。若き日の父とレオが持つ直球な情熱は重なる部分が多々あり、大切にしました。ただ父はイギリス人でレオはアメリカ人。普段僕が話すイギリス英語をちゃんとアメリカ英語化することが果たしてできたのか……。
幸に男性から電話が掛かってきましたが、その電話を取ったのは鈴で、
鈴は気掛かりで仕方ない様子です。
電話の相手の男性はレオナルドと名乗りました。
鈴は幸は不在だと言い、切ろうとしますが、側に来た幸に受話器を奪われてしまいました。
そのときの幸は、本当に嬉しそうな顔をして、「あっち行って、おばあちゃん」
と鈴を追い払ってしまいます。
鈴は香田家に行き、この話をしました。
【鈴】「あの後どんなに問い詰めても、ただの友達やって。ただの友達が
電話なんかしてきますか」
【タカ】「するよ。何をしている人なの?そのレオナルドって」
【鈴】「幸ちゃんが言うには、万博でアメリカから来て日本が気に入って
そのまま居ついてるって。要するに無職のヒッピーよ」
鈴が福子に胸の内を話す
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大人幸さん
香田家で話しても収まりがつかない気持ちの鈴は福子に、胸のモヤモヤをぶつけました。
【福子】「レオナルドって誰?」
【鈴】「アメリカ人よ。あのときここにいた」
【福子】「ああ、思い出した。いちばんハンサムで優しそうな人やったね」
【鈴】「絶対外で会ってるわ、あの2人」
【福子】「お母さんがそんなこと心配しなくても」
【鈴】「あなたが心配しないからわたしが心配してるんでしょ。
アメリカは敵国やったのよ」
そんな言葉を発する時代錯誤な鈴に福子は呆れてしまいました。
鈴が、幸とレオナルドが抱き締め合う姿を目撃
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ある日、幸はアルバイトがない日でしたが、なかなか帰ってきませんでした。
友達と集まって他愛のない話をしていたのですが、レオナルドから「家まで送る」
と言われ、幸は送ってもらうことにしました。
2人で楽しく帰っていると、幸は玄関の前で足を止めて、こちらを見ている
青い瞳のレオナルドに微笑みかけて聞きました。
【幸】(英語で)「うちに寄っていく?」
【レオナルド】(英語で)「遠慮しとくよ」
そして、片言の日本語で「じゃあね、サチ」とレオナルドは言うと、幸を
抱き締めました。
そんな2人の姿を鈴が目撃してしまいます。
そして鈴はすぐに、そのことを福子に報告。
【福子】「抱き合うてた?何言うてんの、お母さん」
【鈴】「ほんまやの、私はこの目で見たんだから」
【福子】「絶対お母さんの見間違い」
【鈴】「見間違えるわけないでしょう。幸ちゃんに聞いて。
あの人とどういう関係なのか。娘が、ご近所さんが見てるかもしれないのに
男の人と抱き合うてたのよ、しかも外国の人と…」
その会話を終えた後、福子は幸に話を聞きます。
【福子】「今日、誰かに送ってもらったの?」
【幸】「そうよ、レオ。レオナルド。この間うちに来たでしょう」
【福子】「仲がいいの?その人と」
【幸】「ただの友達」
【福子】「そう、冷めないうちにお風呂入るんよ」
福子が明るくさばさばした性格の幸に、屈折を感じたのは、今回が初めてでした。
幸のスキャンダルが出回る
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その後、鈴は週刊誌の記者の様に、幸の小さなスキャンダルを香田家の面々に
言いふらしました。
すると、香田家の面々の好奇心は止まらなくなります。
福子は幸がただの友達だと言っていたことを主張しますが、福子だって、本当は
心配なんでしょう?と鈴は尋ねます。
それに対し、克子は私達にはわからないわよ、と顔をしかめます。
大学生の幸は21歳で、ここにいるのは、最も若い吉乃でさえ37歳なのです。
そのため、吉乃がやっぱり若い人に相談しないと…と言い出し、一同は、忠彦の
弟子である名木純也に話を聞きに行きました。
名木くんなら20代半ばだからと、忠彦に白羽の矢を立てられたのです。
【皆】「どうなん?名木くん」
【名木】「わかりません。僕、女の人と交際したことないから」
【皆】「いや、そういう人がいなくても」
【名木】「本当に全然経験がないんです。僕は芸術家として駄目なんでしょうか、先生」
そんな名木に、今度は一同がひるんだ顔になると、名木の忠彦を見つめる目に
涙が膨らみ、ついに、わっと泣き出してしまいました。
そのため、一同は名木を慰める様に振る舞い、これ以上何も言えなくなって
しまうのでした。
2人は付き合ってるの!?
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本人にその気はないものの、幸自身も、スキャンダルの種を自分からばら蒔いて
いました。
幸とレオナルドの待ち合わせ場所となっていたパーラー白薔薇で、以前、
世良から声をかけられました。
それまで幸はレオナルドと2人の世界に没頭し、他の客のことなど目に入って
いませんでしたが、それはこの日も同じでした。
レオが英語で「日本が大好きになった、ずっとこの国にいたい」という意味の
ことを言いました。
その後も英語で、
【幸】「日本のどこが好きなの?」
【レオナルド】「サチがいるから」
その言葉に感激のあまり、幸は日本語で「本当に?」と問い掛けると、レオも
日本語で「そうだよ」と返しました。
そんな2人をカウンターの外と中からマスターのアキラとママのしのぶが
注目していました。
【しのぶ】「何が”本当に?”で、何が”そうだよ”なの?」
【アキラ】「わからん。英語はさっぱりや」
【しのぶ】「せやけどあの2人」
【アキラ】「どう見ても交際してんな」
と幸とレオナルドが交際していると思い込んでしまいます。
その後、レオナルドがロサンゼルスの話を始めると、幸が「行きたい!」と英語で
叫ぶのでした。
萬平が幸の異変に気づく
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萬平がまんぷくヌードルの開発に悩んでいる中、鈴が萬平に、少しは幸の心配を
してあげたら、と言いました。
何のことかわからない萬平は、「そう言えば昨日、世良さんが“幸ちゃんは
ダビンチくんと上手くいってんのか?”と聞いてきたな」と返します。
その話を聞いていた福子は胸の中で舌打ちします。
おそらく、世良はレオナルド・ダ・ヴィンチから連想させたのでしょう。
萬平は世良が言っていたダビンチくんが、以前、家に来たレオナルドだと知って、
幸はまさかそいつと付き合ってるのかと声を尖らせました。
【萬平】「幸に降りて来いって言え、俺が話をする」
【福子】「あの子はもう出かけました」
【萬平】「もしかしてダビンチと」
【福子】「幸はもう大学生なんですよ、仕事を続けてください、萬平さん」
福子は萬平をなだめますが、萬平は幸が心配で、荒い息を繰り返していました。
頭の中はまんぷくヌードルのことでいっぱいだろうと思っていた萬平の怒りは、
とても意外でしたが、福子は少し嬉しくも感じました。
レオと恋人同士になったらダメ?
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幸はレオナルドと2人で映画を見に行きました。
その帰り道、2人は一緒に帰りながら映画の話をしていました。
レオナルドは「ありがとう、サチ」と言って幸を抱き締め、「おやすみ。またね」
と言ってから体を離しました。
家のドアで待ち伏せしていた福子が「おかえり、幸」と声をかけると、幸が
困惑した顔になりました。
【福子】「レオナルドさんと一緒だったのね」
【幸】「映画を見てきたの。それだけよ」
【福子】「でもただのお友達やないんでしょ。だって…」
【幸】「あれはハグって言うの。友達同士でも抱き合うのは当たり前なんよ、
外国の人は」
と幸は早口で言い、1度視線を足元に落としましたが、視線をゆっくりと
上げて、福子を見て続けました。
【幸】「そやけど、ダメなの?レオと恋人同士になったら。お母さんは許して
くれないの?」
【福子】「そんなことは…。お母さんはただあなたのことが心配なだけよ。
お父さんかて」
しかし、福子は会社から帰ってきた萬平と源がいつの間にか側にいたことで、
その先を続けることができませんでした。
幸は福子に「お父さんには言わんといて、お願い」と頼みました。
その夜、寝室で萬平は福子に何かあったのか、と聞いてきましたが、福子は
女親にしか相談できないこともあるんですと言い、詳しい話はしませんでした。
幸の恋の結末
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ある日、朝から朝食も食べずに出かけた幸でしたが、早い時間に帰宅すると、
夕飯もいらないと言って部屋に引きこもってしまいます。
福子は母親の勘で、娘が心に傷を負っているのを感じます。
その日の夕方、パーラー白薔薇のしのぶから掛かってきた一本の電話が、
その勘を裏付けることになります。
受話器を置くと、福子はそのまま階段を上がって、幸の部屋の前に立ちました。
ノックしますが、返答はありません。
福子は幸に本当に夕飯がいらないのかと尋ねながらドアを開きましたが、
幸は勝手に入らんといて!と福子を拒みます。
そのため、たった今、パーラー白薔薇のしのぶから電話があったことを福子は
話しました。
【福子】「幸ちゃんの様子が変やったって。ずーっとぼんやりして、コーヒーに
1度も口を付けずに帰ってったって。何かあったの?」
【幸】「何もない。ほんまに何もないから」
【福】「レオナルドさんのことでしょ。すぐわかったわ。幸はレオナルドさんの
ことが好きなんやなって」
幸は涙をこらえているのが、福子にはわかりました。
【福子】「おばあちゃんは凄く心配してたんよ。そやけど私は、相手が外国人の
人でも、幸が好きなら別に構わないと思たし、もし結婚したいと言い出しても、
ちゃんと話を聞いてあげようと思てた。そやかて私も反対を押し切ってお父さんと
結婚したんだもの」
萬平だっておそらく、娘が本気でレオナルドとの交際や結婚を認めてほしいと
言えば、反対はしないでしょう。
【福子】「私はいつでも受け止めるつもりでいるから。つらいときはつらいって、
助けてほしい時は助けてって言うてほしい。一人で抱え込まんといて、幸」
【幸】「私、レオのことが好きやったの。レオもそう思てくれたらええなって」
【福子】「うん」
【幸】「でもアメリカに帰るんやて。アメリカに帰って結婚するんやて。
昨日紹介されたの。僕のフィアンセだよって。日本に遊びに来たから幸に
会わせたいって」
福子は、幸にとって、おそらく生まれて初めての恋だったはずなのに、そんなことに
なって、どんなにショックだったかと感じました。
幸は「アホみたい、私。勝手に好きになって、勝手に振られて……、アホみたい」
と涙をこぼしました。
福子はそんな幸を力いっぱい抱きしめると、幸は福子にしがみつき、子供の様に
声を上げて泣き出します。
福子は「泣いてええんよ、こういうときは思いっきり泣きなさい」と言うと、
幸は福子の胸で涙を流し続けました。
福子のシャツの胸が幸の涙で濡れて、涙と一緒に、幸の痛みや悲しみ、やりきれなさ
までが染みてきました。
幸が憐れで切なくて、福子は懸命に涙をこらえます。
翌日。
福子の胸でたくさん泣いた幸は、翌朝には元気を取り戻し、元気に大学へと
出かけて行くのでした。
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ここまでが、まんぷくに登場する幸の恋の全ネタバレと結末ラストまでの紹介でした。
レオナルドの初登場シーンは23週で、幸が立花家に連れてくるところです。
幸がレオナルドに恋をするというのを知らなければ、恐らくあっさり見てしまう
シーンだと思いますので、見逃さないように注意したいと思います。
レオナルドダヴィンチだと思って萬平はダヴィンチとか読んじゃってますが…
萬平さんはそっちの恋愛にはあまり関心が回らなく、その時も例にもれず仕事仕事となっております。
そして、幸がレオナルドに恋をして失恋してしまうのは24週。
この1週で幸とレオナルドとの恋模様の経緯が結末まで動いていくので、
ほとんど各話に幸とレオナルドとのシーンが描かれるのだと思います。
幸のレオナルドへの恋心は結ばれませんでしたが、幸には幸せになってほしいですね。
24週で幸が失恋してしまうシーンは、福子の言葉に自分も涙してしまいそうですが、
温かく見守っていきたいと思います。
▼23週24週萬平たちのまんぷくヌードル開発いばらの道はこちらから
ネタバレ23週詳細 視聴率【幸が外国人と恋愛?結末ネタバレを結婚は?源の悩み
ネタバレ24週詳細 視聴率【幸とレオナルド結婚は破局?婚約者がアメリカに?
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