この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は24話第4週(4月27日)に放映された「なつよ、女優になれ」です。
<前回のあらすじ>
なつの感動的な演技は門倉の演技もより力強く感情的なものに変えます。
遠くから練習を見ていた倉田は門倉が村長役をしている事に気づきます。
門倉の説明に少し怪訝そうにするものの納得する倉田。
その頃、雪月では富士子と妙子がとよと雪之介に演劇会場でアイスクリームを配る話をしていました。
農業高校でとれた牛乳を材料にして作ったアイスクリームを最中の器に乗せて配ることで話がまとまります。
大会の朝になりました。
なつは出かける前に泰樹のところに行って絶対に見に来て欲しいと念をおします。
会場では既にアイスクリームが配られていて準備した材料が無くなりそうなほど大好評です。
なつが向かった先の舞台には天陽が描いたピカソのゲルニカのような迫力がある背景画がセットされようとしています。
倉田はこの背景画の前で演じるから芝居が生きるのだと満足げです。
「まさにこれは彼自身の心の叫び‼山田天陽の魂だな‼」
泰樹が夕柴田牧場から会場に向かおうとすると天陽が馬に乗ってやってきます。
牛の様子がおかしいのに農協関係者は誰も連絡が取れないと天陽。
泰樹は山田家に向かい誇張症の牛を手当てします。
そして乳業メーカーから乳脂肪が少ないと言われている牛乳を試飲した泰樹。
会場では衣装に身を包んだ出演者とそれを支えるスタッフ全員で気合をいれます。
夕見子と明美は開演間際に到着しましたが泰樹と天陽の姿はまだ見えません。
やがて演技が始まりました。
村長の帰りを待つ村人と天陽の演技を舞台の袖から見ているなつ。
さあ、いよいよなつの出番です。
23話はここで終わり、そこからの続きで今回は4週24話のネタバレあらすじになります。
<なつぞら24話の視聴率は>
24話の視聴率は19.4%でした。
前回23話から0.7ポイントアップです。
ちなみに『あおぞら』の最高視聴率は9話の23.1%となっています。
<なつぞら24話のあらすじ>
番長の門倉の出番がやってきます。
明るい照明と大勢の観客を前にして上がってしまった門倉は台詞を忘れてしまいます。
なつが台詞を伝えようとしますが門倉はその振りを見て頷くばかりか唐突に大声で歌い始めます。
それを見ていた村人たちも門倉に合わせざるを得なく一緒に歌い始めます。
会場も訳が分からず手拍子まで始めますが架空の物語に現実的な歌に違和感を覚える剛男でした。
その間に小道具にかくれて門倉に台詞を伝えたので芝居はなんとか元に戻ったのでした。
そして『白蛇伝説』のクライマックスの場面です。
その時、会場の隅に泰樹と天陽が姿をあらわします。
村長の娘を嫁がせる代わりに眠り病に効く薬の元になる鮭をもらう話に反対するポポロ。
ペチカは自分が犠牲になるとは思っていません。
川下の村を敵とみなすべきではないし、何より村人は血がつながっていなくても大事な家族であること。
「私にとって村人は家族です‼血はつながっていなくても皆が私にとって大事な家族なんです‼その家族がもし争い事に巻き込まれて命を落とすような事になったら私は、、、その悲しみに耐えきれない、、、だから私が家族を守るんです‼」
ペチカを失いたくなかったポポロは絶望して山に迷い込みます。
そこで以前ポポロが助けた白蛇が女性に姿を変えて目の前にあらわれます。
白蛇にペチカを誰のところへも嫁がせないようにと願ったポポロ。
ポポロの願いはペチカが眠り病にかかると云うかたちで叶えられました。
ペチカはどこにも嫁げないし眠り眠り病の薬になる鮭も手に入らなくなったのです。
ペチカを眠り病にしてしまった白蛇はポポロに恋していました。
愚かなことをしたと思った白蛇は自分を焼けと言います。
その焼いた皮が薬になるとペペロに伝えます。
そして川ではオショロコマがたくさん捕れて川下の村人たちとも仲良く平和に暮らせるようになって欲しいと。
その後に出てきた白蛇役の白塗りした良子が笑いを取って芝居は終わりました。
富士子がロビーに出ると泰樹がベンチに座っていました。
芝居は観れたのかと尋ねる富士子に途中からと答える泰樹。
そこに衣装のままのなつと雪次郎そして天陽があわられます。
皆に観に来てくれたことのお礼を言ってから泰樹に感想を聞いたなつ。
「わしの為にやったのか?わしに見せるために、、、」
そして泰樹は天陽の家の牛乳が安く買われているのは納得できないと話し出します。
そして泰樹は一致団結するために自分の牛乳も農協に預けることにすると言ったのです。
自分が愚かだったんだと寂しそうに立ち去ろうとする泰樹を引き留めるなつ。
なつは泰樹が愚かな筈がないと言います。
泰樹はなつの誇りで目標だとも言います。
途中からは自分のために演じたんだと泣きながら泰樹に抱き着くなつでした。
<なつぞら24話の感想>
いよいよ『白蛇伝説』が始まりました。
大切なクライマックスへ導く大役の村長門倉は舞台袖で出番を待っているときから緊張の面持ちでしたね。まさに真っ白です。
歌い始めた時にはどうなってしまうんだろうと心配しましたが何とか戻れて良かったです。
案外肝っ玉が据わっていなかった番長でしたね。クライマックスはドラマの中の芝居なのに感動的でした。
芝居の最後のオチは最初から台本にあったのかが分かりませんね。
なつの熱演はついに泰樹の心を動かしました。
今を否定せずに違う道の方も向いてもらう困難を見事になってのけたなつ。
頑張れば報われると云う泰樹の信念がなつにも伝わった証ですよね。
なつの望みがひとつ叶いました。この次はなつが何を目指して頑張るのかが楽しみですね。
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