おしんあらすじ【97話98話】17週竜三が勤めにでようとおしんは露店で販売を

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この記事はBSで再放送される“おしん”のあらすじネタバレです。

2019年7/22.7/23日放送の17週おしん97話98話の内容です。

97話98話では、竜三が勤めにでれば食わせていけるというのですが、人に使われるのはやめておいてと反対するおしん。そんなおしんは今度は露店で反物を売ろうとしてみますが…

<おしん97話98話のあらすじネタバレ>

 

家を出てきた時はまだ肌寒かったのに東京はもうすっかり春だとホテルのレストランから外を眺めて呟くおしんです。

 

祖母が話してくれた昨晩の髪結いを辞めて敢えて貧乏に耐えたことを貫き通した自身の強さがどこにあったのかを不思議に思う圭です。

 

大した事じゃないと言うおしんですが、小作のせがれに頭を下げれてからは人が変わったように貪欲になったと言います。

 

圭はおしんがひとりの男の人生観を変えてしまったことに驚いていたのです。

 

一か八かの最後の賭けだっととも言うおしんでした。

 

竜三のやる気

竜三が借りてきた100円は方々の借金を返したら瞬く間に無くなってしまいましたが、おしんは竜三を信じて相変わらずのんびりしていたのだと言います。

 

おしんが鼻歌を歌いながら庭木に水を撒いていると源右衛門がやってきます。

 

近所のおかみさんがおしんに出髪を頼みたいというのです。

 

でも、おしんは源右衛門の顔を立てれないが、竜三がやる気になっているのに水を差すような事はできないので丁寧に断ってくれと頼みます。

 

帰ってきた時に文房具屋のおかみが店先にいた訳を聞いた竜三はおしんも強情だと笑うのでした。

 

また、借金で首が回らなくなったらと言う竜三に、その時はその時と意に介しないおしんです。

 

「私は、羅紗問屋にはいよいよ見切りをつけた。競争が激しすぎる。といって他に商売するとなればまた元手がいるし。今度っていう今度は商売の難しさが身にしみたよ‼」

 

浴衣に着替えた竜三は此の処子供服の需要が増えているからやってみたらと勧められたと言います。

 

安い子供服などの薄利多売の商売も良いかも知れないと言うおしん。

 

今までと違って製品にしなきゃならないから全く違う商売になるから簡単ではないと竜三は反論します。

 

ミシンも買わなければならないと言う竜三に反物を売り捌けばいいと言うおしん。

 

売り捌けないから苦労しているんだと堂々巡りとなるおしんと竜三でした。

 

そんな話をしていると洋服屋の店員なら来て欲しいと言われているところがあると竜三が言い出します。

 

でも、おしんも源右衛門も竜三が人に使われるのには反対するのでした。

 

「さあ、そろそろ夕飯の支度しなくちゃね。だからつまり、在庫の品をお金に換えられたら一遍に解決しちゃう訳でしょ。ねっ、何か考えなきゃね⁉」

 

台所へ歩いていく途中でおしんは道で売ったらどうかと思いつきます。

 

露天で売るなんてと言う竜三におしん引き下がりません。

 

竜三は自分が勤めに出ればふたりを食わすぐらいは出来るとおしんの言うことに耳を貸しませんでした。

 

おしんが露店で店を

おしんは銭湯に行く途中で大勢の人で賑わっている露天街の様子を見ています。

 

そこで威勢の良い掛け声で商売をしている古着屋が目に留まります。

 

でも古着屋はしばらくすると全てを売り切って店を閉めてしまったのでした。

 

翌日、店の帳簿を見て在庫になっている反物の仕入れ価格を調べているおしん。

 

源右衛門に何をしているのかと訊かれたおしんは源じいに筒貼りやめてもらいたいと言うのでした。

 

どうしても露店で生地を売りたいおしんは竜三にも源右衛門にも知られずに計画を実行する方法ばかりを考えていました。

 

竜三も源右衛門も出かけた隙におしんは反物を持って出かけたのでした。

 

“舶來羅紗在庫處分大安賣”と木の看板を立てて路上で反物を売り始めたおしん。

 

おしんが出かけてしまった田倉家では竜三と源右衛門が心配しています。

 

「さあ、さあ、買わなきゃ損だよ……おばさんも、おじさんも……」

 

たどたどしい口上で反物を売り始めたおしん。

 

「そう? じゃああたしもだまされたつもりで」

 

「ねえ、ねえねえねえ、あたしもこちらの奥さんと同じように生地1着分ちょうだい」

 

2着3着分と言う客も出てきて反物を持って出直すと言うおしんでした。

 

しかし、大盛況のおしんですが露天商の仕組みを知りませんでした。

 

そして露店街を仕切っている的屋の子分がおしんに勝手に商売してもらったら困ると文句をつけてきたのでした。

 

引き下がらないおしんに言い合いは徐々にエスカレートしていきますが親分と呼ばれる男がその場をおさめます。

 

「お前さん、日本橋の田倉商会って店から頼まれたのか?」

 

親分はそう言っておしんを帰したのでした。

 

傷だらけのおしんは大八車を引いて田倉商店に戻ってきます。

 

しばらくしておしんは売り上げた金が入った袋を置いてきてしまった事に気づきます。

 

「お金の出し入れが忙しくて、ござの上に置いたま……ああ~!! 忘れて来ちゃったんだぁ!! どうしようぅ! ああ、ござ引っくり返された時にそのまんまになって。あんなに売れたと思って喜んでたのにあんな、無くしてしまったらあ!」

 

それを聞いて竜三と源右衛門はおしんが露店で生地を売ってきたきたことをしりました。

 

おしんは飛ぶように売れたのに変な男が出てきて、、、

 

「バカ者!!そんなとこで商売したら、そんな連中にいたぶられんの当たり前じゃないか! ああいう露天商にはちゃんと縄張りがあって、それを仕切ってる的屋っていうのがいるんだよ! その連中の許しがなくては店は出せんのだよ!」

 

金よりも無事に帰って来れただけで運が良かったと言う竜三です。

 

翌日、あの親分と呼ばれていた男が店の前にきて、店内の様子をうかがっているのでした。

 

その時、おしんは身体が痛くて布団から起きられずにいたのでした。

≫99話100話

<おしん97話98話の感想>

 

圭が言うように竜三の人生観を変えてしまったおしんの捨て身の行動は凄いですね。

 

でも、今回はそのおしんの行動力が災いしてしまいました。

 

直観で動くおしんは自分が知らない世の中の陰の部分の仕組みに跳ね返されてしまいましたね。

 

親分と呼ばれる男が出てきてくれなかったら取り返しのできない事になっていたかも知れません。

 

でも、その親分が田倉商店の前で店の中の様子を伺っている目的が何なのか気になりますね。

 


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