今回は『おちょやん』の16話(第4週)12月21日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん16話のあらすじネタバレ>
大正13年の年が明けると数えで18歳になった千代は年季明けを迎えます。
女将のシズと店主の宗助に引き続き『岡安』で働き続けることを報告したときに、何と夜逃げをしたと聞かされていた父親のテルヲが姿を見せたのでした。
千代が南河内の掘立小屋を出てから8年目の出来事に驚きと不安を隠せない千代。
そして、千代はいきなりテルヲの胸倉をつかんで夜逃げの件もヨシヲのことも何も連絡してこなかったことに怒りをあらわにしたのです。
『岡安』の座敷に上がり込んだテルヲは何よりヨシヲのことが気がかりだった千代に向かってへらへらと笑いながら迎えにきたと告げます。
後妻の栗子が自分の子供を連れて家を出て行ってしまったため、今はヨシヲとふたり暮らしだと近況を説明するテルヲ。
さらに、借金は完済したから昔みたいに3人で暮らそうとテルヲは微笑んだのでした。
しかし、千代は険しい顔をしたまま自分は『岡安』で働きつづけることを父親に告げます。
千代から絶対に許さないと言われても気にとめた様子もしないテルヲは数日後に迎えに来るといって店から出て行きました。
あくる日になると、旅回りから道頓堀に戻ってきた『天海一座』が『岡安』にやってきました。
2年ぶりの天海一平はすっかり成長していて、店の面々に照れくさそうに挨拶します。
その日の夕刻になって天海一座は座敷で夕食をとっていました。
一座の人気役者である須賀廼家千之助は何故か難しい顔をしたまま酒を煽っていたのです。
千之助は『鶴亀』の大山社長から厳しい条件を突きつけられていたのがその理由でした。
大山社長は何かにつけ『須賀廼家万太郎一座』と『天海一座』を比較していて、千之助は客の入りが悪いようであれば中日でも公演を打ち切ると言われていたのです。
万太郎より芝居は自分の方が上だと自負している千太郎は、そばにいる座員をつかまえては絡みつきはじめたのでした。
そんな千太郎の酒乱ぶりなど知らん顔の一平は夕食をとっている座敷から気づかれないように抜け出します。
しかし、それを見ていた先代の『岡安』女将のハナに呼び止められてしまった一平。
ハナからしっかり根性入れなければ天海天海の跡を継げないと言われた一平でしたが、それをはぐらかしてどこかに行ってしまうのでした。
ところが一平はその後千代にも見つかってしまい、ハナに言われたことと同じ事を言われてしまいます。
万太郎一座に勝たなければならないと言う千代に勝てるはずがないと、公演前夜だというのに芸子遊びに出掛けようとする一平は答えたのでした。
そして、一平は千代の父親のテルヲが『岡安』にやってきたことへと話題を変えてしまいます。
千代は動揺しますが、ずっと恨んでいたはずの父親なのに一緒に住もうと言われたとき嬉しさを感じたことを一平に明かしたのでした。
しかし、一平はそんな千代を少しだけ慰めて自分は芸子遊びに出掛けていってしまいました。
一方、道頓堀の1軒の飲み屋では、テルヲが借金取りに必死の様相で千代の身売りの話を説得させようとしていました。
しかし、偶然にもテルヲたちの真後ろの席で芸子と酒を飲んでした一平がその話に聞き耳を立てていたのです。
翌日になって千代が劇場からでてきた処を父親のテルヲが待ち構えていて唐突に声をかけてきたのでした。
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