今回は『おかえりモネ』の16話(第4週)6月7日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【未知の熱い想い】と題して4週16話をお送りします。
未知は祖父の龍巳の養殖業を自分が継ごうとしていました。
そして、種牡蠣から自前で作る研究をしていて、その意味について百音に熱く語ります。
妹が牡蠣の養殖に打ち込む姿を見せつけられた姉の百音の心境が気になりますね。
<おかえりモネ16話のあらすじネタバレ>
朝日が昇る亀島の浜で無邪気に遊んだ幼馴染と百音姉妹の6人は『盆船おくり』で会おうと言いあって別れますが、家には帰れない三生だけは百音たちと永浦家に戻ることにします。
そして、その日から三生は永浦家の居候となったため祖父の龍巳が営む牡蠣の養殖業を手伝うことになったのでした。
気仙沼の海は栄養が豊富なため牡蠣を養殖するには好条件の土地柄でしたが、その仕事はかなりの手間を必要としていて、水産業でありながらどこか農業に似ている側面を持っていたのです。
百音の妹の未知は祖父のそんな姿を見て育ったこともあり自分が後継者になると心に決めていて、夏休みの自由研究のテーマも牡蠣について取り組んでいました。
久々に百音が自宅脇にある龍巳の養殖作業場に足を踏み入れると、そこには未知の研究スペースが設けてあり本格的な機材が並べられていて驚かされます。
未知は卵から種牡蠣をつくる地場採苗の研究に取り組んでいたのです。
今まで龍巳は種牡蠣の生産業者から購入したものを大きくして出荷する養殖をしてきましたが自前で種牡蠣を作ろうとしていたのでした。
全国の牡蠣養殖業は宮城県の種牡蠣業者が産出する稚牡蠣で支えらえていましたが3年前の大地震で種牡蠣業者も壊滅的な被害を受けていたのです。
それを目の当たりにして、災害などで種牡蠣の供給が滞る事で牡蠣養殖が出来なくなってしまうことに危機感を感じていた未知。
そして未知は自分の研究が牡蠣の養殖業者にとってどれほど大きな意味を持っているのかを百音にも熱く語ります。
未知が永浦家のことだけでなく将来の気仙沼周辺の産業についてまで考えている事を知らされた百音はその想いに圧倒されてしまいます。
その日の昼食を家族と一緒にとっているとき、テレビを見てていて百音は驚かされます。
なんと、キャスターの朝岡が天気予報コーナーに出演していたのです。
思わず身を乗り出した百音は家族に何かを言いかけようとしましたが、何故か言葉を発せずにそのまま飲み込んでしまったのです
するとテレビに映し出された天気図を見た龍巳は朝岡が話す前に西の方から天気が崩れそうだと言い出します。
天気図の読み方をどこかで教えてもらったわけでもない龍巳が朝岡と同じように先の天気を読める事にも百音は感心させられたのです。
午後になって作業場に居た未知が水槽の中の牡蠣の赤ちゃんである浮遊幼生の数が目標数に到達したと嬉しそうに目を輝かせたかと思うと、今度は何やら悩ましそうにしています。
未知は浮遊幼生をつけた原盤を海に入れるタイミングがはかれずにいたのです。
自分が海水温や気象データを分析して導き出したタイミングが来週であるのに対して龍巳は今日だと意見が分かれてしまっていたのでした。
龍巳は最終的には自分の判断で決めるべきだと孫娘の背中を押します。
結局、未知は祖父の長年の経験と勘に従うことにして龍巳と三生との3人で牡蠣棚に向かうことにしたのです。
ひとり作業場に残された百音はさっき目の前で繰り広げられた龍巳と未知の真剣なやり取りに圧倒されていて、漁業にとっての気象情報の重要性を認識させられていたのです。
そして天気のことが気になり始めた百音はパソコンに表示される様々なデータを食い入るように見つめるのでした。
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