今回は『おかえりモネ』の29話(第6週)6月24日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【マスター田中の想い】と題して6週29話をお送りします。
マスターから自分の過去のことを聞かされた百音は何か手伝うことがないかと考えます。
しかし菅波医師からはどうにもならないと拒絶されたしまった百音。
誰がマスター田中の気持を前向きにするのかが気になりますね。
<おかえりモネ29話のあらすじネタバレ>
キャンセルされた大きなダイニングテーブルのことが気になった百音はジャズ喫茶『Swifty』にマスターである田中を訪ねたのです。
そしてキャンセルするのをもう一度考えなおせないかとマスターに話しかけた百音。
するとマスターの田中が自分の過去について語り始めたのです。
若い頃は妻子がいるにも関わらず自由奔放に好き勝手なことをやり続けていたことを明かした田中は百音から妻子が可哀そうだと責められます。
それでも『昭和の倫理観』なのだと必死になって無理な言い訳で返しますが、その結果で愛想をつかれてしまい今の侘しいひとり暮らしをしているのだと自虐的になります。
そして人づてに娘が結婚したことを知ったとしみじみと語ったマスターの田中。
それを聞いた百音はキャンセルした大きなダイニングテーブルは元奥さんや娘さんと食卓を囲むことを考えたのではないかと核心に斬り込みます。
すると田中は正直にそんなことも考えたことを白状しますが弱り切った自分の姿を晒したくないのだと複雑な心の内を明かしたのでした。
初孫が生まれると聞いている今度の夏ごろまで生きていたいとも考えるも今さら多少頑張って長生きしても会える補償もないとマスターの田中は大きなため息をついたのでした。
そんなマスター田中のやるせない気持ちを知った百音は自分が何らかの力になれないものだろうかと悩み始めたのです。
診療所に戻ってから田中の想いを菅波医師に伝えた百音でしたが、あっさりと中村医師と相談するようにと逃げられてしまったのです。
なんとかして助けたいと粘る百音に珍しく感情的になった菅波医師が自分の今の知識や技術だけではどうすることもできないことを告げたのです。
仕事を終えた百音でしたがその日のカフェ『椎の実』の勉強はひとりぼっちでした。
そこに喧嘩でもしたのかと百音の様子がおかしいことに気づいたサヤカがあらわれて声をかけてくれます。
そんなサヤカに何も知らないのに好き勝手に神経を逆なでするようなことを言ってしまって落ち込んでいることを明かした百音。
それを知ったサヤカは立派そうな大人でも皆もがき苦しんで傷つきながら必死に生きているものだと百音を慰めます。
少しでも何か手助けしたいと思った百音は次の日曜日にジャズ喫茶に出向いてマスターの身の回りの世話をすることにします。
ところがしばらくして菅波医師が訪ねてきたので慌てて身を隠した百音。
菅波医師はマスターの田中と対峙して人の気持というものは日々変わるものだと口を開いたのです。
固定観念や意地とか罪悪感からものごとを決めつけずに結論を先延ばしすることができる治療を続けてみないかと話しかけた菅波医師。
治療は迷うための時間をつくることになるだけだと言い返した田中でしたが遂にはもう少しだけ頑張ってみるかと菅波医師の提案を受けれることにしたのです。
菅波医師が帰っていったあとでマスターの田中は百音に面白い医者だと告げたあとで、キャンセルしたダイニングテーブルをやっぱり作ってもらうと言い出したのです。
諦めたくないのかも知れないと言うマスター田中の申し出を百音は笑顔で受け止めたのでした。
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