今回は『カムカムエブリバディ』の1話(第1週)11月1日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【ラジオがきた】と題して1週1話をお送りします。
高嶺の花のラジオを購入してくれた祖父の杵太郎。
やっぱり孫娘の安子には甘かったですね。
今の世の中で同じような感動を味わえるものって何があるのか考えてしまいますね。
<カムカムエブリバディ1話のあらすじネタバレ>
大正14年3月22日は日本で初めてラジオ放送が開始された日でした。
同じ日に岡山市内で和菓子屋『たちばな』を営んでいた橘家にひとりの女の子が生まれていたのです。
その後、安子と名付けられた女の子は和菓子屋特有の餡の香りする温かい家族に包まれてすくすく育ち尋常小学校の3年生になります。
実直な和菓子職人の橘金太と優しさに満ち溢れていた母親の小しずには長男の算太もいました。
ところが、家業を継ぐために菓子職人の修行を始めていた5歳年上の算太はさぼってばかりだったのです。
そして、安子にだけは甘い仕事に厳しく祖父の杵太郎としっかり者の祖母のひの他に職人たちもひとつ屋根の下で暮らしていたいつも賑やかだった橘家。
そんな安子は小学校にいくと裕福な家柄の息子である雉真勇からことあるごとにちょっかいを出されていました。
そんなある日、和菓子屋の娘であったことから勇から『あんこ』と呼ばれていた安子は家にラジオがあるかと聞かれます。
そしていつものように貧乏商店街じゃあるわけないかとからかわれた安子。
それは放送が始まったばかりのラジオは庶民にとっては高嶺の花だったからでした。
そんなふたり様子を傍から見ていた安子の幼馴染のきぬは勇が好意を持っていることを見抜いていたのです。
その日の夕食時に若い職人のひとりが唐突に杵太郎に向かって橘家ではラジオを買わないのかと尋ねます。
その若い職人は算太にけしかけられて無理やり言わされていたのです。
それを聞いて密かに期待に胸を膨らましていた安子。
しかし店主である杵太郎は仕事に身が入らなくなるからと一蹴してしまったのでした。
ところが、翌朝になって部屋の中にラジオがあるのを見つけた安子は杵太郎が買ってくれた思い込んで喜びます。
そして、家族や職人たちと一緒にラジオから流れてくる音に耳を傾けているところに店主が外出から戻ってきました。
ところが自分はラジオなんか買っていないと杵太郎が言い出したため皆が首をかしげていると、とんでもない事実が明らかになったのです。
祖父が買ってくれたと思い込んでいたラジオは兄の算太が近所の荒物屋から盗んできたものだったのでした。
それから大騒ぎになってしまった橘家でしたが、時間がきて小学校へ向かった安子。
学校から家に戻ってきた安子はすぐに店にラジオが置いてあるのに気付きます。
家族や職人たちがラジオを囲んで楽しそうにしていたのをみて奮発して購入してくれいた店主の杵太郎。
安子は祖父が皆のために買ってくれたラジオから流れてくる童謡に耳を傾けながら嬉しそうに口遊んだのでした。
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