今回は『カムカムエブリバディ』の18話(第4週)11月24日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【安子がつくったおはぎ】と題して4週18話をお送りします。
金太は妻と母親を一度に失った悲しみからなかなか立ち直れません。
ところが、安子がつくった美味しくないおはぎを食べて立ち直ることを決めた金太。
もしかしたら職人魂が蘇ったのかも知れませんね。
<カムカムエブリバディ18話のあらすじネタバレ>
岡山の空襲で『たちばな』の家屋は消失してしまったため、雉真家の焼け残った離れで安子はすっかり気落ちした金太を看病します。
しかし、爆撃を受けてからひと月がたっても、妻と母親を同時に失ってしまった金太は心身ともなかなか回復しなかったのです。
そんな金太を快く受け入れてくれたばかりか休むこともせずに動きまわる安子のことを案じてくれる千吉。
しかし、安子は動き回ることで受け入れられない現実から気を逸らそうとしていたのでした。
そうこうしている内に、8月15日がやってきて、ラジオから天皇の『玉音放送』が流れてきたのでした。
日本は敗戦してしまいましたが、長く辛い戦争は終わってくれたことに安堵した安子は、神社の拝殿に詣でて稔が無事に帰ってくることを祈ったのです。
安子が稔の無事を祈り続ける日々の中で、ラジオから天気予報が流れるなど世の中は戦時中とは変わり始めていきます。
るいの面倒を美都里に頼んでは父親の看病を続ける安子でしたが、金太の容態は回復する兆しさえみせないばかりか、生きようとする気力さえ感じられません。
何とか元気つけようと話しかけてくる娘に背を向ける金太でしたが、ある日安子から露店で小豆を手に入れてきたからと『あんこ』の作り方を尋ねられます。
しかし、それでも天井を向いたまま何も反応しない金太。
しかたなしに、我流で『あんこ』を作り始めた安子でしたが、うまくいくはずもありません。
それでも、稔に力を貸して欲しいと念じながら、おまじないをかけた安子は何とかおはぎをつくり上げたのです。
それを父親に味見してもらおうとする安子でしたが、金太は味見もせずにおはぎを払いのけてしまったのでした。
安子が部屋を出て行ったあとに、床に散らばったおはぎを拾ってからそれを口にした金太。
そして、思わず涙ぐんだ金太は安子に黙って部屋を飛び出していってしまったのです。
金太がいなくなってしまったことに気づいた安子が慌てている頃、金太は『たちばな』があった焼け跡にたたずんでいたのでした。
それから、焼け跡の瓦礫をかきわけて必死になって何かを探しだして、やがて泥にまみれた缶の箱を見つけ出した金太。
それは配給されたわずかな砂糖を少しずつため込んでいたものだったものだったのです。
その缶を持ち帰った金太は安子にやっと口を開きます。
美味しくない『おはぎ』を供えられたら、小しずもはるも心配で成仏できなくなる。
それは金太がやる気を取り戻した証だったのです。
安子がつくったおはぎを食べたことで立ち妻と母親を亡くした悲しみから直ることを心に決めていた金太。
砂糖の入った缶を大事そうに持つ父親の様子を見た安子は、安堵して思わず嬉し涙を流したのでした。
▼次週5週のあらすじ動画⇓⇓
https://youtu.be/niXPuhros9k
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