今回は『カムカムエブリバディ』の27話(第6週)12月7日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【建前と本音】と題して6週27話をお送りします。
雉真家が安子とるいを快く迎え入れたのは、るいが雉真の血をひいていて大切にしたいという想いが強かったからでした。
千吉も美都里も母娘を引き離して,
るいが雉真家にくることはないと考えていたようです。
建前と本音が交錯する雉真家の中で、安子とるいはどうなっていくのでしょうね。
<カムカムエブリバディ27話のあらすじネタバレ>
母娘親子が大阪から岡山の雉真家に戻ってきてから3カ月がたった頃になると、交通事故で骨折してしまった安子の左腕は既に完治していましたが、るいの額の傷跡は残ったままだったのでした。
その頃になると、幼馴染のきぬの好意を受けて『水田屋とうふ』の一角で『おはぎ』を売り始めた安子。
そこには大阪のときと同じようにるいが店先に立って売り子をしていたのです。
たまたま『水田屋とうふ』に豆腐を買いにきた客も『たちばな』の名前を聞くと、懐かしんで『おはぎ』も買って帰っていきます。
そうして、安子は何か空しかった自分の心のことも忘れて、充実した日々を取り戻していったのでした。
一方、父親の後を継ぐことになって東京の大学を中退して千吉のもとで働くようになっていた勇。
その頃には足袋と学生服の生産も再会させていた『雉真繊維』でしたが、まだ原材料となる布地や糸などが配給制で思うように生産量を増やすことができなかったのです。
それでも、今までは野球に打ち込んできた勇は、今度は会社の経営者としての道を歩むために徹夜で会社の資料を睨んでは勉強していたのです。
そんな勇に夜食を届けながら熱い視線を送っていた女中の雪衣。
ある日の早朝に、いつものように安子が『あんこ』を仕込んでいるところに勇がひょっこり顔を出します。
そして、どうして商売をする気になったのかを安子に尋ねた勇。
そんな勇に向かって安子は、大阪でそうやって暮らしてきたからだと答えた後から、るいの治療費は自分で稼ぎ出したいと思っていることを明かしたのでした。
安子から駄目だろうかと訊かれた勇は、笑いながら何を言われても言う事を聞く気はないだろうと返したのです。
反対に安子から仕事のことを聞かれた勇は、野球では4番サードだった自分は会社では何の役にも立たないとジレンマを打ち明けたのでした。
勇にしかできないことがある筈だと励ましているところに千吉から呼び出しを受けた安子。
奥の間に入った安子に向かって千吉は『おはぎ』への理解を示してくれます。
ところが、それに続けて商売にるいを連れていくことをやめるように言われてしまったのです。
千吉からるいが雉真の子供として帰ってきていることを忘れるなと釘を刺された安子は一瞬にして固まってしまったのです。
それからの安子は一緒にいくと泣くるいを女中の雪衣にあずけて『水田屋とうふ』に出掛けていくようになります。
るいのためにも少しでも多くの『おはぎ』を売りたい安子の想いとは裏腹に簡単には売ることができなかったのでした。
店では売れないと考えた安子は、大阪時代の初めにやった行商を思いつきます。
そして、幼馴染のきぬの夫である力のリヤカーを借りで街中に売りにでた安子。
すると、安子の『たちばなのおはぎ』という声を聞いた人たちが懐かしがって集まってきて、飛ぶように『おはぎ』が売れ始めたのです。
その日の夕方、リアヤカーを引いて安子が『水田屋とうふ』への帰路についていると、商店街の花屋の前でアメリカ軍の将校らしい外人が会話できなくて困っているところを見かけます。
花屋の店員は英語が分からず、その外人も日本語が話せないようだったのです。
すると安子は将校らしい外人に向かって戸惑いながらも声を掛けたのでした。
May I help you?
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