今回は『ちむどんどん』の29話(第6週)5月19日木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【上京2日目で事態が好転】と題して6週29話をお送りします。
上京初日に早苗と別れてからの暢子は奈落の底に叩きつけられたような悲惨な目にあいます。
ところが、三郎のお陰で事態は好転します。
就職先も、場所も決まったと喜んでいたところに、行方知れになっていた賢秀があらわれたのです。
暢子の東京と鶴見での暮らしがどんな展開になるのか楽しみですね。
<ちむどんどん 29話のあらすじネタバレ>
『アッラ・フォンターナ』の厨房で、賢三から受け継いだ『沖縄そば』で採用のための再試験に臨む暢子。
得意料理とはいえ限られた時間のなかで、手元にある材料でつくらなければないため不安は隠せません。
それでも豚とカツオから出汁をとって小麦粉で麺を打つ暢子。
そんな暢子を支えてくれたのは沖縄を出る時に母親の優子から手渡された、亡き父親の形見でもある大切な包丁でした。
そうして三枚肉の代りに、パンチェッタをつかった特性の沖縄そばが完成します。
いよいよ試食のときがやってきます。
固唾を飲んでそばを食べるオーナーの房子や二ツ橋たちの様子を見つめる暢子。
結果は大好評で、シェフの二ツ橋も後押ししてくれます。
そうして、暢子は大城房子から採用すると言われ大喜びします。
一方で厨房に入っていった房子は、暢子が使っていた包丁に目を止めます。
『比嘉賢三』の名前が刻み込まれた包丁をしげしげと見つめていた房子。
そのあとで房子は『鶴見沖縄県人会』の会長である三郎からの紹介状に目を通します。
そこに書かれていた、「亡くなった比嘉賢三君の娘です」の文字をみて、房子は「まさか・・・」と小さく呟いて、驚いたのでした。
『アッラ・フォンターナ』への就職が決まった暢子は、鶴見の三郎のもとに戻ります。
すると『鶴見沖縄県人会』の会長である平良三郎は、自分が後見となって下宿先まで用意してくれていたのでした。
そこは、商店街の一角にある『沖縄居酒屋・あまゆ』の階上で、店に入るなり店内に広がる懐かしい沖縄の雰囲気にほっとする安堵感を覚えた暢子。
店主の金城順次と娘のトミは暢子を快く迎え入れてくれて2階に案内してくれます。
そこには幾つもの貸間があって、暢子は『ゴーヤ』と名付けられた部屋に通されます。
生れてはじめて自分だけの部屋で住めることになった暢子は嬉しさがこみ上げてきます。
その頃の、鶴見は「リトル・オキナワ」と呼ばれるくらい沖縄関係者が多く住んでいたのです。
彼らの多くは沖縄から出てきて、『京浜工業地帯』で働く労働者たちだったのでした。
暢子は居酒屋を手伝う条件で家賃を安くしてもらっていたため、さっそく『沖縄居酒屋・あまゆ』でも働き始めます。
『あまゆ』には沖縄にかかわる人がお客として多く集まってきていました。
ところが、いきなり労働者同士の喧嘩が始まってしまいます。
ところが、居合わせた平良三郎は見事に喧嘩をおさめます。
『鶴見沖縄県人会』の会長は、皆から慕われ尊敬される存在になっていたのです。
酒が入ってくると、三郎が三線を奏で始めました。
すると、店にきていたお客たちが踊り始めたではありませんか。
傍らでその様子を眺めていた暢子は、三郎に賢三の姿を重ねたのでした。
『あまゆ』の閉店時間が近づいた頃に、思いがけない人物が店に姿をあらわします。
それは、ボクシング事務所から金を借りたまま、姿をくらましていた兄の賢秀だったのです。
その瞬間に怒りが爆発して兄に向かっていった暢子でしたが、やがて胸に飛び込んでいきます。
東京にくるなり、頼れる知り合いと連絡が取れなくなっていた暢子でしたが、働く場所も住む場所も見つかったばかりか、行方知れずの兄の賢秀にも再開できたのでした。
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