まんぷく ネタバレ 19週の内容です。
連続テレビ小説『まんぷく Part2』が発売されました。
こちらは、NHKから出版された公式のまんぷくネタバレ本で、17週から最終週の
26週最終回までのあらすじがネタバレされています。
そこで今回は、公開されたまんぷく19週全体のネタバレを詳しくお伝えしていきたいと思います。
まんぷく19週のネタバレ詳細
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萬平は新たに「新ラーメンの5か条」を書き出して、研究所の壁に貼りました。
その5か条は、
1.おいしいこと
2.安く買えること
3.便利であること
4.常温で保存できること
5.安全であること
でした。
萬平は、これらの条件を満たすラーメンをもう1度考え直すと、福子に伝えました。
萬平は麺にスープを練り込むのではなく、普通の麺を作ってスープエキスで
味を付け、お湯をかけるとそれが溶け出しラーメンスープになるというものを
作りたいと考えました。
その問題は、どう味付けをするかです。
萬平がそのことについて悩んでいる中、福子は克子から相談があると呼ばれて
いたため、喫茶店の仕事に行く前に香田家へと足を運びました。
克子とモデル秀子とバトル
すると、克子と忠彦が夫婦喧嘩をしているところでした。
克子は忠彦がモデルに起用した木ノ内秀子が忠彦に対して、色目を使っていると腹を立てていましたが、忠彦は克子の考えすぎとして聞く耳を持ちません。
そして、忠彦は秀子には他のモデルにはない魅力があって、自分の創作意欲をかきたててくれると、克子に言いました。
その言葉に克子がショックを受けていると、モデルの秀子が香田家にやって来ます。
福子が秀子を迎えると、秀子は遠慮する様子もなく堂々と家に上がり、アトリエへと向かいました。
無遠慮で奔放そうな秀子に福子は驚きましたが、福子も仕事があるため、克子達の
ことは気になりながらも、香田家を去りました。
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ちょこっと割込感想
壇蜜さん演じる秀子のキャラクター、とても強烈そうですね。
克子が忠彦と秀子の仲を心配になるのも無理はないかもしれません。
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その日の夕方、福子が帰宅すると萬平はゆでた麺をスープエキスに浸して、
味を染み込ませる実験をしていました。
その内容は、10分間エキスに浸した麺を湯切りして、お湯を注いで食べるという
ものでしたが、麺はふやけてしまい、味も濃すぎたため、失敗に終わりました。
その様子に福子は、また1歩進んだのだと萬平を励まし、萬平はエキスに麺を
浸す時間を短くするのを試みます。
すると、お湯をかけた時のスープの味が程よくなり、美味しくなりました。
これまで萬平は、麺に味を染み込ませなければならないと思い込んでいましたが、
味は麺の表面にだけ付ければ良いことが判明します。
味付けの問題をクリアした萬平が次に取りかかったのは、どうやって常温で
保存できるようにするか、でした。
福子の発案により、麺を塩漬けにしてみることにしましたが、塩がスープエキス
まで吸い取ってしまい、お湯をかけて食べてみたものの、しょっぱくてとても
美味しいとは言えないものとなりました。
常温で保存できるようにするには、麺を乾燥させ、水分を抜かなくてはならないため、
萬平は麺の天日干しを試しました。
すのこに麺を並べ、庭で日に当てると、すぐに乾いたので、お湯をかけて
食べてみると、硬い麺とふやけた麺が混ざっていました。
天日干しにすると外側の麺だけが、先に乾いてしまうのです。
そのため、萬平は陰干しを試します。
1時間、2時間、3時間と乾かす時間に差をつけましたが、どの時間にしても
麺の水分が抜けきれません。
とは言え、干す時間をさらに長くすると、麺が傷んでしまいます。
夕飯の席でも麺の改良に悩む萬平に対して、源は勉強が足りないのではと
手厳しく言ったので、福子が注意しようとしましたが、萬平は源の言う通りで、
闇雲にやるのではなく、もっと麺のことを勉強しなくてはと言いました。
翌日、萬平は図書館で麺について調べ、その内容を福子にも話して聞かせました。
生麺の水分保有量は30%程度ですが、ゆでると50%以上になるため、乾燥に
時間が掛かり乾き具合にムラが出ます。
しかし、ゆでるのではなく蒸した場合には、麺の水分保有量は30%からほとんど
上がらないため、これなら乾燥時間が短くて済み、ムラも少なくなるはずと
萬平は言いました。
早速、2人が蒸し器で麺を蒸し始めると、鈴がやって来て、香田家では
大変なことが起きていると話します。
忠彦が秀子とただならぬ仲になってしまったのではないか、と不安になった
福子でしたが、そうではなく、秀子に感化され、忠彦の画風がすっかり変わって
しまったらしいのです。
一見、何が描いてあるのかわからないような絵になってしまったため、鈴や
克子は戸惑っていました。
そして、鈴はラーメンの進捗状況を2人に聞いてきたので、蒸した麺を陰干し
しているところを見せて説明しましたが、鈴は無理だと言って帰っていきました。
夜になり、福子と萬平は、乾いた麺にお湯をかけて食べました。
2人は今度こそは!と期待していましたが、芯がまだ生だったため、麺は硬く、
やはり陰干しでは麺が乾ききらないことがわかりました。
これには萬平を励まし続けてきた福子も落胆してしまいます。
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感想
麺の味付けの仕方について、新たな1歩を踏み出せたように思えた萬平でしたが、
次に苦戦したのは麺を常温で保存させる方法でした。
塩漬けも天日干しも陰干しもうまくいかず、福子と萬平はお手上げ状態です。
見ているこちらも感情移入してしまい、うまくいかなかった時は、がっかり
してしまいそうですね。
高野豆腐からヒントで完成間近
翌日、萬平は研究所で頭を悩ませていると、忠彦が訪ねてきて、悩み続けている
萬平に、忠彦は自分の最新作を見せました。
その絵を見た萬平は、忠彦のあまりの絵の変わりぶりに驚きますが、忠彦は
自分が感じるままにこの作品を描き、家族には不評だが、まだ新しいことに
挑戦する自分がいたことが嬉しいと語ります。
そして、萬平に君は挑戦する人だからと、忠彦はその絵を萬平に贈りました。
そこに真一もやって来て、トーマス・エジソンは、自分は失敗したことがない、
ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけと言っているのを引用し、
萬平ならできると励ましてくれました。
福子と子供達が帰ってくると、萬平は忠彦の絵を見せて話をするうちに、スープ
エキスに麺を浸すのではなく、麺にエキスをかけるという新しいアイデアを
ひらめき、すぐに研究所で試し始めました。
麺をスープエキスに浸す場合よりも、麺にエキスをかけることにより、水分量が減り、乾燥の時間が少なくて済みます。
萬平がムラなく麺にエキスをかけようとする様子を見て、福子はじょうろを
使う方法を思いつきました。
そこまでは良かったのですが、乾燥した後に、お湯をかけても麺は元の味に
戻ることはありませんでした。
困った萬平は福子にお湯をかけて元に戻るものについて問うと、福子は高野豆腐
と答えると、萬平はそれだ!と言って早速、図書館に行きました。
図書館の本で高野豆腐の作り方について萬平が調べると、高野豆腐は豆腐を
水切りし、冷凍と水分の蒸発を繰り返して完全に水分を抜いて作ることがわかりました。
萬平は池田駅前商店街の製氷店に麺を持って行き、高野豆腐を真似て冷凍と乾燥を
5回繰り返しました。
そして、出来上がった麺をパーラー白薔薇に持って行き、お湯をかけ、店主の
アキラと妻のしのぶ、製氷店から萬平についてきていた神部・岡・森本・吉乃に
食べてもらいました。
一応、ラーメンにはなっているが、美味しくないと言うのが、食べた皆の正直な
意見でした。
萬平が帰宅すると、福子は夕飯のおかずに天ぷらを揚げており、それを見て、
萬平は天ぷらから麺へのヒントを得るのでした。
ようやく即席ラーメンの完成となる糸口を見つけた萬平。
完成まではあと少しとなりそうです。
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ここまでが、まんぷく19週のネタバレでした。
まんぷく19週のネタバレにあるように、19週では萬平は、新ラーメンの5か条を
達成するために、ラーメン作りをもう1度考え直します。
そして、萬平は麺にスープを練り込むのではなく、普通の麺を作ってスープエキスで
味を付け、お湯をかけるとそれが溶け出しラーメンスープになるというものを
作りたいと考えました。
その問題は、どう味付けをするかでしたが、試行錯誤を重ね、味は麺の表面に
だけ付ければ良いことが判明します。
次に萬平が取りかかったのは、常温で保存させる方法についてでした。
こちらも萬平は何度も壁にぶつかります。
塩漬けや天日干し、陰干しなど様々な保存方法を考えましたが、しょっぱかったり、
芯がまだ生だったりしたため、硬い麺とふやけた麺が混ざる事態になったりして
うまくいきません。
図書館でもう1度調べ直し、高野豆腐の作り方も真似てみますが、ようやく
ラーメンらしいものになったものの、決して美味しいとは言えないものとなります。
そんな中、福子が天ぷらを揚げているところを見て、萬平はあることを思い
つくようです。
史実でも、安藤百福さんは即席麺を作るために苦戦していた時に、妻の仁子さんが
天ぷらを揚げているところから麺を揚げる発想を思いつき、それにより即席麺を
完成させることができました。
まんぷくでも、この発想を取り入れるようですね。
天ぷらまで辿り着いた萬平が、即席麺を完成させるまでは、あと少しです。
完成が楽しみですね。
一方、気になるのは忠彦と秀子の関係。
おそらく、いかがわしい関係になることはないと思いますが、秀子に感化され、
忠彦の絵の画風が変わるよう。
戦争から帰ってきた忠彦の画風もその前のものとは変わりましたが、今回、
萬平にプレゼントする絵がどんなものになるのか、とても気になります。
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