おしん あらすじネタバレ35話【おしん故郷へ帰る祖母なかおばちゃんの様態が…

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おしん あらすじネタバレ 35話の詳細内容

です

再放送では2019年5月10日放送です。

祖母のなかの様態がよくないようで……キャスト大路三千緒,

 

おしん あらすじネタバレ 35話詳細

おしんは、くにに言われた通り、大根めしを作っていた。
その様子に、まだ大根めしを食べた事がないウメとキクが話をしていました。

加代は、自分の部屋に閉じ籠っていた。

清太郎はくにに、洋服の1枚ぐらいで加代が機嫌良く学校へ行くなら良いのではないかと言うが、くにはそんな事を言っている訳ではないのだ。

「自分の思うようになると思う事が良くねえんだ」

くにの言葉に、清太郎が加代は強情な子だから、学校に行かないと言ったら、本当に行かないと言うと、くにが、加代をそんな子供にしたのは誰だと問いました。

夕飯が出来たので、ウメが加代を呼びに行きます。
ですが、加代は洋服を買ってくれなくては、ご飯も食べないと言い出しました。

「食わねえば食わねえで良い!」

くには、腹が減れば食わなくてはいられなくなると言いました。

手習いの時間になっても、加代は姿を、見せませんでした。
おしんは、くにに加代の事や、大根めしの事について尋ねたが、くにはおしんの問いには答えませんでした。

清太郎は、たかが洋服の1枚や2枚で夕飯も食べない加代に苛立っていました。

みのが様子を見に行こうとしたその時、襖が勢いよく開きます。

「お父さんもおっ母さんも、オレを飢え死にさせる気だか!オレなんか死んでもええっつうだか!」

加代の声は、くにの部屋にいるおしんにも聞こえてきました。
くにはおしんに、大根めしを持っていって、加代と一緒に食べて欲しいと言いました。

おしんが大根めしをよそっていると、みのがやって来て、加代にそんな物を出すのかと言うが 、くにが余計な口出しはするなと、みのをたしなめます。

加代は、目の前に置かれた大根めしを勢いよく食べると、すぐに吐き出してしまいました。

「何だこりゃ!」

くにが大根めしだと説明するが、加代にはなぜそんな物が出されたのか分かりません。

おしんは、大根めしを食べて懐かしくてうまいと言いました。
その姿に、加代が驚きます。

「よく食えるな!」

加代は、おしんの姿に、白い米を持ってきてくれと言いました。

くには、今までおしんは文句も言わずに、大根めしを食べて大きくなったのだと言いました。

世の中には、大根めししか食べれない人が一杯いるのだと、加代に説明しました。

白い米が食いたくても食えない人の気持ちも考えなくてはならないと言われ、加代は大根めしを食べ続けるおしんを見つめました。

「ほんとに、こげなめしばっかり食ってただか?」

おしんは、腹が減っている時は大根めしでも美味しかったと言いました。
大根めしでもろくに食べれなかったおしんにとって、大根めしを腹一杯食べたいと思っていたのでした。

くには、おしんの事を考えたら、洋服だの、靴だのとワガママが言えるのか、よく考えてみろと言いました。

くにの言葉に、加代は大根めしを食べました。
その姿におしんが驚くと、加代はやっぱり美味くないと言いました。

洋服も、靴もいらないと加代は言います。
そして、おしんは偉いと言いました。

「でもやっぱしオレ。白えまんま食いてえだ」

そんな加代の姿に、くにが笑顔を見せます。

 

「そんなにマズイもんだったの?大根めしって」

圭の質問に、おしんは今の人には想像もつかないだろうと言いました。
ですが、おしんは大根めしで育ってきた事を恨んだ事などありませんでした。

そんな暮らしをしてきたからこそ、どんな逆境にも耐え、少しの幸せをありがたいと思えるようになったんだと。

圭は、くにの教育方針に感心しました。
おしんも同意します。

ですが、加代とは切っても切れない因縁が出来てしまいました。
その事が、加代にとって良かったのか、悪かったのか。

「あの頃は、加賀屋の暮らしに夢中だった。本当の幸せって、こんなものかと思ってねぇ」

おしんは昔を懐かしんだ。
ひな祭りをしてもらったのは、おしんにとって初めてだったのだ。

ひな祭りの日。
加賀屋では7段飾が飾られました。

天井まで高くそびえ、側面には一回り小さな7段飾りが2台並んでいました。

おしんは、初めておひな様を見ました。

小さな段は、それぞれ加代と小夜の物で、一番大きな段は代々加賀屋に伝わっている物だと、みのが教えてくれました。

100年も昔。
まだ徳川時代のものでした。
加代がおしんに得意気に話しました。

みのは、今年は加代と小夜、おしんのひな祭りだから、一杯ご馳走をこさえたと言いました。

ウメときくは寿司めしを作り、おしんと加代はあられを煎っていました。
その姿に、みのはおしんが来て半年になると言いました。

そして、辛抱してきたおしんに、2年の奉公はすぐだから、辛抱するのだと言いました。

どれだけ加賀屋の暮らしが幸せでも、おしんはやはり母の側が良いと思っていました。

おしんが加代と白酒を飲んでいる所に、りきが姿を見せました。
そして、ふじが帰宅した事を教えてくれました。

おしんは喜び、祖母の様子を聞きました。
りきは、僅かに表情を曇らせながら、達者だと答えました。

おしんは、祖母にもご馳走を食べさせてやりたいと言いました。
りきは、おしんが大事にされている事こそ、祖母にとっては一番の幸せだと言いました。

りきが帰る時に、くにがおしんの祖母へと手土産を持たせます。
手土産を受け取ったりきは、おしんの祖母が安心して成仏出来ると泣き出しました。

その言葉にくにが驚きました。
おしんが加代が琴で「さくら」を奏でるのを聞いていました。

くには部屋に入ってくるなり、早く故郷へ帰るようおしんに言いました。
加代が慌てて、おしんが何をしたと声を荒げます。

くには、おしんも母親の顔を見たいだろうと言い、おしんに米を1斗持たせました。

「ばっちゃまに白いまんま食わせてやれよ」

と、くにがおしんに言います。
おしんは、帰れる事への嬉しさよりも、不安な気持ちの方が強くありました。

おしん35話の感想

くにの加代を想う気持ちが、とても分かる回でした。

甘やかすだけなら、誰もが出来るのです。
綺麗な洋服や靴だって、お金があれば買い与える事など、造作もない事です。

ですが、くにはあえて加代に厳しく接します。

甘やかすだけが愛ではないという事を、分からせてくれた回です。


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