おしんあらすじ109話110話【雄が誕生!大五郎も駆けつける再放送感想

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2019年8月5日、6日の再放送109話110話の内容です。

 

<109話110話の簡単あらすじ>

 

おしんと竜三の男の子『雄』が生まれます。

 

多くのひとからお祝いを受けるふたり。

 

お産の手伝いのふじが山形に帰っていくのと入れ替わりに佐賀から大五郎が来てくれます。

 

そんな大五郎に工場を建てる構想を話した竜三は資金援助の約束を取り付けるのでした。

 

<おしん109話110話のあらすじ>

 

大正12年新春に生まれたおしんと竜三の子供は『雄』を名付けられました。

 

おしんがそんな名前は嫌だと言ってたのにとふじの後ろから姿をあらわします。

 

産後は安静にしておいた方が良いとおしんに竜三が言います。

 

おしんはもっと優しい名前が良かったのに寝てたら自分が気に入らない名前を付けられてしまったと言うのでした。

 

雄々しい名前だと言う竜三におしんは平和の”和”と云う字が好きだったと言い合ったのでした。

 

でも、最後はふじが長男の名前は男親がつけるものだし、自分は”雄”は良いと思うとおしんをなだめたのでした。

 

まだ、納得できないおしんは竜三の来客を伝えにきた源右衛門にも意見を聞きます。

 

「『雄』。あ~、よか名前ですたい!」

 

自分の名前には”心”も”神”も”信”も”新”そして”芯”と云う意味があると遠い昔に兵隊に助けられた時に言われた事が忘れられないおしんでした。

 

名前は親の想いを込めるものだと言うおしんですが、ふじは竜三の想いは”雄々しく”なのだと、、、

 

そこに、竜三が顔を出して珍しい客が来たとおしんに告げたのでした。

 

なんと的屋の健さんがおしんのことを気にしてきてくれていたのでした。

 

その夜、雄のお七夜の祝いが内輪で執り行われました。

 

集まってくれたのは、たか、染子、八重子、茂子、波子、それに健といずれも東京でのおしんの苦労を知っている人たちです。

 

皆で以前の出来事を振り返ります。

 

おしんが稼げていた髪結いを突然辞めてしまった事‼

 

田倉家がおしんが髪結いを辞めたことで忽ち食べ物に困った事‼

 

酔った竜三が染子に説教された事‼

 

などなど、、、

 

「いや、夫婦別れもしないでここまで来れたのは、ほんとに皆さんのおかげです。何てお礼言ったらいいのか、、、」

 

心から感謝するおしんでした。

 

すると、その話を聞いていた健さんが口を開きます。

 

「奥さん。俺はおかみさんに惚れ直した。おかみさんの肝の据わってるのには惚れてたけど、今の話聞いてまた惚れ直した、、、旦那。旦那も立派だ。おかみさんの気持ちちゃんと汲んで、田倉商会建て直したんだもんな。ええ夫婦だ! 俺はこれから旦那とおかみさんの兄弟分にさせてもらうぞ‼」

 

健さんの話を聞いて感心する染子。

 

「へえー、すごい兄弟分ができたじゃない! この人がついてたら『鬼に金棒』だ、竜三さんもおしんちゃんも!」

 

楽しい宴が終わって後片付けをしているふじにおしんは礼を言います。

 

今まで苦労した分、喜びが大きいのだとふじが言います。

 

おしんが幸せに暮らしている事がわかったから安心して山形に帰れると言うふじが言い出します。

 

「母ちゃん……ずうっとここにいてけろ。母ちゃんがここにいてくれたら、私だってどんなに心強いか分からない。母ちゃんだって山形にいるよりここにいる方が。兄ちゃん夫婦がどんなに冷たいかはよく分かってる。邪魔にされるようなところに帰ることはねえって、、、。うちなら誰にも気兼ねいらねんだもん、、、」

 

おしんがふじを留めようとしますが、自分の家は山形だから山形で頑張るのだと聞き入れないふじでした。

 

おしんがふじが山形へ帰る準備を手伝っていると、人力が来たことを知らせにきた竜三。

 

「上野まで歩いて行くのに。竜三さんには東京見物はさせてもらったし、一生かかっても食べられねえようなご馳走も食べさしてもらって、その上小遣いだって土産だって、、、かえって迷惑かけたなっす、、、」

 

自分が元気だったら次の子供の時にもくると世話になった挨拶を交わすおしんと竜三とふじでした。

 

名残惜しそうに声をかけるおしんにふじが応えます。

 

「いづでも、会おうと思えば会えるんだがら、、、」

 

ふじが山形へ帰って間もなく、今度は佐賀の大五郎が不意に訪れたのでした。

 

大五郎は雄を見て満足げに言います。

 

「なかなかよか面魂ばした男ん子たい!うーん!おしんさん、でかしたのう‼」

 

源右衛門の手紙に雄が大五郎によく似ていると書いてあったので会いたくなってきてしまったのだと言う大五郎です。

 

「お前の言うごと、オイにそっくりたい‼」

 

竜三が帰ってくると、お祝い金を渡す大五郎。

 

でも。、清への礼状は不要だと付け足します。

 

清のことは気にせずに東京でしっかりやって行けば良いと大五郎は言ってくれるのでした。

 

それから新しい商売の様子を竜三が案内して見せます。

 

「なるほどねぇ!目のつけどころがなかなかよか!日本のおなごもぞろーっとした着物ば着てる時代はもう終わりじゃろう。簡単に買うて着らるる洋服が重宝がらるるとは、もう目に見えとったい。既製服はこれから伸びる商売たい‼」

 

竜三は大きな作業場を建てる計画を大五郎に打ち明けます。

 

「男は思い立った時に勝負せんば、一生悔いの残っけんな‼」

 

大五郎は自分の裁量の範囲で金を貸してくれると約束してくれたのでした。

 

その夜、大五郎が床に付いた後でおしんと竜三は話をしています。

 

おしんは大五郎が100円もお祝い金をくれて申し訳ないと言います。

 

竜三は大きな仕事場を作るのに親父が金を貸してくれると約束してくれたことをおしんに伝えます。

 

大きな作業場は時期尚早だと言うおしんに他所に先んじなければ負けてしまうと諭す竜三でした。

 

おしんは竜三のいない時に大五郎に話の内容を伝えて、金を借りて本家に迷惑がかかったら取り返しがつかないと、出資を断ってくれと頼むのでした。

 

大五郎は竜三が三男坊であったことで母親の愛情を十分に受けられなかったのだと言います。

 

だから、自分は竜三の夢は出来る限り応援したいと思っていると言う大五郎でした。

 

竜三の仕事がうまく行ったら清もおしんの事を認めるだろうから竜三のことを頼むと、、、

 

「さて、そろそろ行くか」

 

大五郎は立ち上がって出て行ったのでした。

次回110話111話

<おしん109話110話の感想>

 

自分たちの子供の名前で意見が異なるおしんと竜三です。

 

雄々しくと竜三がつけた名前は”雄”ですが、おしんは争い事のイメージがあるのが気に入らず平和の”和”の字を入れたかったようです。

 

でも周囲からは良い名前だと言われて仕方なく従うおしんでしたね。

 

大役を果たして帰郷すると言うふじ引き留めようとしたおしんでしたが振り切られて帰ってしまいました。

 

入れ替わる様に佐賀からきてくれた大五郎は大いに喜んでくれましたね。

 

おしんの悩みは竜三の時期早尚な事業拡大と佐賀の清のことです。

 

両方ともなかなか上手くいきませんが何とか乗り切って欲しいですね。

 


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