この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年9月11日、12日の再放送139話140話の内容です。
おしん141話142話の簡単あらすじ>
臨月のおしんは清が迷信を信じるせいで門の外にある小屋に移されてします。
部屋を掃除して何とか寝れるようにしてからも、おしんは農作業を休むわけにはいきません。
先に篤子の陣痛が始まりますが難産で産婆や医者を呼ぶためにおしんの傍から離れた竜三。
その間におしんも陣痛が始まってしまいます。
激しさを増す陣痛の中で竜三を呼ぶおしんは小屋の戸口の外で倒れてしまうのでした。
<おしん141話142話のあらすじ>
臨月に入ったおしんは田倉家の外にある小屋へ移されます。
清が迷信の『1つん家で一度に2人がお産ばすっぎどっちかの子供の欠く』を信じて行動でした。
部屋の片づけが終わった頃に清がやってきます。
「随分ひどう荒れとったけん、どがんなっかて思うたばってん、、、立派かもんたいねえ。作男小屋にしっかり造ってあっとじゃっけん、台風の来たっちゃびくともせんし! おしん、あんた一人で心細かない竜三にもここで寝てもらうぎよか。いつ痛みの来っか分からんとじゃっけんね⁉」
でも、おしんはひとりで大丈夫だと話しますが竜三は一緒にいると言うのでした。
何故かおしんのことを気にするような清ですが竜三はおしんを母屋から追い出した後ろめたさだと言うのでした。
清と入れ替わりに恒子がやってきました。
「何とか寝らるっごとなったね。気の毒かねおしんさんも、篤子さんとお産の重なったばっかりに。篤子さんは一人娘じゃっけん、お母さんもかわゆうしてたまらんとさい。ばってん、おしんさんだけじゃなか。あたいでん似たごた思いばしてきたとよ。まっ、お互い辛抱さい。こい、お産の時使うてくんしゃい‼」
そう言って恒子は紺色の布を差し出します。
恒子はこの辺での習慣で出産のときに油紙の上に敷く麻布を篤子の分と一緒に縫っていてくれたのでした。
やがて、稲刈りが始まりますが、おしんは休むことなく田んぼに出掛けなければなりませんでした。
仕事から帰ると竜三がおしんを陣痛はまだかと気遣います。
「そろそろ来たかなと思うけど、まだまだ。もうしばらく我慢しないと。今度の子供大人しいの。雄の時にはお腹蹴飛ばしたんだけど、、、」
その時、恒子が駆け込んできて篤子の陣痛が始まったから竜三に産婆を迎えに行って欲しいと言うのでした。
小屋に入って明かりをつけるとおしんにも陣痛がきました。
まだ、大丈夫だと油紙を敷きその上から恒子からもらった麻布を被せたおしん。
そして、ふじが塗ってくれたおしめを握りしめます。
「母ちゃん、、、ああ、母ちゃんいてくれると思うと何にも怖くない、、、」
その頃、田倉の家では篤子が難産で苦しんでいます。
篤子はごろごろしていたから子供が育ちすぎたのだと言う福太郎ですが、清はおしんのせいだと言い出すのでした。
おしんは大丈夫かと話している時、清が慌てふためいて走ってきます。
「産婆さんが、『医者ば呼んでくれ』て言うて、、、産婆の手には負えんてたい‼」
竜三は自分が呼びに行ってくると出かけますが、いつのまにか外は雨が降り出していました。
おしんは激しい痛みに耐えながら竜三を呼ぼうと立ち上がりますが戸口から一歩でたとこりで倒れて動けなくなってしましました。
そとが白むころ、篤子は竜三がつれてきた医者のお陰で無事に出産でしたのでした。
おしんに篤子のお産が無事だったことを知らせようと小屋に向かう竜三。
そして、小屋の外でうつ伏せに倒れているおしんを見つけて青ざめたのでした。
おしんは小屋のなかで額に手ぬぐいを乗せられて寝かされています。
「このまま逝ってしまうごたことになっぎ、オイはおしんに詫びても詫びきれんたい!」
おしんを心配する竜三を励ます大五郎です。
田倉家では清が大喜びではしゃいでいます。
恒子はそんな清をみてよく笑えるものだと思うのでした。
小屋ではおしんが目を覚まします。
おしんは自分が生んだ子はどこだと竜三に訊きます。
口を濁しながら話題をかえようとする竜三。
起き上がろうとするおしんを寝かせてから竜三はふらふらと部屋を出ていくのでした。
そして、騒いでいる清にどなりつける竜三。
「おしんがあがんつらか目に遭うとっていうとこれ、昼間から酒でん食ろうて!そいでん人間か!人ん心あっとか!」
竜三は自分が篤子のために医者を呼びに行ったことを後悔してもしきれなかったのでした。
竜三は泣きながらおしんに本当の事が言えないのだと話します。
「分かった。オイが話す。隠し通せることじゃなか、、、」
大五郎が竜三とおしんが寝ている小屋に入って行きます。
気分はどうかとおしんに尋ねる大五郎に自分が生んだ子供はどこだと訊くおしんです。
「おしん、、、残念じゃった。子供は死んで産まれてきたと。おしん、あんたはまだ若か。これからもいくらでん子宝には恵まるっさい、、、」
大五郎はおしんが小屋の外で倒れていたことを話したのでした。
医者は死産だと言っていたと話しますが、おしんは自分でへその緒をきって抱きしめたと信じません。
おしんは錯乱したように子供に会わせろと言い続けます。
「あの子に、会ってきます。私名前付けたの。愛っていうの。みんなに優しい愛情持てるようにと思って。愛、、、お乳やらなきゃ!きっとひもじいって泣いてる!」
<おしん141話142話の感想>
陣痛が始まる寸前まで働き続けたおしんですね。
先に陣痛が始まったのが篤子だったので竜三も篤子の為に奔走します。
でも、それがおしんを不幸に陥れるとは思いもよらなかったでしょうね。
清はすでに鬼畜の域に達していて恒子も冷ややかな目でみています。
大五郎から死産であったと告げられたおしんは錯乱していますが立ち直れるのでしょうか。
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