この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」の147話148話です
<前回のあらすじ>
『大草原の少女ソラ』はなつと千遥を引き合わせました。
千遥と再会してから数日後、なつと咲太郎は光子と信哉と奥さんの明美を連れて千遥から教えられた神楽坂の『杉の子』を客として訪ねます。
店の中でカウンターに並んで座った皆に板さんが話しかけてきます。
それに対して、まるで千遥に説明しているかの様に咲太郎がみんなの間柄などを説明しました。
カウンターの中で料理を作りながら、千遥は咲太郎の話に微笑みながら聞き耳を立てていました。
みんなは千遥に耳鼻運たちの聞かせるように喋りながら次々に出される料理を食べていきます。
終盤になって、咲太郎が千遥に向かって天丼を作って欲しいと頼み込みます。
そして、目の前にだされた千遥が作った天丼をひと口食べるなり、咲太郎は父親の天丼の味と同じだと感激して泣き出してしまいました。
それを聞いてなつが、天丼は母親が作ってくれていたんだと口を挟みます。
千遥が天丼を作っている姿を見ていたなつは、忘れかけていた母親の姿の記憶を蘇らせていたのでした。
そんななつの目にも涙が溢れ出してきたのでした。
<なつぞ147話148話のあらすじ>
念願の千遥との再会をはたしたなつ。
でも、仕事では『大草原の少女ソラ』の製作に追われる日々が相変わらず続いていました。
ある日、なつが原画を描いていると一久が近づいてきて、卵を割って焼くシーンの卵がまったく美味しそうに見えないと言います。
「もっと美味しそうに見えるようにしてください、、、」
一久の駄目出しに応えるために、なつは大量に買い込んだ卵をフライパンに割落とす様をひたすら観察しては美味しそうに見えるように動画を描き直したのでした。
でも、一久のこのようなこだわりが『大草原の少女ソラ』の質を高めていったのでした。
それはテレビを見ている視聴者にも伝わり、母親などからのお礼や激励の手紙はどんどん増えていきます。
そして、それらのメッセージを反映するように視聴率もどんどん伸びていったのでした。
何としてもこの忙しさを乗り切ろうと麻子も皆を鼓舞します。
「手紙がどんどん増えてきているわ‼視聴率も上がってきてる、、、この調子で頑張りましょう‼」
麻子の発破を受けた『草原の少女ソラ』の製作スタッフの士気はますます高くなっていったのでした。
そんなある日、順調に仕事を進めていたなつのところに千遥が娘の千夏をつれて訪ねてきたのでした。
「お姉ちゃん、、、私の話を聞いてくれる?相談にのってくれる?」
なつは、もちろんだと即答します。
その夜、なつは千遥を自宅に連れて行って話を聞くことにしたのでした。
そこで自分の状況をなつに話はじめた千遥。
千遥は、料亭『杉乃屋』の次男に嫁いだものの、夫は家を出て外で他の女性と暮らしているのだと語り始めます。
料理人の義父に見込まれた千遥は料理を教えてもらったうえに、先日の『杉の子』を任されるようになったのだと言います。
でも、その義父が1年ほどまえに他界してしまったので、もし今、夫と離婚すれば『杉の子』を続けられなくなってしまうと心配していたのです。
しかも、義母の雅子は愛娘の千夏を引き取りたがっているのだと言います。
千遥は、どうしたらよいのかと悩んでいたのでした。
自分は、今まで戦争孤児であったことや兄姉がいることを隠してきたけれど、この先はそんな負い目から解き放たれて、夫と離婚して嘘をつかずに堂々と生きていきたいのだと千遥。
「わかった、、、‼私にできることがあれば何でもする!千遥とはずっと家族だよ、、、」
こうして、なつは千遥の悩みを解決するために力を貸すことを約束したのでした。
<なつぞら147話148話の感想>
マコプロダクション初の独自制作作品である『大草原の少女ソラ』の出始めは不調でしたが、視聴率もどんどん上がりはじめました。
製作側の想いが見てくれる人に伝わってきた証ですねよ。
やはり、千遥は辛いものを背負っていました。
なつたちと再会できたことで、今まで誰にも相談できなかったことが、相談できるようになりましたね。
なつはどうやって千遥を苦境から救い出すのでしょうか。
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