この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第26週「なつよ、天晴れ十勝晴れ」の151話152話です
<前回のあらすじ>
千遥の離婚の話は、慰謝料として店を譲ってもらい、千夏とも一緒に暮らせることで落ち着きました。
話し合いが終って、なつと千遥と咲太郎が安堵しているところに、唐突に剛男があらわれたのでした。
なつは、十勝に千遥のことを相談するために電話をしていたのでした。
その電話を受けた剛男は、千遥となつを案じて急いで北海道から出てきてくれたのです。
その夜、なつの家に泊まる事にした剛男。
剛男は、なつがほとんで寝ずに仕事をしている事を知り驚きます。
なつが身体を壊してしまわないかを心配する剛男ですが、なつは自分にはこうするしかないと諦め顔で剛男に言うのでした。
好評の『大草原の少女ソラ』の放送は、その年の6月まで続くことが決まっていました。
だから、なつは6月までは今の状態を続けるしかなかったのです。
でも、優は4月からは保育園から小学校に上がる事になっているのに、どの様にしたら生活していけば良いのかが決まっていなかったのです。
剛男は北海道に帰って、なつの状況を富士子や泰樹や照男たちに伝えました。
それを聞いた泰樹は富士子に東京のなつの所に行って助けてやれと言ったのでした。。
昭和50年3月、なつを心配した泰樹に促された富士子は、なつと優を助ける為に東京にやってきたのでした。
<なつぞ151話152話のあらすじ>
4月になって、優は小学校に入ります。
小学校の入学式を終えたなつと一久は、すぐに優を富士子に預けて仕事をするために会社に戻っていきます。
「母さん‼ごめん‼優をお願いします、、、」
なつから優を頼まれた富士子はなつに言います。
「気を付けないと、本当に身体を壊すよ、、、」
今でもなつが身体を壊さないで元気にしているのが不思議なくらいだと思う富士子でした。
毎日のように夜遅くまで仕事をして帰ってくるなつを見て富士子はため息をついていたのでした。
そんな富士子になつは剛男にも言った言葉を繰り返したのです。
「私ができることは、それだけしかないから、、、」
そして、もうひとつなつには『大草原の少女ソラ』に掛ける想いがあったのでした。
それは、泰樹たちのような開拓者の人たちに恥かしくない作品を届けたいと強く考えていたのです。
そんななつの作品への想いは、遠く離れた十勝の泰樹にも届いていました。
『大草原の少女ソラ』が放送された翌日に、泰樹は雪月を訪ねてとよと話をしていました。
「ばあさん‼昨晩のなつのテレビは見たのか?」
嬉しそうに話す泰樹に、なつが開拓者精神を描いてくれていると頷くとよでした。
前日の放送では、開拓者の家族に育てられた少年が自分の夢を叶える為に育ての親に別れるシーンで、その背景に大草原に日が昇る夜明けを描いていました。
「なつは、わしに開拓していた頃の生きる勇気となった朝日が昇るシーンをまた見せてくれた、、、なつはそういうものを作っとるんじゃ、、、」
泰樹は辛い開拓時代に昇る朝日を見て何度も勇気を与えられた事を思い出していたのです。
梅雨に入る頃、『大草原の少女ソラ』もいよいよ大詰めを迎えていました。
「あと少しだから、、、頑張っていこう‼時間はないけど、、、もう少しよ‼」
麻子が皆に発破をかけます。
その頃になっても目の回るような忙しさは続いていて、毎週の締め切りが守れず、放送の前日になんとか間に合わせることを繰り返していたのです。
前日の仕上がりになる事でのトラブルも散発していました。
でも、マコプロダクション初の独自制作作品として手掛けた『大草原の少女ソラ』も、遂に最終回を迎えることができたのです。
大仕事をやり終えたマコプロダクションのスタッフたちは、ささやかな打ち上げを行います。
皆は互いを労いながらも大きな達成感を得ていました。
なつと一久が家に帰ると、富士子が出迎えてくれます。
「お疲れさま‼いつ身体を壊していまうかと心配したけど、、、本当によく頑張ったね‼」
なつは、富士子の助けがあって大きな仕事をやり遂げることができたのでした。
こうして、なつに見送られながら富士子は、打ち上げの翌日に十勝に帰っていきました。
<なつぞら151話152話の感想>
富士子が来てくれたことで、優は小学校が終ってから家に帰って安心して過ごすことができるようになりました。
なつも一久も富士子のお陰で『大草原の少女ソラ』の制作活動に専念することができました。
気が張っている時の人間は強いと言われますが、なつは良く身体を壊さずに頑張り切れたものですね。
子供のころから泰樹のもとで厳しい酪農を経験していたから頑張れたのかもしれませんね。
『大草原の少女ソラ』はどんな最終回だったのかが少し気になりますよね。
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