NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
このドラマ令和元年9月30日(月)から放送開始されました。今回はスカーレット第10週のあらすじネタバレを紹介します。
10週は直子と喜美子の恋が一気に動き出します!要チェックです↓↓
<スカーレット第10週のあらすじネタバレ>
喜美子は出来上がってきたばかりの新作の絵付き火鉢を持って商品開発室に向かいました。
そこでは、八郎がロクロを回して何やら作っていました。
喜美子が持ってきた絵付け火鉢をみて、笑顔になって口ずさみます。
「いとおしいですね!?」
なんと、八郎は喜美子と同じ感想を漏らしたのでした。
八郎は、朝夕それぞれ2時間ずつ電気窯をつかうことの許可を得て、自分の作品を作っていました。
「僕もいつか陶芸家として独り立ちするのが夢なんだ!」
そう言いながら作業を続ける八郎の様子を、喜美子は興味深そうにみていました。
八郎は大鉢を作っていたのです。
喜美子は作陶の途中でカットされて出来る土のカスに目が行きます。
土のカスはバケツに集めておいて再び使うのだと言います。
その土のカスを練りながら八郎は、喜美子に陶芸の工程を説明しはじめました。
そして、唐突に話題を変えて喜美子に尋ねる八郎。
「せや、川原さんもお見合い大作戦に参加するの?信作さんがまとめ役で開いてくれるみたいんです、、、」
それを聞いて、呆れかえる喜美子は、そんなことを止めさせようと帰りに大野雑貨店に信作を訪ねたのでした。
しかし、喜美子は信作からお見合い大作戦に協力して欲しいと頼まれてしまうのでした。
「マスコットガール『ミッコー』も参加してくれや!信楽の集団見合いを一緒に盛り上げてくれや!!」
何故、自分がそんな事をしなくてはいけないのかと喜美子は断ったのです。
川原家に戻った喜美子は、今度は常治からお見合い大作戦に参加するように言われてしまいます。
喜美子は、参加することなど考えていなかったので何も言えなくなってしまいました。
そんなある日、直子から物々しい電報が届いたのです。
「モウアカン」
川原家では直子を心配してどうしようかと悩みます。
喜美子は、草間が東京にいる事を思い出して、別れ際にもらった名刺を頼りに連絡をとりました。
「うちの妹の様子をちょっと見に行ってもらえませんか?」
直子から物騒な電報が来たことを草間に説明した喜美子。
草間は、喜美子のお願いを快く聞いてくれ、様子を見に行ってくれることになりました。
その頃になると、敏春が予想したように信楽は大きな変化の波に飲み込まれていました。
丸熊陶業の主力製品は絵付け火鉢から、植木鉢へと移っていたのです。
大野雑貨店も、駅前にできた大型ショッピングモールの影響で、客足が激減していました。
大野忠信は、そんな雑貨店を閉めて喫茶店に改装しようとしていたのです。
そんな時に、喜美子は絵付けだけではなく陶芸についてもっと学びたいと母親のマツに相談したのでした。
「陶芸をもっと勉強したいねん、、、朝晩2時間陶芸をやってもいい?もっと自分の世界を広げたいねん、、、」
それを聞いたマツは微笑みながらうなずいたのです。
さっそく、翌朝から早く出社して商品開発室に向かった喜美子。
でも、八郎の方は戸惑っていました。
内心で八郎は喜美子に好意を持っていたこともあり、男女がひとつの部屋にふたりだけになることに周囲の目を気にしていたのでした。
「人の目が気になるなら付き合ったらええやん!?」
過激なことを口走る喜美子。
しかし、生真面目な八郎は自分なりの拘りがありました。
「僕は、好きな人とつきあうなら、いずれは結婚したい、、、」
でも、喜美子は結婚のことなど未だ考えれなかったのです。
それでも、なし崩し的に八郎から朝晩作陶を教わることになった喜美子。
喜美子が朝晩の作陶を教わるようになってから数日後、草間が東京から直子を連れて川原家にやってきました。
さっそく川原家の家族で直子の話を聞きます。
直子は、職場の新人指導の男性が優しくしてくれたことで、付き合っている相手がいるのを承知で好きになってしまっていたのです。
そして、自分の想いが報われない事に傷ついていたのでした。
それを聞いたマツは、自分の気持を大切にすることは悪い事ではないと直子を慰めます。
そして当の直子は自分の中に溜まっていた想いを吐き出したことで気持ちも落ち着いてきたのです。
そして、東京にもどると言うのでした。
翌日、喜美子は草間を丸熊陶業に連れて行き、自分がデザインした絵付け火鉢を見てもらいます。
「すごいなあ、、、たいしたもんだ!」
草間はそう言いながら、自然に別れた里子に話をしはじめました。
「里子との出会いや別れについては後悔してないよ、、、好きな人ができると世界が広がるよ!」
草間は喜美子にアドバイスを残して、直子と一緒に東京に帰って行ったのでした。
数日後、喜美子は乗り気でないお見合い大作戦の日がきます。
喜美子は、八郎に自分が大切にしている信楽の自然な焼き物の欠片の話をしました。
そして、喜美子はその話に興味を持った八郎に欠片をみせようと自宅に招いたのでした。
「わっ、、、ほんまに綺麗な色やなぁ、、、二度と出えへん自然の色や、、、」
八郎は、それは釉薬を使わずに焼き上げたものだと説明してくれたのです。
そして、何度も何度もその欠片をみつめていたのでした。
その後、夕方のお見合い大作戦に出ると言って八郎は川原家を後にしたのでした。
誠実そうな八郎に好感を持ったマツは、喜美子の気持を察して背中を押します。
「追いかけるなら今しかないよ!」
そう言われた喜美子は、家を飛び出し八郎を追いかけます。
「お見合い行かんといて!うちあんたのこと好きやねん!!」
そして、自分が結婚に前向きになれない理由を八郎に伝えたのです。
「手をつなぐより繋いだ手を、一生離さんほうが難しいんとちゃう?ほやからうち結婚とか、、、」
喜美子は草間と里子のことがトラウマになっていたのでした。
しかし、八郎はそんな喜美子の言葉を遮って話しかけます。
「僕はずっと離せへん、離しません、、、」
そう言って八郎が喜美子を抱き寄せます。
その様子を見ていた常治と百合子と信作。
彼らは、たまたま大野雑貨の在庫処分セールに来ていたのでした。
<第10週の感想>
喜美子は絵付けで関わった陶芸自体にも興味を抱き始めましたね!?
そして、自分が大切にしてきた信楽役の緋色の欠片が昔に作られていた自然釉であることを知ります。
その緋色の素晴らしさに八郎も魅了されたみたいですね?
そして、マツに背中を押されて八郎に自分の想いを伝えた喜美子。
でも、八郎が喜美子を抱き寄せた様子が恒治に見られていたとは、、、
何か不穏な予感がしますね?
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