『エール』は2020年3月30日から放送開始のNHKの102作目の朝ドラです。
今回は第11週第55話のあらすじネタバレを紹介します。
エールネタバレ55話のあらすじ>
浩二のいた部屋からでた三郎は裕一を近くの神社まで連れていきました。
境内につくとおもむろに話し始めた三郎。
三郎は福島の古山家の家と土地のすべてを弟の浩二に相続してもいいかと尋ねてきたのです。
福島を飛び出してしまった裕一は、三郎から言われるまでもなく古山家の財産のすべてを浩二に譲るつもりだったので申し出を快諾したのでした。
古山家に戻った三郎は自分の部屋に入るなり眠ってしまいます。
眠り続けている三郎を診た医師はこのまま逝ってしまってもおかしくないと告げます。
古山家の家族が交代で三郎の付き添いをしていました。
裕一は眠っている三郎に話しかけます。
自分が父親になって初めて三郎にどれだけ心配をかけ続けてきたかを知ったと伝えようとします。
そして、まだ何も恩返しができていないことを涙ながらに悔いるのでした。
すると眠り続けていた三郎が目を覚まします。
知らせを受けたまさと浩二も三郎の枕元に集まりました。
すると三郎は浩二と二人きりにして欲しいと他の家族を席払いをします。
二人きりになった三郎は浩二に店を継いでくれたことなど今までに苦労をかけたと詫びはじめました。
そして、自分が死んだ後は浩二が『古山家の家長』だと告げたのでした。
さらに三郎は裕一もその事を喜んで承諾してくれていることも付けくわえます。
それを聞いた浩二は三郎の枕元で思わず泣き崩れてしまいました。
今まで家族が裕一ばかりに気をつかっていたと思い込んでいた浩二はこの時はじめて父親の自分への想いを知る事が出来たのでした。
その日の夜、裕一神社で皆のおかげで良い人生だったと語っていた三郎のことを思い出しながら、眠り込んでしまった父親の枕元で、ハーモニカを吹き続けます。
そうして、三郎は深い眠りについたまま、家族に看取られてあの世に旅立っていきました。
三郎が亡くなった後で浩二は裕一からも古山家の資産と家族を守って欲しいと頼まれます。
そして、家長として三郎の葬儀の喪主をつとめあげるように言われた浩二でした。
とどこおりなく葬儀を終えた浩二に対してあらためて今まで自分の我儘で迷惑をかけてしまったことを深謝した裕一は、家と母親のまさのことをくれぐれもと頼みながら頭を下げます。
それに対して浩二は久しぶりの笑顔を裕一に返します。
そしてこれからリンゴをつくるつもりだと打ち明けた浩二は、美味しいリンゴを送ると言って仲直りしたのでした。
数日後、裕一は音と華を連れて自分が養子にいくことになっていた権藤茂兵衛を訪ねます。
茂兵衛は子供にめぐまれなかったこともあり妹のまさ夫婦から養子をもらう約束をしていたのでした。
裕一は本意ではありませんでしたが、三郎が作ってしまった借金のために仕方なく一度は承諾しましが、音楽が諦められずに飛び出してしまっていたのです。
茂兵衛から恨み辛みを言われることを覚悟していた裕一でしたが、当時は恐ろしいほどに厳しかった茂兵衛の面影はなく心を穏やかにして趣味の陶芸を楽しんでいました。
茂兵衛は裕一に奥さんと子供に苦労させないようにと言いながら自分が作った夫婦茶碗を裕一に手渡します。
茂兵衛の言葉と夫婦茶碗に心を打たれた裕一でしたが、ほどなく東京へと戻っていきました。
エール第55話の感想>
ついに三郎が逝ってしまいました。
でも三郎は逝く前に古山家の家長を浩二に継ぐことを裕一にも承諾させていました。
そのおかげで長年に渡って険悪だった浩二との関係が修復できて何よりです。
そして、権藤茂兵衛への挨拶。
裕一は久々の福島里帰りで気になっていた胸のわだかまりを晴らしたようですね!?
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