はね駒は、1986年に放送された第36作のNHK連続テレビ小説です。
明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回は第98話と第99話と第100話のあらすじについて紹介します。
<はね駒98話あらすじ>
りんと源造の新婚初日は朝から上座に座らせられて橘家に何かと気をつかわれてしまった源造とりんでしたが、さらに驚きの事件がおきてしまいます。
何と源造の母親のいちが唐突に訪ねてきて泊まっていくと言い出したのです。
りんも源造も断れるはずもなく母親のいちは泊まっていくことになりますが、今度はりんが源造の母親に対して気をつかう番になってしまいました。
姑のいないはずの新婚生活のはずが初日から荒れ模様になってしまったのです。
いちは日頃から何時ごろに起床するのかも気になれば、食べ物の好き嫌いは何なのかもわかりません。
悩んだりんは源造に聴こうと思いついたら源造はさっさと先に寝てしまっています。
それでも一生懸命のりんでしたが平静を失っていたせいもあって失敗ばかりしてしまいます。
朝一番の米炊きを焦がしてしまいますが、橘家用にやえが炊いたものと交換してもらい事なきを得ます。
しかし、源造もいちもそれを知っていたのでした。
挙句のはてには源造の弁当を作り忘れるざまで、弘次郎がいちに詫びをいれておさめます。
結局は源造の弁当を後から届けることにしましたが、今度はいちも一緒に源造の仕事先についていくと言い出したのでした。
源造の弁当を届けて戻ってくると、今度は源造の父親の源左衛門が橘家を訪ねてきていました。
それを見ていちは急に不機嫌になるのでした。
<第99話のあらすじ>
源造の母親のいちは2泊、父親の源左衛門は1泊して橘家から帰っていきます。
りんは別れ際に旦那の両親と挨拶をかわすと、母親のいちから名古屋に顔を出すように言われるのでした。
すると、そこに旅支度を終えた徳右衛門があらわれます。
橘家滞在中に、おりんの祖父は源造の両親と一緒に向島の花見にいく話をまとめていました。
しかも、りんの母親のやえと祖母のことも一緒についていくというのです。
小野寺家は浅草の親戚に挨拶がてらに花見をすることを考えていたのでした。
源造が仕事に行っている新婚のりんは気をつかって留守番を決め込みます。
そうして源造の両親が嵐のように去っていったことで静けさを取り戻した橘家でりんは少しおどけてみせます。
しかし、そこにまた腰を痛めたと弘次郎が帰ってきました。
そんな弘次郎に向かって誰もいないから今日は娘として世話をすると告げます。
りんが昼食にうどんを作って食べようとしていた時に、今度は源造が急に帰ってきました。
何故か不機嫌そうな源造は仕事が一段落したので自分達も花見に行こうとりんを誘いますが、りんは弘次郎をひとりおいてはいけないことを話したのでした。
<第100話のあらすじ>
新婚3日目で小野寺家の来訪という嵐がすぎさって落ち着きを取り戻した橘家でしたが、4日目の夜に源造がなかなか帰ってきません。
新婚だというのに源造は客と一緒に飲んでいたようでかなり遅くなってから帰ってきました。
しかも、ひとりではなく3人も客を連れてきて、これから家で飲みなおすのだと言います。
夫の連れてきた客を断れるはずもないりんでしたが、3人は既にかなり飲んでいて酔っていて客のひとりがりんの手を握ってきました。
源造の大切な取引先の若社長だという西岡晋作を不愉快に思うりんでしたが、源造のためだと我慢して良妻を演じようとするのでした。
<第98話と第99話と第100話の感想>
源造との新婚生活はりんが嫁入りしたのに源造が婿になったみたいな橘家での同居で始まりました。
橘家の家族が源造に気をつかえば、りんは想定していなかった姑に気をつかう羽目になって、大変な新婚生活の始まりとなりました。
しかも、今度は考えてもみなかった源造の得意先の面倒までみなければならないとは、りんの神経はそれに耐えることができるのでしょうか?
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