はね駒は、1986年に放送された第36作のNHK連続テレビ小説です。
明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回ははね駒hanekoma第95話と第96話と第97話のあらすじについて紹介します。
<はね駒 95話あらすじ>
驚いた源造は卒倒してしまった母親のいちを抱き起そうとします。
いちの脈をとって貧血ではないかと診たてたりんの指示に従い、源造と弘次郎が彼女を抱きかかえて布団まで運んで横に寝させます。
りんは東北女学校時代にブレイク女子が頻繁に貧血を発症していたので手馴れているのだと周囲に話していました。
一方、源造は医者を探しに出かけていき、弘次郎は彌七がくれた葡萄酒を引っ張り出してきてきます。
りんはそれを湯呑に注いでいちが源造の結婚相手として連れてきたすえに手渡していちに飲ませる様に言います。
母親のやえとりんは台所でいちを元気にするために何を食べさせたら良いのかを相談していました。
雑煮の件で味の違いを知らされたりんはいちがやってきた名古屋の味を思い浮かべようとしていました。
そんな時に、源造が医者を人力車にのせて戻ってきます。
台所で料理をしていたりんとやえの元にすみがやってきて、源造の母親のいちは興奮すると今回のように卒倒するのだと教えてくれたのでした。
結局は名古屋味の雑煮をつくることにしたりんは、すえに味見をしてもらいます。
しばらくして、いちの枕元で様子をみていたすえにりんは温めた石を渡して、それを病人の足元に入れてやるように言ったのでした。
翌日になって、容体が落ち着いたいちが足元に入れてあった石をもって台所にあらわれます。
いちは源造がいつまで経っても世話に焼ける子供に思っていたとやえに話しかけて、明日にでも名古屋に帰ることを告げたのでした。
そして、雑炊は美味しかったことをりんに伝えて欲しいといいます。
いちが源造とりんの結婚を許してから名古屋に帰ったあとで、源造はあらためて弘次郎とやえにりんを嫁に欲しいと伝えたのでした。
<第96話のあらすじ>
昭和30年の4月になって、りんと源造の挙式の日を迎えます。
応接間では仲人の桐山夫妻と源造が世間話をしていました。
傍には浄草寺の叔父夫婦の姿もあります。
花嫁の控室では花嫁衣装に身を包んだりんの姿を母親のやえと祖母のことが嬉しそうに見つめていました。
弘次郎もその姿に見とれています。
りんが両親に挨拶をしようとした時に兄の嘉助が入ってきていきなり涙顔になってしまうのでした。
あらためて挨拶をしようとすると今度は高木みどりがあらわれます。
そうして、いよいよりんと源造の結婚の祝典が始まったのでした。
花笠道中の一行には、仲人の桐山夫妻に手をひかれたりんに両親や祖父母が続きます。
高木みどりの姿もあって静々と歩みを進めていました。
そして、三々九度も無事済ましつがなくりんと源造の挙式は終える事ができました。
出席してくれた来賓が帰ったあとで、ようやく両親にあいさつができたりんの目には満開の桜が映っていたのでした。
<第97話のあらすじ>
りんは源造との結婚生活を始めるのを機に日記をつけ始める事にします。
しかし、結婚生活初日から朝寝坊をしてしまったりん。
慌てて飛び起きて台所に向かうと、既にやえが朝食を作っていました。
りんはやえに朝食作ってもらって申し訳ないと言いかけると、母親は源造の朝食は奥さんが作らなければと言われてしまいます。
やえはりんが嫁に行ったのであって源造が婿養子になったわけではないと釘をさされます。
やえはこの家の主人は源造で、りんはその妻であることを諭したのでした。
居間の上座には四角の卓が置かれ下座には丸い卓が置かれていました。
橘家の弘次郎もやえも源造たちを上座に座らせようとしますが、源造が恐縮してしまいます。
食事のあとで、源造はみんなに気を使わないようにして欲しいとりんに頼みますが、トイレで弘次郎と鉢合わせになりお互いに譲り合ってしまうのでした。
そんなところに源造の母親のいちが唐突に姿をあらわします。.
<第95話と第96話と第97話の感想>
源造の母親のいちはりんの献身的な態度に感銘したのかふたりの結婚をゆるしてくれました。
でも、連れてきたすえをどのように説得したかが気になりますね!?
結婚式も無事に終えて始まったりんと源造の新婚生活ですが、橘家での同居となったことで弘次郎ややえが気をつかってしまいます。
よく知っているもの同士であっても、ひとつ屋根の下に住むとなると何かと大変ですね!?
そんなところに唐突に姿をあらわした源造の母親のいち。
何も事件が起こらないことを期待したいです。
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