光る君へ33話ネタバレあらすじ【藤式部・光る君へ誕生 大河ドラマ

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NHK大河ドラマ光る君へ33話ネタバレ 確定あらすじ内容です。

光る君へ33話あらすじでは、

災害が続く都で、またも大地震が襲います。まひろ(吉高由里子)は夫となった宣孝(佐々木蔵之介)の財で家を修繕し、生計を立てています。道長(柄本佑)は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子(見上愛)を入内させるしかないと進言されます。

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光る君へ33話のネタバレあらすじ 藤式部・光る君へ誕生

平成1005年12月29日、寛弘2年の冬の日、吉高由里子演じるまひろは、藤壺の中宮彰子(見上愛)のもとで仕える女官たちに敬意を表して挨拶を交わしました。女官たちの中には、黒木華演じる源倫子の姪や、上地雄輔演じる藤原道綱の娘、瀧内公美演じる源明子の姪といった、貴族の血を引く姫君たちが含まれており、その集まりはまさに華やかでした。

まひろは、藤原道長(柄本佑)と倫子の計らいにより、「藤式部」という名を賜り、藤壺内に自らの小さな部屋を与えられる栄誉を受けました。しかし、その低い身分から一条天皇(塩野瑛久)のために物語を執筆するという特別な任務に就くことに、他の女官たちは妬みと反感を抱いていました。

物語の執筆に早速取りかかるまひろは、「桐壷」の次の章を書き始めようとしますが、周囲の騒音と忙しなさにより、集中することができませんでした。その時、町田啓太演じる藤原公任と金田哲演じる藤原斉信が訪れます。

女官たちが育ちが良すぎて頼りにならないという二人の男性の言葉を聞き、まひろは以前に公任から「地味でつまらない」と陰口を叩かれたことを思い出します。この記憶は、彼女の心に新たな決意をもたらしました。彼女は、自分の才能と地位を証明するために、この物語を完成させることを誓います。そして、その物語は、後世にまで語り継がれることになるのです。

 

33話ネタバレ:光る君へ誕生

その特別な日には、宮中で「中宮大饗」と呼ばれる盛大な儀式が執り行われていました。まひろは未熟ながらも手伝いを務め、夜には疲労のため物語を書くことができないほどでした。

別の機会には、彰子が青い布で顔を拭おうとした際、女房が彼女の好みではないとして他の布に取り替えました。また、彰子が好まないとされるあんずを密かに敦康親王に渡し、二人が共に楽しむ様子を目撃しました。

連続するそうした日々の後、まひろは故郷に戻り執筆を続けたいと願い、道長にその旨を伝える手紙を送りました。道長はまひろを呼び出し、次のように告げました。

「帰ることは許さない。お前は最後の一手だ。帝は物語の続きが完成したらお前に会いたいと仰っている。お前の才能で帝を藤壺に引き留めてほしい。」

道長は一条天皇が藤原伊周に心を寄せていることを懸念していました。伊周の復位は敦康親王の後見人としての役割を見越してのことであり、彰子が皇子を産まなければ、伊周が権力を握る可能性があると考えられていました。

「私が書く物語に、本当にそんな力があるのでしょうか?」

「わからない。しかし、今の私にはそれしかない。賭けなのだ。」

まひろは以前一条天皇に献上した原稿に手を加え、続きを書き加えていました。さらに物語の先の展開も考えており、必ず故郷で続きを書き、届けに来ると約束しました。道長は渋々ながらもこれを受け入れました。

藤壺を去る前に、まひろは彰子に挨拶をしに行きました。周囲に女房たちがいない中、二人だけで会話を交わしました。

「寒くないですか?」

「私は冬が好きです。」

まひろは彰子が自分の意思を表明するのを初めて見ました。彰子はその日も桃色の着物を身に纏っていましたが、実は空のような青色を好むと彰子は語りました。長い会話はできませんでしたが、去り際に彰子は何かを言いたげにまひろを見つめました。そして、わずか8日間の滞在の後、まひろは故郷へと戻りました。

翌年の1月、除目の時期が訪れました。道長は、武力を背景に争いを起こす平維衡を伊勢守に任命することに反対し、その官位を空欄にしました。藤原実資は、帝の言葉に流されない道長を評価しましたが、伊周の弟である藤原隆家は、帝が武力を必要としているのではないかと述べ、周囲を驚かせました。

気がつけば、官位には平維衡の名が記されていました。道長はすぐに帝に交代を命じました。武力による争いを避けるべきだという道長の主張を、帝は渋々ながら認めました。

屋敷に戻ったまひろは、「帚木」という第二帖の執筆に取り掛かりました。その際、弟の藤原惟規に

「中宮は愚かなのか?」

と尋ねられ、

「ただ控えめなだけだ!」

と憤りを表しました。

1006年の5月、まひろは物語の続きを届けるため再び藤壺を訪れました。彰子に挨拶を済ませた後、彰子は物語を読むことを望みました。そこでまひろは物語の設定を簡潔に説明しました。

ある天皇の時代に、深く愛された更衣が皇子を出産しました。皇子が3歳の時、更衣は他の女房たちの嫌がらせにより病んで亡くなります。天皇は忘れ形見の皇子を宮中に呼び寄せました。美しく、賢く、笛の名手であるその皇子が物語の主人公です。

「帝に似ている。その皇子の名前は何ですか?」

「光る君です。」

 

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