朝ドラ カーネーションの1週ネタバレあらすじ
の1話ごと紹介です。
カーネーション1週ネタバレあらすじ「あこがれ」
第1話
大正13年9月、その日は11歳になった小原糸子が楽しみにしていたの岸和田だんじり祭の日でした。
朝早くから飛び起きて出かける父の物音で目を覚ました糸子はだんじりの日であることを思い出します。
起き上がってから糸子が台所にいくと、母の千代と祖母のハルがご馳走の準備で忙しそうに動いていました。
糸子が3人の妹たちに朝食をはやく食べさせようとしているところに、近所で髪結いを営む玉枝と次男の勘助が小原家にやってきます。
その年のだんじりでは勘助の兄の泰蔵が初めての大屋根での大工方を務めることになっていて、玉枝は息子がだんじりから落ちたり恥をかいたりしないかが心配で仕方なかったのです。
そしてだんじりがやってくると、糸子に向かって同級生の勘助は兄の威を借って大威張りしますが、カッコいいのは兄だけだと言い放たれてしまったのでした。
やがて小原呉服店の前に差し掛かると、2階から観ていた糸子は泰蔵の勇姿に思わず惚れてしまいます。
すると傍らで観ていて突然倒れてしまった玉枝。
何と玉枝は泰蔵が心配でずっと息を止めていたのでした。
夜になってから糸子は大人になったら自分も大工方になると宣言しますが、勘助から女は大工方にはなれないと子馬鹿にされてしまいます。
だんじりが終わって皆がいつもの暮らしに戻りますが、尋常小学校に普段通り通う糸子の頭の中はだんりりのことでいっぱいだったのでした。
だんじりが終わりいつもの暮らしが再び始まります。
父である善作は呉服屋での仕事に戻り、祖母がごちそうを作ることもなくなりました。
糸子も今まで通り尋常小学校に通いますが、頭の中はずっとだんじりのことを考えていたのでした。
第2話
着物の良さを盛んに自慢する善作でしたが、自分にとってはよく分からないことであったため詰まらなさそうに聞いていた糸子。
そんな糸子が学校にいくと、授業で自分の名前の由来を発表させれられます。
自分の名前は一生糸で食べていけるようにと祖父がつけたものだと発表した糸子。
すると先生から家業の呉服屋を盛り立てるために良いお嫁さんになって欲しいというのが祖父の想いではないかと言われてしまったのでした。
ところが糸子は自分はお嫁さんにはならずにだんじりの大工方になるために大工になると言い返したのです。
すると皆に笑われる中で担任教師からふざけるなという叱られますが、自分はふざけていないと真面目な顔でこたえた糸子でした。
次に発表したのは吉田奈津です。
料理屋を営む吉田家では代々の女将は名前に”津”の字が付くと説明して、立派な女将になれるようにと父親が名付けてくれたと発表した奈津。
奈津は女将になるために日焼けも気にする女生徒でしたが、糸子は棒切れを振り回して男の子を追いかけたりしていました。
そして男の子からからかわれた糸子は追いかけているうちに、用務員を突き倒してしまいます。
一方で善作はといえば、着物の目利きはできても売るのも集金も苦手だったのです。
暇を持て余した善作が吉田屋から集金してくるよう促されて出かけると、糸子が先生と用務員を連れて帰ってききます。
話を聞かされた千代とハルは平謝りしますが、集金できずに機嫌が悪い善作には伏せておくことにしたのでした。
叱られないことを知った糸子は遊びに出かけてしまいます。
ところが集金できずに戻ってきた不機嫌な善作は、糸子を呼び出して自分の代わりに集金に向かわせたのです。
糸子が吉田屋につくと、奈津がでてきて支払いは明日すると父親の言葉を伝えられます。
何とか粘ろうとしましたが、とうとう追い返されてしまった糸子。
しかし手ぶらでは帰れない糸子は一計を案じたのでした。
第3話
ふたたび吉田屋の店先に戻ってきた糸子は、お金を払ってもらえないとご飯を食べさせてもらえないと客がいるにもかかわらず店前で一芝居打ったのです。
すると吉田屋の主人である克一は、商売の邪魔のなると女将である志津に勘定を支払わせます。
店先で客の同情をかって集金に成功したのを見た志津から”お父さんよりずっと商売がうまい”と言われて糸子は喜んだのでした。
集金をして家に戻ってきた糸子を善作も褒めます。
そして糸子が男だったら岸和田一の呉服店にできただろうと残念そうに口にします。
それを聞いた糸子は女でも同じように商売はできるとはずだと言い張り、善作が口にした言葉がどうしても理解できなかったのでした。
大正14年が明けると、糸子たちは千代に連れられて実家に年始の挨拶に出向きます。
しかも千代はまたまた呉服店の支払いに当てるための金策を父である清三郎に申し込んでいたのです。
すると清三郎から駆け落ちをして善作と結婚さえしなければ金に困ることはなかったと嫌味っぽく言われてしまった千代。
一方で糸子は従弟である勇から面白いものを見せてやると言われて期待しますが、模型や地球儀などを見せられても興味が沸きません。
ところが戸棚の中に西洋人形をみつけてそれに目を奪われてしまった糸子。
すると勇が自分についてこいと糸子を誘います。
そして勇と糸子は近所にある洋館に足を踏み入れます。
そこでは着飾った外国人たちが舞踏会を楽しんでいたのです。
そして糸子は婦人たちが着ていた美しいドレスにまたしても目を奪われてしまったのでした。
第4話
祖父母の家に戻っても洋館で目の当たりにしたこの世のものとは思えない美しい衣装を忘れることができなかった糸子。
一方で千代は貞子から子供たちに団子でも食べさせるようにとお金を手渡されていました。
そうして岸和田に戻ってきた千代は清三郎からの借金はもう最後だと善作に伝えます。
善作はそんな千代を労おうとぜんざいを食べにいこうと誘いますが、逆に怒鳴りつけられてしまったのです。
糸子はといえば神戸でみたものが信じられないと、学校が始まるとすぐに奈津に洋館での話をしたのでした。
あの綺麗な衣装は何なのかと訊かれてドレスだと教えたあとで、吉田屋には外国人もくると自慢した奈津。
糸子が帰宅してほどなく善作から集金を頼まれます。
集金に出向いたのは蘭房堂という和菓子屋で、糸子は支払ってくれるまで店に居座っていました。
するとそこに勘助と平吉がやってきて団子を万引きして逃げ去ります。
すぐに後を追いかけて団子を取り返した糸子に、店主も代金を支払わざるを得なくなったのでした。
ところが集金の帰り道に平吉の兄である寛太たちに呼び止めれらた糸子は仕返しの喧嘩を売られてしまいます。
そして河原で取っ組み合いを始めますが、川の中へ逃げた寛太を追いかけたとき帯にしまった集金したばかりのお金が流されてしまったのです。
お金を追いかけて溺れてしまった糸子は、橋の上から飛び込んだ泰蔵に助けられます。
そして小原呉服店まで糸子を連れて帰った大蔵。
ハルと千代から感謝された泰蔵でしたが、もともとは兄である自分のせいだと逆に謝罪したのでした。
糸子は善作に女だからとなめられたくなかったと売られた喧嘩を買ったわけを話します。
すると善作は糸子の頬を引っ叩きます。
そして糸子を諭した善作は厳しく叱りつけたのでした。
“これが男の力だ”
“女が男と張り合うな”
第5話
糸子は善作に引っ叩かれてから、自分がどうして女に生れてきたのかと悔いてしまい、学校の行き帰りでも男の子からちょっかいを出されて反応もせず、帰宅してからも家で寝そべっていて外に遊びにいこうともしません。
しかも学校の修身の授業は”男子の義務と女子の義務”だったためなおさらだった糸子。
さらに糸子はだんじり小屋に忍び込んだときに見つけれれた泰蔵に、だんじりの屋根の上に乗りたいせがみます。
しかしせっかく乗せてもらったのに糸子は意気消沈したままだったのです。
引っ叩いた善作自身も糸子と落ち込みようが心配ですが、どうしようもなかったのでした。
学校から帰ってきた糸子は自分の部屋でゴロゴロしていて善作をさらに心配させるのでした。
そんな糸子は女がやりたい仕事もできずに、男にしいられる存在でしかないと考え、本当に嫌になると溜息をつきます。
そして静子からクレヨンを借りて絵を書き始めると、神戸の祖母である貞子からの小包が届けられたのです。
糸子がドレスの絵を描いているところに、千代がその荷物をもってきました。
それを開けると綺麗な箱があらわれて喜んだ糸子。
貞子が送ってきたのは洋服で手紙が添えてありました。
千代がその手紙を読むと、外国人のお客からもらったものの自分には男の子しかいないので糸子に送ったと綴られていたのです。
ドレスだと思わず喜んだ糸子でしたが、残念なことに自分には小さすぎたのでした。
祖母が送ってきたドレスは妹たちが着るしかないとまた落ち込んでしまった糸子。
それでもドレスなら女である自分が手に入れる日がくるかもと少しだけ前向きになれたのでした。
第6話
善作と近所の木岡履物店の店主である木岡康夫は、新聞の社説を読んで憤りを隠せません。
日本人が西洋の服をきるのを肯定する記事に、善作は着物は日本の魂だと反論し康夫は下駄屋をやっていくのだというのでした。
同じころ康夫の妻である美代や近所の主婦たちに祖父から送ってきた服を見せていた糸子。
すると糸子は美代から夏に着る”アッパッパ”なら簡単にできるし自分自身でも塗ったと聞かされ、家に戻ってすぐにハルに余った布をだしてもらったのでした。
すると布にもさまざまな種類があることを知って生れて初めて興味を持ちはじめます。
そして古いサラシを選んだ糸子は、妹たちが遊び話まったり寝静まったりしたあとも食事もせずに黙々と縫い続けたのでした。
そして真夜中になってやっと”アッパッパ”が縫い上げったのです。
さっそく翌朝に仕上がったばかりの”アッパッパ”を家族に披露した糸子。
それを見た善作は将来有望だと大喜びして、小原呉服店の着物を全部縫ってくれと言うのでした。
それからの糸子は学校から戻ると外にでかけずに、ひたすら裁縫するようになります。
そして何かに取りつかれたように自分の好きなものを縫っては神戸の祖父母や従弟に送り付け始めたのでした。
それから3年の月日が流れて昭和2年を迎えたとき、14歳の女学生になっていた糸子。
そんなある日のこと、朝寝坊した糸子は妹の静子に起こされて、大慌てで身支度をすませます。
そして全力疾走で学校に向うことになった糸子。
そのころの糸子はだんじり好きには変わりはありませんでしたが、大工方になることはもう夢ではなくなっていたのでした。
カーネーション2週ネタバレあらすじ運命を開く!7話から12話まで
カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
スポンサード