朝ドラまんぷくもいよいよ最後の3月佳境に入ってきました。そこで今回はまんぷく最終回結末をネタバレしていきます。
最終回の日にちは、いつということで3月30日の土曜日に放送されます!
放送後は最終回視聴率もアップします。予想としては今のところ20~22%台と推移してるので25%と有終の美を飾ってほしいです。
最終回を説明する前に26週全体を紹介する記事で説明してましたが、最終回までの流れをおさらいすると
最終回までのおさらい
まんぷくヌードルは、はじめは売れるのがなかなか厳しくいろいろな手を試みますが、例えば深夜働くタクシー運転手さんに売り込むことや、自販機で全国展開していくなど… だがまだ爆発的ヒットで全国民が知っていて買いたがる商品にはなっていませんでした。
そんなある日、幸との近頃の若い者は的な会話から、ふと萬平は思いつきます。これからは若者に自由の象徴として売って買ってもらうことがヒットにつながるのではと、そのために歩行者天国で販売すると決めます。
この方法は予想通り全国民にテレビ放送されたこともあり、またたくまに広がっていきました。
そして鈴は今度はスーパーでは売っていかないの?と萬平に聞くと
「まんぷくヌードルはスーパーでは売らないんや、お祖母ちゃん」
と萬平より先に苦笑を浮かべて答える源に、今まではスーパーで売らないと決めていた萬平はきっぱりと言います。 「いや、これからはスーパーでも売る。でも値引きはさせない」
「勝負に出るんやね、お父さん」 「そうだ!」
翌日には全国の問屋から注文が殺到し、どこのスーパーにもまんぷくヌードルが並んだ。
売れ行きはすさまじく、すぐに生産が追いつかなくなった。これまでまんぷくヌードル販売は苦難の連続だったがようやく乗り越え、スーパーでもどこでも買えるようになり空前の大ヒット商品となった。
…とここまでが最終回前までの流れでここからが最終回になると思います↓
まんぷく最終回3月30日放送ネタバレあらすじ
まんぷくヌードルが空前の大ヒットとなったその日、萬平は、社長室に真一、そして神部に来てもらった。 「まんぷくヌードルの販売数が、十万食を超えました」萬平は真一の報告に感慨が込み上げた。「萬平君は凄い。その年になってまんぷくヌードルを発明するなんて………」と真一が言うと「みんなが頑張ってくれたおかげですよ」 「こんなこと照れくさくて言えなかったけど、僕は萬平君に出会わせてくれた縁に、心からあ がたいと思っているんや。ほんまに心から」 「僕もです。黄平さんに出会えたことは、僕の人生の宝です」 「礼を言うのは僕のほうだよ。今日まで一緒に頑張ってきてくれてありがとうございます」 手を差し出し、真一、神部と順に握手を交わした。そして萬平は本題を切り出した。
二人に伝えたいことがあるんだ。……しばらくの間、まんぷく食品を真一さんに任せたいと思う。神部君は役員として真一さんを支えてくれ
あまりに唐突な発言に、二人は顔をのけぞらせた。 「それはどういうことですか」 「しばらくの間って、萬平君は何をするつもり何ですか?…..」
「福子と二人で旅に出ます」、晴れやかに笑って萬平は答えた。
萬平と福子で二人麺の世界旅行へ
「アジアからヨーロッパまで、世界の麺を食べ歩きたい。」と純粋に考えている萬平が向かおうとしている『世界一周 麺の旅』に、真っ向から反対したのは世良だった。 「麺の旅て、そんなことしてなんの意味があんねん」 「夢があるじゃないですか」 「今まんぷく食品は上り調子なんやぞ。社長自ら陣頭指揮に立って、まんぷくヌードルをガンガン売らなあかんときや。一緒にラーメン食べたときからの親友やからこそ言うんやで、僕は」三十年も前の味を萬平は懐かしく思い出した。いま二人がいるのもラーメンの屋台である。 「会社は大丈夫です。信頼できる仲間がいますから」 「せやけど立花君はまだ現役なんやろ」「だからこそですよ。次の商品を考えるために、世界中の麺を食べてみたいんです」 「きみはまだ新しい商品を作るつもりなんか」、目を大きく見開く世良に、 「僕はまだ六十ですよ。世良さんだって、まだまだ頑張らなきゃ。僕より年下なんだから。「旨いよ大将、このラーメン」 屋台の店主に萬平は声をかけた。世良がふっと笑い、「大したもんやで」とつぶやいた。
そして春になる少し前に、日本を離れた福子と萬平は、二週間をかけてアジアの各地を回り、たくさんの麺料理を食べ歩いた。行く先々で福子は、鈴に手紙を書いた。 『今はマレーシアの首都、クアラルンプールにいます。ゆうべ食べたココナッツミルク風味 のカレー麺のおいしかったこと! これから私たちはマレー半島を北上してタイに向かいます。 タイにはトムヤムという辛くて酸っぱいスープを使った麺料理があるそうです。とっても楽しみ』
読み途中の手紙から目を離し、隣に座っている娘に鈴は話しかけた。 「全く………、いくつになってもあの二人は変わらないわねえ、咲」 「そうね、お母さん」
庭に一本だけ植わった大きな桜は今が盛りで、しきりに花弁を散らしている。風が立ち、鈴が座る縁側に花吹雪を舞い寄せた。咲と笑み交わし、鈴は手紙の文面に目を戻した。
それと同じ頃、福子は萬平と二人、バンコクの街の路地に店を出す屋台の席に座っていた。 「辛いけどおいしい、この麺!」 「確かに旨い」 「ほんまに世の中にはいろいろな麺があるもんですねえ」
それと同じ頃、福子は「幸いけどおいしい、この麺!」 「確かに旨い」 「ほんまに世の中にはいろいろなラーメンがあるもんですねえ」
各地のラーメンを食べる萬平が、全身を舌にして味を探っているのがわかる。どこに行き、どこの麺を食べてもそうだ。いつか私の夫は、この麺料理も、まんぷく食品の製品にしてしまうだろう。そう思うとおかしくなった。萬平さん、と福子は呼びかけた。
「まだまだ続くんですよね」
この旅も、そして、私たち夫婦の旅も。両方の意味を込めて福子は言った。ああ、とうなずき、 萬平が福子を見た。二本で一膳になる箸みたいに、ぴたりと思いが重なるのを感じた。 「福子が一緒にいてくれる限りはな」 「私はずっと、萬平さんと一緒です」 二人は笑い、タイの夕陽によく似た色のスープを飲んだ。
「おいしい!」
汗の噴き出た肌を、熱く乾いた風が撫でて過ぎる。初めて訪れるのに、どこか懐かしい南国の 匂いと、気が遠くなりそうな幸せに、福子はひととき、目を閉じて身をゆだねた。 最終回終わり
まんぷく最終回最終話は3月30日土曜で終わりですが、その次の週の4月1日月曜日からは
朝ドラ次回作 なつぞらが始まります!こちらも広瀬すずさん主演で楽しみですね.
一足はやくネタバレあらすじやキャスト紹介が知りたい方はこちらからどうぞ↓
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