まんぷく 画家 忠彦の実在モデルはの内容です。
まんぷくに登場する画家の香田忠彦は、今井家の次女である克子の夫です。
忠彦は始めは売れない画家でしたが、戦後に目を負傷したことにより、画風が
変わり独特な絵を描くようになったため、戦後には人気画家の仲間入りを
果たしました。
さらに最近では、絵画モデルの木ノ内秀子の絵を描いたことにより、抽象画を
描くようになります。
そして、萬平がまんぷくラーメンを完成させると、忠彦は萬平からパッケージ
デザインを任され、波をモチーフにしたデザインを完成させると、福子も萬平も
そのデザインを気に入りました。
画家・香田忠彦は家族想いの優しい人物ではありますが、一方で芸術に魂を注いで
いる人物でもあります。
そのことにより、克子をヤキモキさせることもしばしばありました。
そんな香田忠彦に実在モデルはいるのでしょうか。
そこで今回は、まんぷくに登場する画家・香田忠彦の実在モデルについて
紹介したいと思います。
まんぷくに登場する画家・香田忠彦の実在モデルについての紹介
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朝ドラ「まんぷく」に登場する香田忠彦の実在モデルは、日本画家の有元一雄さんです。
有元一雄さんは京都の画家で、和鳥を描くために庭で白鷺などを飼っていたようです。
そんなある日、有元一雄さんは観音様の絵を描くために、手のモデルを探していて、
同じ絵の愛好グループにいた安藤晃江さんの紹介で、後の妻となる安藤澪子さん
と出会いました(※)。
※安藤晃江さんは、安藤三姉妹の長女で、澪子さんは次女であり、三女が福子
の実在モデルである仁子さんです。
手のモデルをきっかけに、有元一雄さんは、安藤澪子さんと結婚しますが、
有元一雄さんは注文された絵を描くという画家ではなかったので、画商とは
取引していなかったため、戦時・戦後はかなりの貧乏だったようです。
妻の澪子さんが、近所の手伝いをして食べ物を分けてもらったり、有元家に
居候していた義妹の安藤仁子さんが着物を質に入れて、有元一雄さんの売れない
絵を買ったりしながら、有元家の家計を支えていました。
有元一雄さんは、戦後、義妹の安藤仁子さんの夫である安藤百福さんが創業した
日清食品で監査を務めましたが、一方で画家としても活動しており、昭和37年
(1962年)12月に日清食品の監査を降り、その後は画家に専念していたようです。
そして、昭和45年(1970年)に日清食品で取締役を務めていた
四男の有元那茅満さんが、
5億円の横領事件を起こしたため、
長男の有元一馬さんも日清食品の取締役を辞任し、有元家は日清食品と疎遠になってしまいます。
まんぷくでは、まんぷくラーメンが完成した時にそのパッケージデザインを
手掛けたのは忠彦でしたが、実話ではチキンラーメンのデザインを担当したのは、
有元一雄さんではなく、安藤百福さんの知人である竹内仙之助さんでした。
また、カップヌードルのデザインを担当したのは、大阪万博のシンボルマークを
手掛けた大高猛さんだったようです。
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ここまでが、まんぷくに登場する画家・香田忠彦の実在モデルについての紹介でした。
忠彦のお子さん吉乃の結婚相手の結末Xデーは2月27日と予想
公式ガイドブックにも26週最終週までのっているのですが、
吉乃と岡と森本の関係についてはのってません。
2月27日には公式小説下が発売されるので、そこではさすがに分かると思います。
それまでにはドラマで結果がでるか楽しみです。
なので2月27日の22週124話ごろにはわかっているのではと予想してます。
よしのちゃんの結婚相手の答えはこちらから↓↓
果たして、どのような結末になるのでしょうか?
忠彦さんの実在モデルに対しての感想
まんぷくの忠彦と同様、絵を描くために、鳥を飼っていたり、戦後には、
義妹の安藤仁子さん達を居候させていたりと史実を再現していたところが
たくさんあったのに驚きました。
チキンラーメンのデザインについては、有元一雄さんではなかったので、その点は
フィクションのようですね。
しかし、晩年では忠彦の実在モデルである有元一雄さんの四男が大きな事件を
起こしたため、有元家と日清食品は疎遠になってしまうというのは悲しいですね。
ただ、まんぷくではまんぷくヌードルが完成し成功したところで物語は最終回を
迎えるので、香田家とまんぷく食品が対立するようなことはないため、安心して
最後まで見ることができそうです。
これからも福子と萬平を優しく見守ってくれて、時には激励してくれる忠彦を
応援していきたいと思います。
ネタバレになりますが、今後、画家としての忠彦に弟子が出来るようになるので、
弟子の登場も楽しみですね。
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