マッサン再放送2017-2018あらすじ北海道編16-25週【エリーの死とエマの結婚

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マッサンネタバレ北海道編16-25週の内容です。

2014年の下半期に放送された朝ドラ『マッサン』のBSでの
再放送が決定し、

2017年の再放送かと言われてましたが、2018年4月から放送が始まりました。

そこで、『マッサン』の全体のあらすじを大阪編1-8週、
大阪編9-15週、北海道編16-25週の3つに分けてネタバレしています。

前回は、大阪編9-15週までのネタバレをしてきました。

15週の終わりには、政春がエリーの説得により、自分の作りたい
ウイスキーを作るために北海道で開業することを決め、
物語の舞台は大阪から北海道へと移りましたね。

今回はその続きとなる北海道編16-25週(最終回)のネタバレです。

では、マッサン北海道編16-25週のネタバレです。

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北海道の余市に到着し、政春とエリーは熊虎を訪ねます。

ニシンが不漁で多額の借金を抱えてしまい困窮する熊虎でしたが、
政春の「北海道果汁」(ドウカ)開業に共感し、子ども達に故郷を遺すため、
政春に工場建設地として自宅の敷地を譲り渡してくれました。

ウイスキー製造の資金を集めるために、地元のりんご100%
ジュースの製造・販売を始めた政春でしたが、2年経っても
その売上は良くならず、「北海道果汁」に出資した者達から叱責されます。

その頃、小学3年生となったエマは、エリーに似ていないことを
同級生にからかわれたことで喧嘩してしまいます。

今は似ていなくても、将来はエリーの様な容姿になると
信じているエマに対して、政春とエリーはついにエマが養女であることを
打ち明けました。

そのショックにより高熱を出して寝込んでしまうエマでしたが、
自分にとって世界一の両親に恵まれていることを同級生によって気づかされ、
エマは改めて政春とエリーのことを尊敬するのでした。

一方、政春はりんごジュースを「リンゴ汁」と改名し、
病院などを取引相手にして、商品の売上が伸び始めていました。

その頃、鴨居商店は英一郎が手がけたウイスキー「丸瓶」を発売し、
世間で好評を得ており、政春もその美味しさを評価します。

その矢先、政春とエリーのもとに突然、英一郎の訃報が届きました。

大阪で鴨居と再会し、英一郎が政春を意識しながら
ウイスキーを作っていたことを聞いた政春は、俊夫とハナの
結婚披露宴で、出資者にはリンゴ製のブランデーを造ると嘘をつき、
そのことからウイスキー造りを始めることを宣言しました。

それから6年。

政春が求め続けていた味のウイスキーがついに完成。

出資者達を説得し、ようやく販売することが決まりますが、
半年経っても商品は売れず、工場は多額の負債を抱えてしまいます。

出資者達からの指示で、政春は苦渋の選択により従業員の半数を
解雇しようとした時、海軍が在庫のウイスキーを全て買い上げ、
「北海道果汁」の工場は海軍に指定されたことで、倒産の危機を
免れることになりました。

それから後、第二次世界大戦が開戦したことで外国人は
敵視される世の中となり、エリーも外国人ということで嫌がらせを受けてしまい、
外出を控えるようになります。

夫とともにイギリスに渡ることを決意したキャサリンから
エリーは出国の誘いを受けますが、エリーはそれを断りました。

しかし、政春はエリーの身を心配し、彼女を出国させるために
離縁しようと考えます。

そんな中、エリーをスパイと疑う特高警察が亀山宅に
家宅捜索に押し入り、エリーは連行されそうになってしまいます。

そこへ、偶然訪れた海軍士官の説得によりエリーはその場で解放され、
その際に日本で生きるエリーの強い決意を知った政春は、
工員達の前で、エリーとエマ家族3人、何があっても離れないことを誓い
協力を求めます。

女学校を卒業したエマは勤労奉仕で軍需工場で働き始めましたが、
軍事活動に消極的なことから同僚に責められる日々を送っていました。

そんな中、エマの本音を受け止め、理解してくれる一馬にエマは恋をします。

エリーはエマに恋愛は早いと最初は猛反対しますが、
エリーは自分の過去の悲恋を打ち明けた上でエマの考えを聞き、
2人の様子を見守ることに決めました。

そして、エマが一馬に想いを告げ、2人が誰にも気兼ねすることなく
恋愛を楽しみ始めた直後に、なんと一馬のところへ召集令状が届いてしまいます。

亀山家、森野家の人々は悲しみをこらえながら一馬の出征を祝い、
無事に帰ってくるよう祈りながら出征を見送りました。

エマを本当に真剣に想っていた一馬は、エマに帰ってきたら
言いたいことがあると言い残し、出征していきました。

しかし一馬は戦死し、英霊となって帰宅します。

その数ヶ月後に終戦を迎え、政春は工員達の生活基盤を
立て直すために工場の敷地を農地として解放し工場を暫く休みにします。

海軍の取引撤退によって工場の売上が落ち込む中で、
他社からイミテーションウイスキー生産のため、原酒の取引依頼が舞い込み、
さらに進駐軍から兵士のためにウイスキーの販売依頼を
受けることになりました。

本格ウイスキーへの信念と亡き一馬のことを思い悩み、
迷う政春でしたが、熊虎に説得され、工場を守るためにも
進駐軍の依頼を受けることに決めました。

政春は出資者から、3級ウイスキーを製造するように言われますが、
ウイスキーの本場であるスコットランドで本物のウイスキー製造を
学んできた政春にとって、それは受け入れ難い要求でした。

そんなある日、シベリア抑留になっていた甥の悟が
ドウカウヰスキー余市工場を訪れ、復員の挨拶をしました。

彼は、過酷な抑留生活で心に深い傷を負っていて、
ある騒動をきっかけに、政春にシベリアでの想像を絶する
体験を全て吐き出しました。

3級のウイスキーなど偽物であると語る政春に対して、
悟は酒に本物も偽物もなく、仲間を裏切って日本に帰った
自分を最初に許してくれたのは3級酒であり、あの酒が
自分には本物だったと話します。

これがきっかけで政春は“安くて、うまい”3級ウイスキーの
製造に乗り出す事を決意しました。

そんな中、政春の実家である竹原から父の政志と姉の
千加子が訪ねて来ました。

息子が生きて帰ってきたことに、千加子は涙します。

一方、政春は寝る間も惜しむほど3級ウイスキー製造に
取り組んでいましたが、なかなかうまくいきませんでした。

そんな政春に政志は肝をつかめとアドバイスします。

これをきっかけに政春は俊夫や悟と一緒に、ウイスキー庫にある
樽を調べます。

その結果、戦死した森野一馬が生前、自身に託した大麦で
作ったウイスキーが3級ウイスキーに適していることが判明しました。

そしてついに政春は、国産3級ウイスキーとなる「余市の唄」を
完成させます。

完成発表会は大盛況で、かつて彼が鴨居商店にいた頃、
最初に作ったウイスキーを酷評した澤田からも『独りよがりの味』から
脱却できたと褒められ、ついに商品発売へと乗り出しました。

昭和24年(1949年)、「余市の唄」は大評判となって、
余市が“ウイスキーの里”として注目される中、政志と千加子から
杜氏不足や高齢化による亀山酒造の先行きへの不安を聞かされていた俊夫は、
ハナを連れて広島の竹原へと帰ることを決意します。

その出発の朝、熊虎も会津の町も見せたいから途中まで一緒に行くと言って現れ、
命があったら、また会おうという言葉を残し、俊夫とハナと一緒に
余市から旅立っていきました。

その12年後、昭和36年(1961年)初冬。

エリーは養子となった悟夫妻と孫たちに囲まれ、穏やかな日々を
過ごしていましたが、イギリスの出版社で働いているエマが、
恋人のマイクを連れて帰国します。

しかし、それと同時に、エリーが病に冒されている事が明らかになります。

往診の帰り、エリーハウスへ立ち寄った主治医の一恵から、
エリーの本当の病状を明かされ、政春はショックを受けます。

エリーの限られた時間を知った政春は、まだ正式な結婚式を
挙げていないという思いから、彼女のためにウエディング・ドレスを仕立て、
良くなったら、結婚式を挙げようとエリーに告げました。

その直後、政春とエリーは余市工場内を散歩し、エマとマイクも
少し離れて歩きます。

仲睦まじい政春とエリーの姿を見つめるうちに、マイクはエマに
プロポーズします。

エマがマイクにプロポーズされた事を伝えようと2人に駆け寄った時、
エリーは倒れ、危篤状態に陥ってしまいました。

往診に来てくれた一恵を送り出すと、帰り際の一恵の言葉に
何かを感じ取ったエマは政春に母の本当の病状を問いただし、
余命わずかであると知らされ、エマは泣き崩れました。

最期の時が近づく中、エリーは政春と2人きりの時間を過ごし、
想い出を語り合い、エリーは倒れる直前に書いたラブレターを
自分が天国に行ってから読んでと、政春に手渡します。

こうしてエリーは政春に見守られながら、その生涯を終えました。

エリーが亡くなった後、政春は葬儀等の手続きを悟とエマに任せきりにして、
部屋へ閉じこもり、生前の彼女の写真を見ながら泣き暮らす日々を送っていました。

政春の塞ぎこんでいる様子にエマは、部屋へ入り声をかけた。

ふと政春が窓に目を向けると、テーブルの上にエリーから送られた
最後のラブレターがあり、政春はそれを読み始めます。

その手紙には、政春と過ごした日々や政春への愛情と感謝が綴られていました。

すると、手紙を涙ながらに読む政春の表情に、生気が蘇っていき、
やがて彼は家を出て工場へと向かい、葬儀の間は封鎖していた
ポットスチルの窯を開け、火をくべるとエリーへの愛を込めて
再びウイスキー作りを始めました。

それから10年後の昭和46年(1971年)。

ドウカウヰスキー余市工場では、政春がエリーへの愛を込めて
製造したウイスキーである「スーパーエリー」が
スコットランドのウイスキー品評会で特別賞を獲得。

1話で流れていたのはその記念式典でした。

彼が生み出した「命の水」は日本だけでなく、世界に通用する味
として認められたのでした。

式典を終え、工場の敷地内にあるエリーの墓へ年老いた政春は向かい、
彼は受賞したウイスキーをエリーの墓前に献杯します。

政春はエリーの墓に寄り添いながら、これまでの日々を
走馬灯のように想い返していました。

エリーとの出会いから50年の年月をかけて、自らの理想を
政春はついに実現。

日本から遠く離れた異国の地のスコットランドから始まった
政春とエリーの「人生は冒険旅行」。

その冒険は、ようやく終わりを迎えることができたのでした。

*********************

ここまでが、マッサン北海道編16-25週のネタバレでした。

マッサン北海道編16-25週のネタバレにあるように、
1週の式典は政春が「スーパーエリー」によって表彰されているところでした。

エリーが亡くなった後に「スーパーエリー」が出来上がっていたことに
驚きました。

エリーは日本人から様々なことを誤解されながらも、
強く生きました。

そんなエリーに頑張る力をもらうことができる作品だな、
と改めて思いました。

また、エマも北海道編では成長し、偏見や悲しい恋を乗り越えながらも、
マイクからプロポーズされるようで、最後は心が温まる物語になりそうですね。

これから半年、エリーと政春、そしてエマの物語を見ていきたいと思います。


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