なつぞら なつの夫のモデルは小田部羊一 詳細プロフィールの内容です。
なつぞらのヒロイン･奥原なつの実在モデルは、奥山玲子さんと言われていますが、
奥山玲子さんの夫は小田部羊一さんです。
そのため、なつの夫のモデルは小田部羊一さんとなります。
なつの夫ではないかとされている山田陽平の実在モデルである小田部羊一さん！
そこで今回は、なつの夫のモデルである小田部羊一さんの詳細プロフィールに
ついて紹介したいと思います。
なつの夫のモデル:小田部羊一さんの詳細プロフィール
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なつの夫ではないかとされる山田陽平役の犬飼貴丈さん
なつの夫ではないかとされる山田陽平の実在モデルである小田部羊一さんは、
1936年9月15日に台湾台北市で生まれました。
1945年8月15日、終戦によって日本へ帰国し、奈良県から新潟県を経て、
茨城県日立市で暮らします。
1954年に東京芸術大学日本画科へ入学し、卒業後、1959年4月2日、東映動画
株式会社に入社。
同期には高畑勲さん、5歳下には宮崎駿さんがいました。
1971年9月10日、大塚康生さんに招かれ、新企画｢長くつ下のピッピ｣のため、
高畑勲さん、宮崎駿さんと一緒にAプロダクション(後のシンエイ動画)へ移籍します。
その後1973年には、高畑勲さん、宮崎駿さんと一緒にズイヨー映像制作部
(後の日本アニメーション)に移籍。
1974年に放映されたテレビアニメ｢アルプスの少女ハイジ｣にキャラクター
デザイナーとして参加します。
その後も小田部さんは、多くの作品に携わりましたが、1977年に、日本
アニメーションを退社し、フリーで活動を始めました。
1985年4月、東京デザイナー学院アニメーション科講師を兼任すると、同年12月、
東映動画時代に同期だった当時の任天堂株式会社情報開発部長池田宏さんから
誘いを受け、任天堂に入社し、開発アドバイザーに就任。
アニメーションのノウハウをテレビゲームに取り入れます。
ファミリーコンピュータソフト『スーパーマリオブラザーズ』において、
宮本茂さんが生み出したマリオシリーズのキャラクターデザインに更に磨きを
かけ、以降一連のシリーズにおいてキャラクターの公式イラストをデザイン
(および監修)をし続けました。
2007年に任天堂を退社すると、再びフリーでの活動を開始します。
妻のアニメーター･銅版画家の奥山玲子さんとは2人だけのスタジオ「アトリエ
羚」を主宰しており、2003年には銅版画調のアニメ『冬の日』を公開。
奥山さんが絵コンテと設計を担当してアニメーション作家としてデビューし、
小田部さんはその作品で、原画を担当されました。
奥山玲子さんとの共通ペンネームとして｢あんていろーぷ｣を使用。
その一方で、東京デザイナー学院アニメーション科や東映アニメーション研究所
で講師を務める教育者としての顔も持っています。
小田部羊一さんは2017年、病気で入院生活を送ることになりますが、
高畑勲さんから｢大丈夫、治るから｣との励ましを受け、小田部さんは言葉通りに
復帰することができました。
しかし、高畑さんは翌2018年4月に死去し、5月15日に三鷹の森ジブリ美術館で
開かれた｢お別れの会｣で小田部さんは｢納得できません。これはあべこべです｣
｢他にかけがいのないパクさん。だから戻ってほしいのです。どうか戻ってきて
ください。心からのお願いです。｣と述べて別れを惜しんだようです。
小田部羊一さんが携わった主な作品
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現在もご健在の小田部羊一さん
アニメ
・わんぱく王子の大蛇退治(1963年) – 動画
・狼少年ケン(1963年) – 作画監督･原画
・少年忍者 風のフジ丸(1964年) – 作画監督･原画
・ハッスルパンチ(1965年)- 作画監督･原画
・太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年) – 原画
・空飛ぶゆうれい船(1969年) – 作画監督
・どうぶつ宝島(1971年) – 原画
・アリババと40匹の盗賊(1971年) – 原画
・パンダコパンダ(1972年) – 作画監督(大塚康生と共同)･原画
・赤胴鈴之助(1972年) – 作画監督・原画
・パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻(1973年) – 作画監督(大塚康生と共同)・原画
・アルプスの少女ハイジ(1974年) – キャラクターデザイン･作画監督
・フランダースの犬(1975年) – 15話作画
・母をたずねて三千里(1976年) – キャラクターデザイン･作画監督
・あらいぐまラスカル(1977年) – 原画
・シートン動物記 くまの子ジャッキー(1977年)- 原画
・まんが日本絵巻(1977年-1978年)- 絵コンテ･作画
・龍の子太郎(1979年) – キャラクターデザイン･作画監督
・じゃりン子チエ(1981年) – キャラクター設定･作画監督
・名犬ジョリィ(1981年)- 作画監督･原画
・ピュア島の仲間たち(1983年) – キャラクターデザイン
・風の谷のナウシカ(1983年) – 原画
・子鹿物語(1983年-1985年) – 作画監督･原画
・オズの魔法使い(1986年-1987年) – 原画
・サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ(1986年) – キャラクターデザイン･原画
・火垂るの墓(1988年) – 原画(ノンクレジット)
・ポケットモンスターシリーズ(TV&劇場版) – アニメーション監修
・星のカービィ – アニメーション監修
ゲーム
【マリオシリーズ】
・スーパーマリオブラザーズ – 公式イラスト、キャラクター、アニメーション
映像監修
・スーパーマリオブラザーズ3 – イラスト
・スーパーマリオワールド – SPECIAL THANKS
・スーパーマリオUSA – モーションデザイン
・スーパーマリオ64 – キャラクター監修
・スーパーマリオブラザーズデラックス – イラスト
・スーパーマリオカート – イラスト
・ドンキーコング(ゲームボーイ版) – イラスト
・ヨッシーのパネポン – デザインアドバイス
・スーパーマリオRPG – キャラクターアドバイス
・マリオ&ルイージRPG – イラスト監修
・マリオ&ルイージRPG2 – イラスト監修
・ペーパーマリオRPG – キャラクター監修
・ゲームボーイギャラリー2 – イラストアドバイス
・ゲームボーイギャラリー3 – イラストアドバイス
・GAME & WATCH GALLERY 4/ADVANCE – イラスト
・マリオパーティシリーズ(『マリオパーティ7』まで) – グラフィックサポート
・マリオゴルフシリーズ – グラフィックサポート
・マリオテニスシリーズ(『マリオテニスアドバンス』まで) – グラフィックサポート
・メイド イン ワリオ – キャラクター監修
・あつまれ!!メイド イン ワリオ – キャラクター監修
・まわるメイド イン ワリオ – キャラクター監修
・さわるメイド イン ワリオ – キャラクター監修
・おどるメイド イン ワリオ – キャラクター監修
・マリオvs.ドンキーコング – 美術監修
・ぶらぶらドンキー – グラフィックサポート
・スーパープリンセスピーチ – キャラクター監修(大西洋と共同)
【ゼルダの伝説シリーズ】
・ゼルダの伝説 – プロモーションビデオ監修
・リンクの冒険 – イラスト
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース – アートワーク
・ゼルダの伝説 夢をみる島 – イラスト
【ポケットモンスターシリーズ】
・ポケモンスナップ – キャラクター監修
・ポケモンスタジアム2 – キャラクター監修
・ポケモンスタジアム金銀 – キャラクター監修
・ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜 – アニメーション監修
・ふぁみこんむかし話 遊遊記 – キャラクターデザイン
・星のカービィ – 監修
・くるくるくるりん – キャラクターデザイン
・くるりんスカッシュ! – キャラクターデザイン
・大乱闘スマッシュブラザーズDX – 監修
・黄金の太陽 開かれし封印/失われし時代 – グラフィックサポート
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ここまでが、なつの夫のモデルである小田部羊一さんの詳細プロフィールの
紹介でした。
なつの夫ではないかとされる山田陽平の実在モデルである小田部羊一さんは、
詳細プロフィールにより、誰もが知る有名な作品にたくさん関わっていたこと
に驚きましたね。
スタジオジブリで有名な宮崎駿さんや高畑勲さんと関わりがあったことにも、
びっくりです。
さらにアニメーションだけでなく、それを活かして、任天堂でも任天堂を
代表するマリオシリーズやポケモンシリーズなど、今尚、愛される作品に
携わっていたということで、小田部羊一さんはアニメーション･ゲーム業界
において、とても偉大な方ですね。
なつの実在モデルで小田部羊一さんの妻である奥山玲子さんは、2007年に
亡くなられているようですが、小田部羊一さんはまだご存命です。
朝ドラ『なつぞら』はなつの成長に従って｢北海道・十勝編｣、｢東京・新宿編｣、
「アニメーション編」が展開される予定になっています。
そして、そのアニメーション編で、小田部羊一さんは、アニメーション時代
考証を担当することが決まりました。
なつぞらの制作にも関わる小田部羊一さん。
妻の奥山玲子さんの生きた物語をオリジナルストーリーではありますが、
素晴らしいものにしてほしいと思います。
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