今回は『おちょやん』の79話(第16週)3月25日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【預かった芝居の準備金を隠した寛治】と題して16週79話をお送りします。
小暮と百合子は無事に旅立ちます。
その後で芝居の準備金が消えてしまう事件が起きてしまったのです。
誰が犯人なのかが気になりますね。
<おちょやん79話のあらすじネタバレ>
小暮と百合子を追いかけていた特高警察は目撃情報があったとして天海家を調べにやってきます。
一階を探し終えた特高たちは二階にあがって怪しんだ押し入れの中から物音が聞こえてしまったのです。
千代の叫び声を無視して押し入れをこじ開けようとする特高たち。
しかし、押し入れに隠れていたのは小暮や百合子ではなく天海家に世話になっていた寛治だったのす。
すると追いかけていた人物以外があらわれて戸惑う特高たちに向って千代が機転を効かせてひと芝居うったことでと特高警察からの難を逃れることができたのでした。
あくる日の夜明け前に木暮と百合子は天海家を後にしようとします。
ふたりの幸運を祈る千代と一平に向って木暮はかくまってくれたことへの感謝と自分たちは絶対につかまらないことを約束すると、百合子は何も言葉を発せずに千代を強く抱きしめたのです。
後ろを振り返らずに天海家から離れていく百合子の背中に向って自分が役者になるきっかけを与えてくれたことを感謝した千代。
小暮たちが去ったあとで天海家では事件がおこります。
一平が『鶴亀』の大山社長から預かって書斎に保管してあった芝居のための準備金が消えてしまっていたのです。
寛治は小暮と百合子が持ち逃げしたのだと疑いますが千代はそれを諫めて無くなってしまった金を探し始めます。
一方、一平は事態を報告するために急いで大山社長のもとを訪ねたのでした。
天海家では千代が必死になって消えてしまった金を探し回っていましたが、その姿を見ながら何故かにやにやしていた寛治が話しかけます。
寛治は無くなった300円はきっと大山社長が何とかしてくれると千代に告げたのです。
それを聞いた千代からどうして金額を知っているのかを訊かれた寛治は焦点の定まらない目つきで一平から教えてもらったと答えたのでした。
寛治の話に違和感を覚えながらもそれを信じてまた金を探し始めた千代。
すると、その時千代の目の前に金の入った封筒が放り投げられます。
封筒を投げた寛治は千代に向かって人が良すぎて馬鹿々々しくなると吐き捨てたのでした。
そして千代も一平も人が良すぎるから苛々すると告げた寛治は今まで接してきた人たちのことを明かしはじめたのです。
綺麗ごとばかりを並べる人の多くは自分のことしか考えないもので自分の父親もそうだったことを口にして積もった父親への恨みを千代に明かしたのです。
寛治は父親から役者としての才能を見限られてしまい舞台にもあげてもらえないまま雑用ばかりさせられていたのだと言います。
そして父親が死んだときに喜んだと言う寛治は千代も一平も自己満足で人助けをしているだけだと吐き捨て、自分は独りで生きていけるように早く大人になりたいのだと明かしたのでした。
警察に行こうと言う寛治を憐れむような眼差しで見つめた千代は寛治の手を引いて大山社長のもとへ向かったのです。
一平が大山社長から準備金のことで問い詰められていたところに千代が寛治を連れてあらわれます。
そして、金を隠した犯人は寛治であることを説明した千代は社長に謝るようにいいますが、金が戻ったのだからと開き直ってしまう寛治。
しかし怒った大山社長が警察に連絡しろと告げた途端に寛治はうなだれてしまいます。
すると寛治に代わって何と千代が大山社長に謝って許しを乞い始めたのです。
預かったからには寛治を守る責任があると言う千代は人生がもっと楽しいものだと教えたい、やり直す機会を与えて欲しいと訴えます。
ところが千代の様子を見ていた寛治は俄かに千代が赤の他人のためにそこまでするのは変だと激しく動揺して部屋を飛び出して行ってしまったのでした。
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