今回は『おちょやん』の24話(第5週)1月7日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん24話のあらすじネタバレ>
『山村千鳥一座』の座長である千鳥は横柄な口調で千代に迫ってきたかと思っているといきなり試験を始めます。
しかし、芝居経験が皆無同様の千代には表現力などあるはずもなく台詞の棒読みに呆れかえってしまった千鳥。
そして途中で試験を打ち切った座長は側近の座員である薮内清子に明日の時間を告げたかと思うとその場を立ち去っていってしまったのです。
ところが、残された千代に清子は余りにも以外なことを伝えます。
合格だと云う清子に一瞬は唖然としますが散々と怒鳴られても合格したと云う言で千代は自分の芝居に自信を持ってしまうのでした。
翌日になって千代は千鳥を訪ねて挨拶をすると座長からするべきことが書いてあると云う帳面を渡されます。
自分の為に座長自ら稽古をつけてくれると思い込んだ千代は一生懸命に精進することを宣言するのでした。
しかし、その後で座長の千鳥が口にした言葉でそれらがすべて千代の勘違いであることが分かります。
自分に任せられる役なんかある筈がないと座長に言われて慌てて帳面に目を落とした千代。
そこには細々とした雑用がびっしりと書かれていたため千代は自分の合格が役者ではなく雑用係だったことに気づいたのでした。
また、騙されたと心の中で呟いた千代を見透かすように辞めるなら今の内だと告げる座長の千鳥。
状況を理解して少し冷静になっていた千代は千鳥に向かって雑用係で働くことを伝えてから空き時間に稽古をつけて欲しいと頼み込んだのです。
しかし、もう一度帳面を覗き込んだ千代は余りの仕事の多さに稽古をつけてもらう時間などできる筈もないことを思い知らされます。
そうして、『山村千鳥一座』で始めた雑用係の仕事は座長の千鳥の我儘三昧に振り回されて泣きそうになりながら続けるはめになってしまった千代。
稽古場での千鳥は座員たちの練習を見ては容赦なく罵倒するばかりか物まで投げつけるありさまでした。
千代はと言えばそんな様子を横目で見ながら黙々と雑用をこなす日々が続いていて自分が稽古をつけてもらうことは一切なかったのです。
そんなある日。座長の千鳥のもとに清子がやってきて話をします。
その頃の『山村千鳥一座』は客入りが良くなくて今月での打切りを劇場から迫られていることを伝えます。
打切られてしまったら旅回りをしなければならないと清子は自分が書き上げた台本を千鳥に見せます。
その頃に巷では『正チャンの冒険』と云う漫画が流行っていて清子はそれをベースに子供から大人まで楽しめる芝居を書き上げていたのでした。
しかし、千鳥は清子の提案を一蹴して台本を投げつけます。
子供だましで客を集めるくらいだったら自分は芝居を辞めると怒り心頭の千鳥に頭を下げてひれ伏す清子。
そんな様子を見ていた千代はその場に立ち尽くすことしかできなかったのでした。
次話
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