今回は『おちょやん』の96話(第20週)4月19日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【唐突に灯子が退団を申し出た】と題して20週96話をお送りします。
『鶴亀新喜劇』の1周年記念公演の演目を決めなければならない時期に灯子が劇団を辞めると言い出して皆を驚かせます。
喜劇に救われて入団した灯子の唐突の退団の理由が気になりますね。
<おちょやん96話のあらすじネタバレ>
旗揚げとともに千之助が去ってしまった『鶴亀新喜劇』。
それから1年が過ぎた頃、一平は何も書かれていない原稿を前に苦しんでいました。
もうすぐ興行1周年を迎えようとする『鶴亀新喜劇』は好調が続いていましたが座長の一平は思うように台本が書けない状態が続いていて千代もそれを気にしていたのです。
そんなある日、稽古場に集まった劇団員たちを前にした一平は1周年記念興行について話はじめます。
トリの演目は初心に帰って旗揚げ公演で演じた『お家はんと直どん』にすると告げた一平。
劇団員たちも座長の想いを汲んでそれに同意してくれましたが、若手女優の灯子が唐突に劇団を辞めたいと言い出して皆を驚かせたのです。
灯子は自分を救ってくれた喜劇に憧れて『鶴亀新喜劇』に加わっていましたが、自分には喜劇女優は無理だったと自分の想いを明かしたのでした。
千代や他の劇団員たちも何とか思い留まらそうとしますが、稽古場から出て行ってしまった灯子。
そんな灯子を千代が追いかけようとしますが、一平がそれを制して自分があとを追いかけたのです。
一平の前でこれ以上は千代の前で芝居を続けることは出来ないとうつむく灯子。
そんな灯子に向って一平は悪いのは自分だから自ら千代にすべてを打ち明けて謝ると言い出したのです。
しかし、千代を悲しませるようなことをしたくないとそれを灯子は頑なに拒んで、自分が居なくなれば済む話だからと気丈に振舞ったのでした。
退団を申し出て肩を落とした灯子が帰宅すると家の前で優しい眼差しをした千代が家の前で帰りをまっていたのです。
そして、これからも一緒に芝居をしていこうと灯子の手を取って励ました千代。
ところが、灯子はまるで何かを振り切るかのように千代の手をほどいたかと思うと、にわかに今までに見たこともないような険しい顔になって千代の顔を見たくないと言って追い返そうとしたのでした。
そんな灯子の態度にショックを受けて天海家に帰ってきた千代に向かって一平が何かを言おうとします。
ところが千代は一平の話を遮って灯子を退団に追い込んでしまったのは自分が座長の妻として至らなかったからだと自分を責め始めてしまったのでした。
そんな千代の様子を見た一平は他に違う原因があるかも知れないとしか言えないでいるところに、顔に痣を作った寛治が天晴に抱き抱えられて家に戻ってきたのです。
驚いた千代と一平は何があったのかを聞くと、劇団員の千兵衛と喧嘩をしたことを知らされます。
始めは喧嘩の理由を中々話そうとしなかった寛治でしたが千代に問いただされてようやく口を開き始めます。
何と寛治は灯子の家から一平が出てくるのを目撃した千兵衛がふたりは怪しい仲だと好奇の目を向けたことに腹を立てて手を出してしまっていたのです。
言っていい事と悪いことがあると一平に同意を求める寛治。
それを言われて落ち着きを失った一平の様子を気にしながらも千代は座長だから座員の家に行く事もあると話を収めようとしたのでした。
さらに千代が千兵衛の早とちりだと笑い飛ばそうとしたとき、一平が突如として平謝りしはじめたのです。
何が起ったのか事情を解せない千代は思わず低い声を部屋中に響かせてしまったのでした。
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